特許ウォッチ

公開番号2025089558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025056479,2021156056
出願日2025-03-28,2021-09-24
発明の名称容器および買い物カゴ
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65D 6/18 20060101AFI20250605BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】コンパクトな形体に変化させることができ、且つ、不都合に形体が変化しない容器を実現する。
【解決手段】本開示の一態様に係る容器(1)は、底壁構成部(100)と第2側壁部(200)とを繋ぐベルト部材(300)を具備し、ベルト部材(300)は、第2側壁部(200)が底壁構成部(100)に対して伸びた状態にあるときには第2側壁部(200)が縮むことを規制し、第2側壁部(200)が底壁構成部(100)に対して縮んだ状態にあるときには第2側壁部(200)が伸びることを規制する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
略板状の底板部と当該底板部の周縁部から上方に延びる第１側壁部とを含む底壁構成部と、
筒状体をなし、前記底壁構成部に対してテレスコピック式に伸び縮みする第２側壁部と、
前記第２側壁部の伸び縮み動作を規制するベルト部材と、
を備える容器。
続きを表示（約 330 文字）【請求項２】
前記ベルト部材は、一方の端部に、前記第２側壁部に取付けられる取付部、または、前記第２側壁部に対して取り外し可能な係止部が設けられている、
請求項１に記載の容器。
【請求項３】
前記第１側壁部および前記第２側壁部の少なくとも一方には、前記ベルト部材を挿通する挿通部が設けられている、
請求項１または２に記載の容器。
【請求項４】
略板状の底板部と当該底板部の周縁部から上方に延びる第１側壁部とを含む底壁構成部と、
筒状体をなし、前記底壁構成部に対してテレスコピック式に伸び縮みする第２側壁部と、
前記第２側壁部の伸び縮み動作を規制するベルト部材と、
を備える買い物カゴ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は容器に関し、より詳細には、側壁が伸び縮みすることにより形体を変えることができる容器または買い物カゴに関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
店舗等で物品を買い物カゴに入れ、レジで当該物品の購入を済ませた後に当該買い物カゴに似た私物のカゴに移して持ち帰る場合がある。レジ袋に入れて持ち帰る方法に代わる方法の一つである。
【０００３】
例えば、特許文献１には、お店のカゴを自分（私物）のカゴの中に入れて買い物ができるようにしたエコカゴが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１０－２４１５０３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に開示されている自分用のカゴは、物品を収容していない状態でカゴのみを保管する場合および持ち運ぶ場合などに、嵩張る問題がある。
【０００６】
そこで、本開示の一態様は、物品を収容していない状態ではコンパクトな形体に変化する容器または買い物カゴであって、更には、形体が不都合に変化することがない容器または買い物カゴを実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
前記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る容器は、略板状の底板部と当該底板部の周縁部から上方に延びる第１側壁部とを含む底壁構成部と、筒状体をなし、前記底壁構成部に対してテレスコピック式に伸び縮みする第２側壁部と、前記第２側壁部の伸び縮み動作を規制するベルト部材と、を備える。
【０００８】
本開示の一態様に係る買い物カゴは、略板状の底板部と当該底板部の周縁部から上方に延びる第１側壁部とを含む底壁構成部と、筒状体をなし、前記底壁構成部に対してテレスコピック式に伸び縮みする第２側壁部と、前記第２側壁部の伸び縮み動作を規制するベルト部材と、を備える。
【発明の効果】
【０００９】
本開示の一態様によれば、物品を収容していない状態ではコンパクトな形体に変化する容器または買い物カゴであって、更には、形体が不都合に変化することがない容器または買い物カゴを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の一実施形態に係る容器が非組立状態にあるときの外観斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器が組立状態にあるときの外観斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器を構成要素ごとに分解し、容器の上部側から見た分解斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器を構成要素ごとに分解し、容器の下部側から見た分解斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器の構成要素の一つであるベルト部材を上面側から見た斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器の構成要素の一つであるベルト部材を下面側から見た斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器が組立状態にあるときの部分断面斜視図である。
本発明の一実施形態に係る容器が組立状態にあるときの容器上部にある第２側壁部の内面の一部を拡大して示した部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係る容器が組立状態にあるときの容器下部にある第１側壁部の外面の一部の部分拡大図である。
本発明の一実施形態に係る容器が組立状態にあるときの容器の部分断面図である。
本発明の一実施形態に係る容器が非組立状態にあるときの容器の部分断面図である。
図１１に示す切断線Ａ－Ａ´における容器の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許