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公開番号2025085802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-05
出願番号2025047248,2021063157
出願日2025-03-21,2021-04-01
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65D 25/20 20060101AFI20250529BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】容器を配置する場合に、容器の配置作業の作業性を高めつつ、容器の載置スペースを削減すること。
【解決手段】容器本体(12)は、矩形状の底壁部(14)と、底壁部(14)の各辺部から立ち上がる横側壁部(16)、縦側壁部(18)とを有し、容器本体(12)の上辺部側に外方向に張り出した張出部(20)が形成され、張出部(20)は、横方向又は縦方向の両側に、平面視において内方向に窪んだ凹部(20d)と、平面視において外方向に突出した凸部(20s)とをそれぞれ有し、凸部(20s)の一部は、容器本体(12)の角部を構成するとともに、前記角部は湾曲面を有している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
矩形状の底壁部、及び前記底壁部の各辺部から立ち上がる側壁部を有し、上側を開口した容器本体と、
前記容器本体の上辺側に形成され、外方向に張り出した張出部と、
を備え、
前記張出部は、横方向又は縦方向の両側に、平面視において内方向に窪んだ凹部と、平面視において外方向に突出した凸部とをそれぞれ有し、
前記凸部の一部は、
前記容器本体の角部を構成するとともに、前記角部は湾曲面を有している、
ことを特徴とする容器。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記張出部は、
前記容器本体の上辺側に形成された矩形枠状の上フランジ部を含み、
前記上フランジ部は、前記角部において前記湾曲面の一部を構成している、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記容器本体は、
前記上フランジ部から上下方向に沿って形成された複数の垂直リブを備えている、
ことを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記湾曲面は、
前記容器本体の中心を基準として回転対称に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項5】
前記容器は、
横並びに配置された前記容器の前記張出部が横方向又は縦方向に隣接する側の前記容器の前記張出部に当接又は近接すると、前記容器の前記凹部及び前記凸部が横方向又は縦方向に隣接する側の容器の前記凸部及び前記凹部にそれぞれ係合し、
前記容器同士が係合した状態から、前記横方向又は縦方向、及び上下方向に対して直交する方向に変位可能に構成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項6】
前記側壁部の外面に形成され、スタッキング状態に段積みされた下段側の容器の前記側壁部の上辺部に支持される支持部と、
前記側壁部の内面側に形成され、ネスティング状態に段積みされた上段側の容器の前記支持部を受容する受容部と、
を備え、
前記凹部及び前記凸部は、
前記支持部及び前記受容部を備えた前記側壁部に設けられ、
前記凸部の外方側端部は、前記支持部の外方側端部より外方に位置している、
ことを特徴とする請求項1に記載の容器。
【請求項7】
前記側壁部における前記受容部に対応する部位には、外方向に膨出した膨出部を備え、
前記凸部の外方側端部は、前記膨出部の外方側端部より外方に位置している、
ことを特徴とする請求項6に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を収容する容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
物流システムにおいて物品の運搬又は保管等に用いられる容器は、箱型の容器本体を備えており、容器本体の上側は、開口されている。容器本体は、矩形状の底壁部と、底壁部の各辺部から立ち上がる側壁部とを有している。また、容器は、容器本体の上辺部側に形成されかつ外方向に張り出した張出部を備えている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-31076号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年の物流システムの発展に伴い、物品の運搬等に用いられる容器の個数が増大して、横並び又は縦並びに配置される容器の載置スペースが拡大している。そのため、容器を横並び又は縦並びに配置する場合に、容器の載置スペースを削減することが急務になっている。
【0005】
そこで、本発明の一態様は、横並び又は縦並びに容器を配置する場合に、容器の配置作業の作業性を高めつつ、容器の載置スペースを削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る容器は、本発明に係る容器は、矩形状の底壁部、及び前記底壁部の各辺部から立ち上がる側壁部を有し、上側を開口した容器本体と、前記容器本体の上辺側に形成され、外方向に張り出した張出部と、を備え、前記張出部は、横方向又は縦方向の両側に、平面視において内方向に窪んだ凹部と、平面視において外方向に突出した凸部とをそれぞれ有し、前記凸部の一部は、前記容器本体の角部を構成するとともに、前記角部は湾曲面を有している。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、容器を横並び又は縦並びに配置する場合に、容器の配置作業の作業性を高めつつ、容器の載置スペースを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る容器の斜視図である。
図1に記載の容器を下側から見た斜視図である。
図1に記載の容器の平面図である。
横並びに配置された図1に記載の複数の容器の平面図であって、容器の向きを同じにした様子を示している。
横並びに配置された図1に記載の複数の容器の平面図であって、容器の向きを反転させた様子を示している。
スタッキング容器群の斜視図である。
図6におけるVII-VII線に沿った断面図である。
ネスティング容器群の斜視図である。
図8におけるIX-IX線に沿った断面図である。
横並びに配置されたスタッキング容器群とネスティング容器群を示す図である。
横並びに配置された2つの混合容器群を示す図である。
本実施形態の変形例に係る容器の斜視図である。
横並びに配置された図12に記載の複数の容器の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本願の明細書及び特許請求の範囲において、横方向とは、容器又は容器本体の横方向のことであって、水平方向の1つである。縦方向とは、容器又は容器本体の縦方向のことであって、横方向に直交する水平方向の1つである。高さ方向とは、容器又は容器本体の高さ方向のことであって、垂直方向(上下方向)のことである。外方向とは、容器又は容器本体の外側に向かう方向のことであり、内方向とは、容器又は容器本体の内側に向かう方向のことである。矩形状とは、厳密な矩形形状に限るものでなく、角部が湾曲状になっていても、全体的に矩形状である視認できる場合も含む意である。図面中、「CD」は横方向、「LD」は縦方向、「HD」は高さ方向をそれぞれ示している。
【0010】
(本実施形態)
図1から9を参照して、本実施形態に係る容器10の全体的な構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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