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公開番号2025067689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177845
出願日2023-10-13
発明の名称蓋体及びこれを備えた容器
出願人三甲株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B65D 6/18 20060101AFI20250417BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】蓋体上の液体を速やかに排出する。
【解決手段】容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ第1蓋体(20)は、相対する一対の第1側辺部(201,202)と、相対する一対の第2側辺部と、を含み、前記一対の第2側辺部のうちの一方の第2側辺部から他方の第2側辺部に亘って延在する一連の凹部(24)が複数形成され、複数の凹部(24)は、それぞれ一対の第1側辺部(201,202)の対向方向(D1)において並んでいる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体であって、
相対する一対の第1側辺部と、相対する一対の第2側辺部と、を含み、
前記一対の第2側辺部のうちの一方の第2側辺部から他方の第2側辺部に亘って延在する一連の液流溝が上面に複数形成され、
前記複数の液流溝は、それぞれ前記一対の第1側辺部の対向方向において並んでいる、蓋体。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記蓋体は、複数の凹部と凸部とが前記対向方向において交互に連続した形状である凹凸形状を有し、
前記凹部は、前記液流溝を構成している、請求項1に記載の蓋体。
【請求項3】
前記蓋体の前記一方の第1側辺部側には、前記容器本体に対して回動可能に連結される蓋体軸部が設けられ、
前記蓋体軸部は、前記凸部に設けられている、請求項2に記載の蓋体。
【請求項4】
前記開口は、二つの前記蓋体により塞がれ、
各前記蓋体は、前記他方の第1側辺部側の部分であって、各前記蓋体が前記開口を閉じた状態である閉位置に位置した状態において、他方の前記蓋体が上下方向に重なる部分である重なり部を有し、
前記重なり部には、前記凹部の少なくとも一部、及び前記凸部の少なくとも一部が形成されている、請求項3に記載の蓋体。
【請求項5】
前記蓋体の全体が前記凹凸形状を成しており、
前記凹部と前記凸部とが接続する境界部分は、直線状、又は、曲線状の傾斜面である、請求項2に記載の蓋体。
【請求項6】
容器本体と、
請求項2~5のいずれか1項に記載の蓋体と、を備える容器であって、
前記容器は、上下方向に前記容器を複数積み重ねて配置する段積みが可能であり、
前記容器本体には、前記容器が段積された状態において上側の前記容器の変位を規制可能な規制突部が形成され、
前記凸部には、前記蓋体が前記開口を閉じた状態である閉位置に位置した状態にて前記規制突部が挿通される切欠き、又は挿通孔が形成されている、容器。
【請求項7】
前記蓋体の上面には、前記切欠き、又は前記挿通孔に隣接し、前記凹部の上面又は前記凸部の上面の少なくとも一部から上方に向かって突出している壁部を有する堰部が形成されている、請求項6に記載の容器。
【請求項8】
容器本体と、
請求項2~5のいずれか1項に記載の蓋体と、を備える容器であって、
前記容器は、前記蓋体が前記開口を閉じた状態である閉位置に前記蓋体を位置させた状態で、上下方向に前記容器を複数積み重ねて配置する段積みが可能であり、
前記蓋体は、前記蓋体の上面から上方に向かって突出し、前記容器が段積された状態において上側の前記容器の変位を規制可能な規制突部を有し、
前記規制突部は、前記凸部に形成されている、容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体及びこれを備えた容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、容器の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体の上面に溜まった水を、蓋体の上面に形成した溝により蓋体の外部に排出する構成が知られている。例えば、特許文献1には、蓋体の外部に水を排出するための水溜及び排水路が形成された蓋体について記載されている。水溜は、水を蓋体の外部に排出するための排出チャンネルと接続している。排水路は蓋体上に入り組んで形成され、排水路の終端は水溜に接続している。蓋体上の水は、各排水路を伝って水溜へと集められ、排出チャネルを介して蓋体の外部に排出される。これにより、蓋体上の水は自然に蓋体の外部へ排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭57-052469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、蓋体上の水を、蓋体を傾ける等して速やかに蓋体の外部に排出したい時が有る。しかしながら、特許文献1の蓋体では、排出路が入り組んで形成されている。そのため、蓋体を傾けた際に、排水路を伝って流れる水が蓋体を傾けた方向と交差する方向に延びる排水路に流れ込んでしまう、又は蓋体を傾けた方向と交差する方向に延びる排水路に水が残存してしまう可能性が有る。そのため、蓋体上の水を速やかに排出することができないという問題があった。
【0005】
本発明の一態様は、蓋体上の液体を速やかに排出することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓋体は、容器本体の上方に形成された開口を塞ぐ蓋体であって、相対する一対の第1側辺部と、相対する一対の第2側辺部と、を含み、前記一対の第2側辺部のうちの一方の第2側辺部から他方の第2側辺部に亘って延在する一連の液流溝が上面に複数形成され、前記複数の液流溝は、それぞれ前記一対の第1側辺部の対向方向において並んでいる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、蓋体上の液体を速やかに排出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る折畳み容器を上方から見た斜視図である。
図1に示す折畳み容器を下方から見た斜視図である。
蓋体を開けた状態の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
組立状態から折畳み状態への状態変化の途中の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
折畳み状態の折畳み容器を上方から見た斜視図である。
第1蓋体を上方から見た斜視図である。
図6に示す第1蓋体の他方の第2側辺部側を拡大した拡大図である。
図6に示す第1蓋体のA‐A線矢視断面図である。
図7に示す第1蓋体のB‐B線矢視断面図である。
図7に示す第1蓋体のC‐C線矢視断面図である。
第1蓋体及び第2蓋体の重なり部について説明する拡大断面図である。
複数の折畳み容器が段積みされた状態の一例を示す斜視図である。
図12の領域Rを拡大した拡大図である。
本発明の実施形態に係る第1蓋体の変形例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。なお、以下の説明において、上下方向は、折畳み容器100の底部を下方に位置させた状態の折畳み容器100の上下方向をいう。上下方向は、折畳み容器100の高さ方向でもある。
【0010】
〔折畳み容器100の概要〕
折畳み容器100は、図1に示す箱型に組立てられた状態である組立状態と、図5に示す折り畳んだ状態である折畳み状態との間で状態変化が可能な容器である。また、折畳み容器100は、図12に示すように、上下方向に複数積み重ねて配置する段積みが可能な容器である。折畳み容器100は、本発明の容器の一例である。折畳み容器100は、例えばポリプロピレンからなる樹脂製である。
(【0011】以降は省略されています)

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