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公開番号2025059762
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170054
出願日2023-09-29
発明の名称トレー
出願人SMC株式会社,三甲株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 19/44 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】荷物をフォークリフトにてトレーに載置可能とする技術を開示する。
【解決手段】本開示のトレー10は、上方に突出して荷物90を下方から支持可能な複数の支持台部20,30を3列に並べて備え、それら列同士の間が、荷物90の下方にフォークを挿入可能とする1対のフォーク受容部101になっている。また、1対のフォーク受容部101へのフォーク挿抜方向である第1水平方向H1で荷物90の変位を規制する第1規制突部60,61と、第1水平方向H1と直交する第2水平方向H2で荷物90の変位を規制する第2規制突部63とを備える。さらに、第1規制突部60,61には、フォーク挿抜口側で、中央列の支持台部20から上方に突出する入口側第1規制突部60と、フォーク挿抜口から離れた位置で、中央列の支持台部20から上方に突出し、入口側第1規制突部60より高い奥側第1規制突部61と、が含まれる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
上方に突出して荷物を下方から支持可能な複数の支持台部を3列に並べて備え、それら列同士の間が、前記荷物の下方にフォークを挿入可能とする1対のフォーク受容部になっているトレーであって、
前記1対のフォーク受容部へのフォーク挿抜方向である第1水平方向で前記荷物の変位を規制する第1規制突部と、
前記第1水平方向と直交する第2水平方向で前記荷物の変位を規制する第2規制突部と、を備え、
前記第1規制突部には、前記第1水平方向における前記1対のフォーク受容部へのフォーク挿抜口側で、中央列の前記支持台部から上方に突出する入口側第1規制突部と、前記フォーク挿抜口から離れた位置で、前記中央列の前記支持台部から上方に突出し、前記入口側第1規制突部より高い奥側第1規制突部と、が含まれるトレー。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
トレーのうち前記第1水平方向で互いに離れた複数位置から下方に突出し、桟構造のパレットの上面開口孔に嵌合可能な複数の嵌合突部を備え、
前記複数の支持台部は、トレーの下面に開口を有する袋構造をなし、
前記複数の嵌合突部は、トレーの上面に開口を有する袋構造をなし、前記1対のフォーク受容部における前記支持台部寄り位置に配置されている請求項1に記載のトレー。
【請求項3】
トレーの外縁部には、前記1対のフォーク受容部のフォーク挿抜口となる位置に目印が設けられている請求項1又は2に記載のトレー。
【請求項4】
前記第1規制突部又は前記第2規制突部の外側面には、上下方向に延びる縦溝部が設けられている請求項1又は2に記載のトレー。
【請求項5】
前記複数の支持台部の少なくとも1つは、トレーの下面に開口を有しかつ前記第1水平方向に延びる溝構造をなすと共に、前記第1水平方向に延びて前記荷物の下面に当接する水平な荷物載置面と、前記荷物載置面より陥没して前記支持台部の上部を前記第2水平方向に横切る横溝部とを備える請求項1又は2に記載のトレー。
【請求項6】
端部列の前記支持台部は、荷物の下面に当接する複数の支持台本体部を前記第1水平方向に分散した状態に備え、
前記第1水平方向で前記支持台本体部を挟んで並ぶ複数の貫通孔を有する請求項1又は2に記載のトレー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、荷物の水平移動を規制する規制部を有するトレーに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
この種の従来のトレーとして、荷物を受容可能な凹状の規制部を有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-41077号公報(図1、図2)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記した従来のトレーでは、荷物をフォークリフトにてトレーに載置したいという要望に応えることができなかった。そこで、本願では、荷物をフォークリフトにてトレーに載置することを可能にする技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の発明の一態様は、上方に突出して荷物を下方から支持可能な複数の支持台部を3列に並べて備え、それら列同士の間が、前記荷物の下方にフォークを挿入可能とする1対のフォーク受容部になっているトレーであって、前記1対のフォーク受容部へのフォーク挿抜方向である第1水平方向で前記荷物の変位を規制する第1規制突部と、前記第1水平方向と直交する第2水平方向で前記荷物の変位を規制する第2規制突部と、を備え、前記第1規制突部には、前記第1水平方向における前記1対のフォーク受容部へのフォーク挿抜口側で、中央列の前記支持台部から上方に突出する入口側第1規制突部と、前記フォーク挿抜口から離れた位置で、前記中央列の前記支持台部から上方に突出し、前記入口側第1規制突部より高い奥側第1規制突部と、が含まれるトレーである。
【発明の効果】
【0006】
本開示の発明の一態様のトレーは、上方に突出して荷物を下方から支持可能な3列の支持台部を備え、それら列同士の間が1対のフォーク受容部になっている。これにより、荷物を載せた1対のフォークをトレーの上方から降下し、荷物を3列の支持台部に跨がるように載せてから1対のフォークだけを1対のフォーク受容部内に下げて抜くことができる。即ち、荷物をフォークリフトにてトレーに載置することができる。そして、支持台部上に載置された荷物は、フォーク受容部へのフォーク挿抜方向である第1水平方向への変位を第1規制突部によって規制され、それと直交する第2水平方向の変位を第2規制突部によって規制される。ここで、荷物が載置される際に、1対のフォークを、先上がりの傾斜姿勢から水平姿勢に移行するチルト操作が行われる場合がある。これに対し、第1規制突部のうちフォーク挿抜口から離れた位置に配置される奥側第1規制突部は、フォーク挿抜口側に配置される入口側第1規制突部より高くなっているから、チルト操作によって荷物が支持台部上に載置されても、荷物がスムーズに奥側第1規制突部と入口側第1規制突部との間に収まる。即ち、本開示の発明の一態様のトレーによれば、トレーに荷物を載置する際のフォークリフトの操作を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
パレットとトレーと荷物の斜視図
パレットの斜視図
トレーの斜視図
トレーの下面側の斜視図
トレーの一部を拡大した斜視図
中央列の支持台部の斜視図
中央列の支持台部の側断面図
端部列の支持台部の斜視図
図9Aは、トレーを第1水平方向から見た側面図、図9Bは、トレーを第2水平方向から見た側面図
パレットとトレーと荷物を第2水平方向から見た側断面図
パレットとトレーと荷物を第1水平方向から見た側断面図
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1から図11を参照して、本開示の一実施形態のトレー10について説明する。図1には、パレット70上に重ねられたトレー10の上に1対の荷物90が載置されている状態が表されている。
【0009】
1対の荷物90は、例えば、同一のもので、全体が直方体状をなし、下端に張り出し部91を備える。張り出し部91は、例えば、横長の長方形をなし、その長辺方形の両端は荷物90全体の側面から張り出し、それらに比べて短辺方向の両端は、荷物90全体の側面から僅かに張り出している。
【0010】
図2には、パレット70が、トレー10を外された単体状態で示されている。このパレット70は、例えば、桟構造の樹脂の射出成形品であり、荷物載置面71Aを上面に備えるデッキボード71には、上下に貫通する複数の上面開口孔72が形成されている。また、デッキボード71の平面形状は、第1水平方向H1が第2水平方向H2より大きな長方形をなし、その長方形の四隅と図心と各外縁部の中央とには、デッキボード71から下方に突出する複数の桁部73が備えられている。そして、それら桁部73同士の間が、第1水平方向H1及び第2水平方向H2から1対のフォークF(図9A参照)を挿入可能なフォーク受容部74になっている。
(【0011】以降は省略されています)

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