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公開番号2025089455
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2025049467,2021183834
出願日2025-03-25,2021-11-11
発明の名称容器
出願人三甲株式会社
代理人個人
主分類B65D 6/10 20060101AFI20250605BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】保管及び運搬を効率的に行うことのできる蓋体、及び、容器を提供する。
【解決手段】容器1は、上方に開口する略箱状の容器本体2と、容器本体2に対して着脱自在に被せられる蓋体3とを備える。蓋体3は、蓋体3同士を同じ向きとして上下に積重ねることで蓋体段積状態とすることが可能に構成される。蓋体3は、容器本体2に被せられた場合に当該容器本体2の外面に対向する対向部92を備える。対向部92には、当該対向部92の厚み方向に貫通する係止孔部103が設けられ、蓋体3が容器本体2に被せられた場合に当該容器本体2に設けられた係止突部105と係止状態とされる。蓋体3は、蓋体段積状態において他の蓋体3の対向部92を受容可能な受容凹部110を備えている。
【選択図】 図24
特許請求の範囲【請求項1】
上方に開口する略箱状の容器本体と、
前記容器本体の開口に対して被覆状態とされる蓋体と、を備える容器において、
前記蓋体は、前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体の外面に対向する対向部を備え、
前記対向部には、前記蓋体が前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体に係止可能な係止部が設けられ、
前記係止部は、前記対向部において当該対向部の厚み方向に凹む凹部又は貫通する孔部が形成されることにより構成され、
前記容器本体は、側壁部の外面側から前記容器本体の外方側に突出し、前記被覆状態において前記係止部と係止状態とされる被係止部を備え、
前記被係止部は、対応する前記側壁部を正面視した場合に上部の一部を頂部として下方に向けて横幅が次第に広がる部位を有する形状をなし、前記被係止部の上面のうち少なくとも前記容器本体の外方側の部位は、前記容器本体の外方側に向けて下方傾斜していることを特徴とする容器。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
上方に開口する略箱状の容器本体と、
前記容器本体の開口に対して被覆状態とされる蓋体と、を備える容器において、
前記蓋体は、前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体の外面に対向する対向部を備え、
前記対向部には、前記蓋体が前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体に係止可能な係止部が設けられ、
前記係止部は、前記対向部において当該対向部の厚み方向に凹む凹部又は貫通する孔部が形成されることにより構成され、
前記容器本体は、側壁部の外面側から前記容器本体の外方側に突出し、前記被覆状態において前記係止部と係止状態とされる被係止部を備え、
前記側壁部には、前記被覆状態において前記対向部の下辺部に対向する部位を含む範囲に形成され、当該対向部の裏面側への接触を図ることを許容する操作凹部が設けられ、
前記操作凹部の下縁部は、対応する前記側壁部の横幅方向における中央部が最下部となるように湾曲し、かつ、前記容器本体の外方側に向けて下方傾斜していることを特徴とする容器。
【請求項3】
前記操作凹部が設けられた前記側壁部には、前記操作凹部の下方位置において手掛け凹部が設けられ、
前記手掛け凹部の上縁部のうち前記容器本体の外方側の部位から下方に延出する折返し部が設けられ、
前記折返し部は、前記操作凹部の下縁部の湾曲に対応して、対応する前記側壁部の横幅方向における中央部が最下部となるように湾曲していることを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記操作凹部が設けられた前記側壁部の横幅方向において、前記対向部の中央部と、前記操作凹部の中央部とが同じ位置とされるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の容器。
【請求項5】
前記容器本体、及び、前記蓋体にそれぞれ内部空間が設けられ、各内部空間に断熱部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、物品を収容可能な容器本体と、蓋体と、を備える容器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、物品の運搬等に使用される容器として、上方に開口する略箱状の容器本体と、容器本体に被せられる蓋体とを備え、蓋体に対して固定具を装着し、蓋体を容器本体に被せることで、固定具の係止部が容器本体の被係止部に係止されるといった技術がある(例えば、特許文献1等参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-207958号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、容器の被覆状態の安定化を図ることが望まれている。
【0005】
本発明は、上記例示した問題点等を解決するためになされたものであって、その目的は、容器本体と、蓋体と、を備える容器において、容器の被覆状態の安定化を図ることのできる容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下、上記目的等を解決するのに適した各手段につき項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
【0007】
手段1.上方に開口する略箱状の容器本体と、
前記容器本体の開口に対して被覆状態とされる蓋体と、を備える容器において、
前記蓋体は、前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体の外面に対向する対向部を備え、
前記対向部には、前記蓋体が前記容器本体に被せられた場合に当該容器本体に係止可能な係止部が設けられ、
前記係止部は、前記対向部において当該対向部の厚み方向に凹む凹部又は貫通する孔部が形成されることにより構成され、
前記容器本体は、側壁部の外面側から前記容器本体の外方側に突出し、前記被覆状態において前記係止部と係止状態とされる被係止部を備え、
前記被係止部は、対応する前記側壁部を正面視した場合に上部の一部を頂部として下方に向けて横幅が次第に広がる部位を有する形状をなし、前記被係止部の上面のうち少なくとも前記容器本体の外方側の部位は、前記容器本体の外方側に向けて下方傾斜していることを特徴とする容器。
【0008】
手段1によれば、対向部の係止部は、凹部、又は、孔部とされることから、係止部を突状にする場合に比べ、対向部の係止部を含む厚み(蓋体の内外周方向における幅)を極力小さくすることができる。従って、受容凹部の深さを極力浅くすることが可能となり、例えば、対向部を蓋体の本体の外周面よりも外方側に突出させないようにする構成において、受容凹部を形成することにより蓋体の外周部に比較的大きな凹部が形成されて断熱性能が低下する等の事態を回避することができる。
【0009】
また、容器本体に蓋体を被せることで係止部が被係止部と係止状態とされるため、容器の被覆状態の安定化を図ることができる。
【0010】
また、容器本体に対して蓋体を被せて係止部を被係止部に係止させる際に、対向部の下辺部が被係止部に引っ掛かるといった事態を防止することができる。従って、対向部や被係止部の損傷等を抑止しつつ、蓋体を組立状態の容器本体に対して比較的スムースに被せることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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