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公開番号
2024135344
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023045973
出願日
2023-03-22
発明の名称
蓋体および蓋体付き容器
出願人
三甲株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
B65D
43/08 20060101AFI20240927BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】操作性を向上させた蓋体を提供する
【解決手段】蓋体(1)は、容器本体(3)の側壁部(32)の被係止部に係止可能な係止凸部(21)が設けられた垂下壁(11)と、垂下壁(11)の外面に対して所定の離間距離を有して対向配置する対向壁(12)と、垂下壁(11)と対向壁(12)とを接続する接続リブ(14)と、係止凸部(21)の被係止部に対する係止を解除する操作を行うための操作部(6)とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
底壁構成部と前記底壁構成部から上方に延びる側壁部とを備えた容器本体に対して着脱可能な蓋体であって、
前記側壁部の外面に対向する位置に形成され、前記側壁部の前記外面の被係止部に係止可能な係止凸部が設けられた垂下壁と、
前記垂下壁の外面に対して所定の離間距離を有して対向配置する内面を有した対向壁であって、前記対向壁の外面を正面視したときに前記垂下壁の下端よりも上方の位置に下端を有する対向壁と、
前記垂下壁と前記対向壁とを接続する接続リブと、
前記垂下壁と前記対向壁との間に形成された空間部と、前記対向壁とにより構成され、前記係止凸部の前記被係止部に対する係止を解除する操作を行うための操作部と、
を備える、
蓋体。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記垂下壁の下端には、前記係止凸部の形成領域を挟んで、上方に向かって切り欠かれ、前記垂下壁の内外を貫通する切り欠き部が設けられており、
前記対向壁は、前記対向壁の外面を正面視したときに、前記垂下壁における前記係止凸部の前記形成領域の少なくとも一部の上方に形成されている、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項3】
前記操作部よりも上方の位置には、前記蓋体の側方外側に向かって延設された指掛け部を備え、
前記指掛け部には、当該蓋体の側方外側に向かって昇るように傾斜する傾斜部が設けられている、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項4】
前記指掛け部の上面には、上方に突出する滑り止め部が設けられている、
請求項3に記載の蓋体。
【請求項5】
前記対向壁の前記下端の少なくとも一部は、前記対向壁の前記外面を正面視したときに、下方に向かって膨らんだ曲線形状を有するように構成されている、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項6】
請求項1~5の何れか一項に記載の蓋体と、前記容器本体とにより構成される蓋体付き容器であって、
前記容器本体は、
前記側壁部の外面から前記容器本体の側方外側に向かって突出する一対の接続部と、
前記一対の接続部を繋ぐ持ち手部と、
を備え、
前記持ち手部は、各前記接続部に隣接する端部と、当該端部同士に挟まれた中間部分とを含み、前記持ち手部は、前記側壁部の外面を正面視したときに、前記端部よりも前記中間部分が下方に位置するように湾曲した上面を有しており、
前記持ち手部は、前記蓋体を前記容器本体に装着した状態において前記蓋体の前記垂下壁の下端よりも下方の位置に形成されている、
蓋体付き容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋体および蓋体付き容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、蓋体を備えた容器が知られている。例えば、特許文献1には、蓋体の係合突条を補強板の下端縁に係合させて方形収納箱に蓋体を固定する蓋付収納ケースの蓋固定装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開平02-031859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の蓋体と収納ケースとの固定状態を解除するには、係合突条の下に指を添えた状態で係合突条を解除しなければならない。また、持ち手と係合突部とが同じ位置にあるので持ち上げた時に誤って蓋が開くおそれがあり操作性が悪い。
【0005】
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、従来よりも操作性を向上させた蓋体、および当該蓋体付きの容器の提供を実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓋体は、底壁構成部と前記底壁構成部から上方に延びる側壁部とを備えた容器本体に対して着脱可能な蓋体であって、前記側壁部の外面に対向する位置に形成され、前記側壁部の前記外面の被係止部に係止可能な係止凸部が設けられた垂下壁と、前記垂下壁の外面に対して所定の離間距離を有して対向配置する内面を有した対向壁であって、前記対向壁の外面を正面視したときに前記垂下壁の下端よりも上方の位置に下端を有する対向壁と、前記垂下壁と前記対向壁とを接続する接続リブと、前記垂下壁と前記対向壁との間に形成された空間部と、前記対向壁とにより構成され、前記係止凸部の前記被係止部に対する係止を解除する操作を行うための操作部と、を備える。
【0007】
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る蓋体付き容器は、上述の蓋体と、上述の容器本体とにより構成される蓋体付き容器であって、前記容器本体は、前記側壁部の外面から前記容器本体の側方外側に向かって突出する一対の接続部と、前記一対の接続部同士を繋ぐ持ち手部と、を備え、前記持ち手部は、各前記接続部に隣接する端部と、当該端部同士に挟まれた中間部分とを含み、前記持ち手部は、前記側壁部の外面を正面視したときに、前記端部よりも前記中間部分が下方に位置するように湾曲した上面を有しており、前記持ち手部は、前記蓋体を前記容器本体に装着した状態において前記蓋体の前記垂下壁の下端よりも下方の位置に形成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明の一態様によれば、従来よりも操作性を向上させた蓋体、および当該蓋体付きの容器の提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る蓋体付きの容器の外観斜視図である。
図1に示す蓋体付きの容器の分解図である。
図1に示す蓋体付きの容器の分解図を、図2とは異なる方向から示す図である。
図2に示す破線枠囲み部分の拡大斜視図である。
図4に示す部分を、蓋体の裏側からみた様子を示した拡大斜視図である。
図1に示す蓋体における操作部が設けられた側の外面を正面視した状態の正面図である。
図1に示す蓋体付きの容器を、蓋体における操作部が設けられた側から正面視した状態の正面図である。
図7に示す切断線A-A´における矢視断面図である。
図7に示す切断線B-B´における矢視断面図である。
本発明の他の実施形態に係る蓋体付きの容器の部分断面図である。
本発明の一変形例に係る蓋体付きの容器の部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る蓋体付きの容器の一実施形態について、図面を用いて説明する。なお、各図面には、蓋体付きの容器の底面が水平面に規定された状態において、水平面をXY平面とし、鉛直方向をZ軸に規定したXYZ系の三次元座標を併せて示している。なお、各構成要素の説明あるいは構成要素同士の位置関係を説明する場合においても、特段の事情がない限り、蓋付きの容器の底面が水平面に位置していることを前提として説明する。また、各構成要素の説明の際、容器の中心部に近い側を内(内側)と表現し、当該中心部に近づく方向を内方と表現する。反対に、当該中心部から遠い側を外(外側)と表現し、当該中心部から離れる方向を外方と表現する。また、容器の側面(後述する容器本体の側壁部)から、容器の収容スペースの径方向に中心位置から拡径する方向を「側方外側に向いて」と表現する。
(【0011】以降は省略されています)
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