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公開番号
2025142914
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-01
出願番号
2024042533
出願日
2024-03-18
発明の名称
蓋付き容器
出願人
三甲株式会社
代理人
弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類
B65D
45/20 20060101AFI20250924BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】外部の物が操作部材に引っ掛かることが起こりにくい蓋付き容器を提供する。
【解決手段】本開示技術に係る蓋付き容器1は、上方が開口している容器本体2と、その開口を閉鎖する蓋体3と、蓋体3を閉鎖状態に固定するかしないかを切り替える操作部材4とを有している。操作部材4は、固定位置と開放位置との間で移動するものである。固定位置での操作部材4は、閉鎖状態の容器本体2および蓋体3の全体としての外接面内に収まって位置し、蓋体3を閉鎖状態に固定する。開放位置での操作部材4は、容器本体2と蓋体3とのうちいずれか一方に保持され、その単独での外接面内に収まって位置し、蓋体3を閉鎖状態に固定しない。
【選択図】図14
特許請求の範囲
【請求項1】
上方が開口している容器本体と、前記容器本体の開口を閉鎖する蓋体と、前記蓋体を閉鎖状態に固定するかしないかを切り替える操作部材とを有する蓋付き容器であって、
前記操作部材は、
前記蓋体を閉鎖状態に固定する固定位置と、
前記蓋体を閉鎖状態に固定せず、前記容器本体と前記蓋体とのいずれか一方に保持される開放位置との間で移動するものであり、
前記固定位置での前記操作部材は、閉鎖状態の前記容器本体および前記蓋体の全体としての外接面内に収まって位置し、
前記開放位置での前記操作部材は、前記容器本体と前記蓋体とのうち前記操作部材を保持するものである保持体の単独での外接面内に収まって位置する蓋付き容器。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の蓋付き容器であって、
前記容器本体と前記蓋体とのうち前記保持体でない方のものに、前記固定位置での前記操作部材を収納する第1収納凹部が形成されており、
前記保持体には、前記開放位置での前記操作部材を収納する第2収納凹部が形成されており、
前記第1収納凹部は、前記操作部材を前記固定位置に保持する第1保持部を有し、
前記第2収納凹部は、前記操作部材を前記開放位置に保持する第2保持部を有する蓋付き容器。
【請求項3】
請求項2に記載の蓋付き容器であって、前記操作部材は、
前記固定位置にて前記第1保持部に保持される被保持部と、
前記開放位置での保持から解除されるときにユーザーが手を掛ける開放解除部とを有する蓋付き容器。
【請求項4】
請求項3に記載の蓋付き容器であって、
前記保持体は前記容器本体であり、
前記容器本体は、前記操作部材を回転移動可能に保持する軸受け部を有し、
前記操作部材は、前記軸受け部に保持される軸部を、前記被保持部および前記開放解除部のいずれとも別の部位に有し、
前記被保持部は、前記操作部材が前記開放位置に保持されている状態で、上方へ向かって露出した形状である蓋付き容器。
【請求項5】
請求項4に記載の蓋付き容器であって、
前記容器本体は、ユーザーが持ち上げるときに手を掛ける持ち手部を有し、
前記軸受け部は、前記持ち手部より上方の部位に設けられており、
前記軸部から前記被保持部までの前記軸部を中心とする半径方向の距離が、前記軸受け部から前記持ち手部までの上下方向の距離より長く、
前記操作部材が前記開放位置にあるときの前記被保持部と前記持ち手部との間に、ユーザーが前記持ち手部に手を差し入れることを許容するサイズの空間がある蓋付き容器。
【請求項6】
請求項5に記載の蓋付き容器であって、
前記操作部材は、
主板部と、
前記主板部に繋がっているアーム部とを有し、
前記被保持部および前記開放解除部はいずれも前記主板部に設けられており、
前記軸部は前記アーム部に設けられており、
前記操作部材が前記開放位置にあるときには、
前記アーム部は、前記軸受け部から内向きに傾斜し、
前記主板部の少なくとも一部が前記軸受け部の真下より内側寄りに位置し、
前記持ち手部は、前記第2収納凹部の外側に設けられた縦壁部である蓋付き容器。
【請求項7】
請求項2から請求項4のいずれか1つに記載の蓋付き容器であって、
前記保持体は前記容器本体であり、
前記容器本体は、ユーザーが持ち上げるときに手を掛ける持ち手部を有し、
前記第2収納凹部は、前記持ち手部より上方の部位に設けられている蓋付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示技術は、蓋付き容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の蓋付き容器として、特許文献1に記載されている「収納容器」を挙げることができる。特許文献1の容器では、蓋を固定するバックルを備えている。バックルの操作により、蓋の固定と開放とを切り替えられるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案公報第3007025号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記した従来の容器では、バックルによる蓋の固定が、ユーザーの意思と無関係に外れることがあった。また、バックルが破損することもあった。バックルが、容器本体の外形から突出して配置されているためである。このため、外部の物、例えばユーザーの手、がバックルに引っ掛かることがあった。そのことにより、バックルの状態が変わってしまうことがあった。
【0005】
本開示技術の課題とするところは、外部の物が操作部材に引っ掛かることが起こりにくい蓋付き容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示技術の一態様における蓋付き容器は、上方が開口している容器本体と、容器本体の開口を閉鎖する蓋体と、蓋体を閉鎖状態に固定するかしないかを切り替える操作部材とを有する容器であって、操作部材は、蓋体を閉鎖状態に固定する固定位置と、蓋体を閉鎖状態に固定せず、容器本体と蓋体とのいずれか一方に保持される開放位置との間で移動するものであり、固定位置での操作部材は、閉鎖状態の容器本体および蓋体の全体としての外接面内に収まって位置し、開放位置での操作部材は、容器本体と蓋体とのうち操作部材を保持するものである保持体の単独での外接面内に収まって位置する。
【0007】
上記態様における蓋付き容器では、操作部材が固定位置にあるときには、蓋体が容器本体に対して閉鎖状態に固定される。操作部材が開放位置にあるときには、容器本体の開口を開放状態にすることができる。操作部材を操作することにより、上記を切り替えることができる。操作部材は、固定位置、開放位置、いずれの位置にあるときでも、容器の外接面内に収まっている。このため、外部の物の引っ掛かりにより操作部材の位置が勝手に切り替わってしまうことが起こりにくい。
【0008】
上記態様の蓋付き容器はさらに、容器本体と蓋体とのうち保持体でない方のものに、固定位置での操作部材を収納する第1収納凹部が形成されており、保持体には、開放位置での操作部材を収納する第2収納凹部が形成されており、第1収納凹部は、操作部材を固定位置に保持する第1保持部を有し、第2収納凹部は、操作部材を開放位置に保持する第2保持部を有することができる。
【0009】
このようになっていると、固定位置での操作部材は第1収納凹部に収納される。固定位置での操作部材はさらに、第1保持部によりその位置に保持される。開放位置での操作部材は第2収納凹部に収納される。開放位置での操作部材はさらに、第2保持部によりその位置に保持される。このため操作部材は、固定位置、開放位置、いずれの位置にあるときでも、勝手にその位置から移動してしまうことはない。第1収納凹部は、容器本体と蓋体との両方に跨がって設けられていてもよい。
【0010】
第1保持部および第2保持部を有する態様の蓋付き容器はさらに、操作部材が、固定位置にて第1保持部に保持される被保持部と、開放位置での保持から解除されるときにユーザーが手を掛ける開放解除部とを有することができる。このようになっていると、固定位置での操作部材は、第1保持部と被保持部との引っ掛かりによりその位置に保持される。また、開放位置に保持されている状態では、ユーザーが開放解除部に手を掛ければ、操作部材を開放位置から移動させることができる。すなわち、第2保持部による操作部材の開放位置への保持を解除することができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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