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公開番号
2025127891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2024024884
出願日
2024-02-21
発明の名称
容器
出願人
三甲株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
21/02 20060101AFI20250826BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】フォークの衝突から荷物を守ることが可能な容器を提供する。
【解決手段】本開示の容器10は、外側容器11と、その内側に着脱可能に嵌合される内側容器30とを備える。また、外側容器11から複数の脚部15A~15Cが垂下していて、それらの相互の間がフォーク挿入空間90になっている。そして、外側容器11のうちフォーク挿入空間90への入口上部には、外側容器11の長側壁13を溝状に屈曲させてなる溝形補強部16が形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外側容器と、その内側に着脱可能に嵌合される内側容器とを備える容器であって、
前記外側容器の複数箇所から垂下し、相互の間がフォーク挿入空間になっている複数の脚部と、
前記フォーク挿入空間への入口上部に配置され、前記外側容器の側壁を溝状に屈曲させてなる溝形補強部と、を備える容器。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記外側容器及び前記内側容器には、前記外側容器同士及び前記内側容器同士を180度向きを相違させて重ねたときに互いに当接して、前記外側容器同士及び前記内側容器同士を同じ向きで重ねたときより、前記外側容器同士の間及び前記内側容器同士の間の隙間を拡げる隙間形成部が備えられている請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記内側容器の上面開口を閉塞する蓋体と、
前記内側容器に形成されて、前記外側容器の側壁の上面に重なるフランジ部と、
前記内側容器の前記フランジ部の先端から垂下して前記外側容器の側壁の上部に側方から重なる第1垂下壁と、
前記蓋体に形成されて、前記内側容器の前記フランジ部の上に重なるフランジ当接部と、
前記蓋体の前記フランジ当接部の先端から垂下して前記第1垂下壁に側方から重なる第2垂下壁と、を備える請求項1又は2に記載の容器。
【請求項4】
前記内側容器の上面開口を閉塞可能であると共に、前記外側容器を上に載置することが可能な蓋体を備え、
前記外側容器及び前記内側容器及び前記蓋体の平面形状は四角形をなし、
前記蓋体の平面形状である四角形の4辺に設けられ、前記蓋体が前記内側容器の上面開口を閉塞した状態で、前記内側容器の上面開口内に受容されて前記内側容器の内面上部に対向する複数のずれ防止突部が備えられている請求項1又は2に記載の容器。
【請求項5】
前記内側容器の底壁の一部に重ねて配置され、前記容器に収容される荷物に応じて形状が相違する複数種類の個別支持部品と、
前記内側容器に形成され、前記個別支持部品を包囲して2次元的に位置決めする位置決部と、を備える請求項1又は2に記載の容器。
【請求項6】
前記外側容器及び前記内側容器は、平面形状が第1水平方向に長い四角形をなし、
前記内側容器の上面開口を閉塞可能な平面形状が四角形の蓋体と、
前記外側容器、前記内側容器及び前記蓋体が組み付けられた3体合体状態の容器同士を同じ向きで段積みしたときに互いに干渉して段積みを妨げ、前記3体合体状態の容器同士を180度異なる向きにして段積みしたときには段積みを許容する誤段積当接部と、
前記蓋体の上部に設けられ、前記第1水平方向で横方向の中央からずれた位置で前記第1水平方向と直交する方向に貫通する上面溝と、を備える請求項1又は2に記載の容器。
【請求項7】
前記外側容器及び前記内側容器及び前記蓋体には、1対の長辺側の側壁の中央に形成され、外側が窪みかつ内側に張り出しかつ上下方向に延びる中央角溝部が設けられている請求項6に記載の容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、フォークリフトのフォークを下端部に挿入可能な容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の容器として、側壁のうち底壁より下側に延長された部分にフォーク挿入孔を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-22583号公報(請求項1、図1)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来の容器では、フォークが側壁を突き破り荷物を破損させる事態が生じ得た。これに対し、本願発明では、フォークの衝突から荷物を守ることが可能な容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の発明の一態様は、外側容器と、その内側に着脱可能に嵌合される内側容器とを備える容器であって、前記外側容器の複数箇所から垂下し、相互の間がフォーク挿入空間になっている複数の脚部と、前記フォーク挿入空間への入口上部に配置され、前記外側容器の側壁を溝状に屈曲させてなる溝形補強部と、を備える容器である。
【発明の効果】
【0006】
本開示の容器は、外側容器と、その内側に着脱可能に嵌合される内側容器とを備える。そして、外側容器から垂下する複数の脚部の相互の間がフォーク挿入空間になっていて、そこにフォークを挿入して搬送することができる。ここで、本開示の容器には、フォーク挿入空間への入口上部に、外側容器の側壁を溝状に屈曲させてなる溝形補強部が備えられているので、フォークの衝突により容器が容易に破損することが防がれる。仮に、フォークの衝突により外側容器が破損しても、内側容器によってフォークが荷物に衝突することが防がれると共に、外側容器のみを交換することで破損時の修復費用を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本開示の一実施形態の容器の分解斜視図
図2は、容器を下側から見た分解斜視図
図3Aは、容器本体の斜視図、図3Bは、個別支持部品が組み付けられた容器本体の斜視図
図4は、個別支持部品が組み付けられた容器本体の平面図
図5は、段積みされた容器の斜視図
図6Aは、容器の第2水平方向と平行な断面の側断面図、図6Bは、容器の第1水平方向と平行な断面の側断面図
図7は、容器及びその上に誤った向きで段積みされた外側容器の斜視図
図8は、外側容器同士の段積み状態の斜視図
図9は、内側容器同士の段積み状態の斜視図
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1~図9を参照して、本開示の一実施形態に係る容器10について説明する。図1に示すように、本実施形態の容器10には、外側容器11と、内側容器30と、蓋体50とが含まれる。これら外側容器11、内側容器30及び蓋体50は、樹脂の真空成形品であって、平面形状が略長方形の容器構造をなしている。そして、図3Aに示すように、外側容器11の内側に内側容器30が嵌合されて容器本体10Hとなり、図5に示すように、容器本体10Hの上に蓋体50が装着される。また、図3Bに示すように、荷物99の種類に応じて、内側容器30内に個別支持部品70が組み付けられる。
【0009】
なお、外側容器11、内側容器30及び蓋体50は、樹脂の真空成形品に限定されるものではなく、樹脂の成形品であれば、射出成形品やその他の製法による成形品であってもよい。また、本実施形態の個別支持部品70は、樹脂の射出成形品であるが、その他の製法による樹脂の成形品でもよく、さらには、例えば金属製、木製であってもよい。
【0010】
以下、容器10の平面形状である略長方形の長手方向を、図1及び図2に示すように、第1水平方向H1といい、短手方向を第2水平方向H2ということとして、容器10の各構成部品の構造について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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