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公開番号
2024122091
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029426
出願日
2023-02-28
発明の名称
情報処理装置およびその制御方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20240902BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ユーザーがHDRの画像を別のダイナミックレンジの画像とみなして確認できなくなることを抑制する。
【解決手段】本発明の情報処理装置は、OETFに関する第1の設定を行う第1の設定手段と、EOTFに関する第2の設定を行う第2の設定手段と、前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像手段と、前記現像済み画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御手段とを有し、前記記録制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記現像済み画像と前記第2の設定に対応するメタ情報とを互いに関連付けて前記記憶媒体に記録するように制御することを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定手段と、
EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定手段と、
前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像手段と、
前記現像済み画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御手段と
を有し、
前記記録制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記現像済み画像と前記第2の設定に対応するメタ情報とを互いに関連付けて前記記憶媒体に記録するように制御する
ことを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記メタ情報は、前記第2の設定に対応するEOTFと色域の少なくとも一方を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記現像済み画像を表示部に表示するように制御する表示制御手段
をさらに有し、
前記表示制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記第2の設定に対応する表示設定で前記現像済み画像を前記表示部に表示するように制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示設定は、階調変換を行うか否かの設定である
ことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記階調変換を行わずに前記現像済み画像を前記表示部に表示するように制御する
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記階調変換は、ハイダイナミックレンジの画像をスタンダードダイナミックレンジの画像に変換する処理である
ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記ハイダイナミックレンジに対応する前記第1の設定は、ITU-Rの勧告BT.2100で定義されたHLG(Hybrid Log Gamma)のOETFに対応する設定である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記現像処理は、前記第1の設定に対応する階調変換を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記ハイダイナミックレンジとは異なる前記ダイナミックレンジは、スタンダードダイナミックレンジである
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定手段と、
EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定手段と、
前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像手段と、
前記現像済み画像を表示部に表示するように制御する表示制御手段と
を有し、
前記表示制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記第2の設定に対応する表示設定で前記現像済み画像を前記表示部に表示するように制御する
ことを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置およびその制御方法に関し、特にHDR画像の撮影に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
昨今の撮像装置(例えば、昨今のデジタルカメラ)は、HDR画像を撮影することができる。HDRはHigh Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称であり、SDR(スタンダードダイナミックレンジ)よりも広いダイナミックレンジである。
【0003】
特許文献1には、HDRビデオのコンテンツを、当該コンテンツがHDRビデオであるか否かの識別情報と共に記録することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-7194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ユーザーはHDR画像を撮影し、階調変換を行わずに当該HDR画像を(そのまま)SDR画像とみなして確認および編集することがある。しかしながら、ユーザーがHDR画像をSDR画像とみなして確認および編集したくても、HDR画像をSDR画像に変換する(ダイナミックレンジをHDRからSDRに狭める)階調変換が自動で行われ、所望の確認および編集が行えなくなることがある。
【0006】
本発明は、ユーザーがHDRの画像を別のダイナミックレンジの画像とみなして確認できなくなることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の態様は、OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定手段と、EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定手段と、前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像手段と、前記現像済み画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御手段とを有し、前記記録制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記現像済み画像と前記第2の設定に対応するメタ情報とを互いに関連付けて前記記憶媒体に記録するように制御することを特徴とする情報処理装置である。
【0008】
本発明の第2の態様は、OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定手段と、EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定手段と、前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像手段と、前記現像済み画像を表示部に表示するように制御する表示制御手段とを有し、前記表示制御手段は、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記第2の設定に対応する表示設定で前
記現像済み画像を前記表示部に表示するように制御することを特徴とする情報処理装置である。
【0009】
本発明の第3の態様は、OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定ステップと、EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定ステップと、前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像ステップと、前記現像済み画像を記憶媒体に記録するように制御する記録制御ステップとを有し、前記記録制御ステップでは、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記現像済み画像と前記第2の設定に対応するメタ情報とを互いに関連付けて前記記憶媒体に記録するように制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
【0010】
本発明の第4の態様は、OETF(Opto-EIectronic Transfer Function)に関する第1の設定を行う第1の設定ステップと、EOTF(Electro-Optical Transfer Function)に関する第2の設定を行う第2の設定ステップと、前記第1の設定に従ってRAW画像に現像処理を施すことによって、現像済み画像を生成する現像ステップと、前記現像済み画像を表示部に表示するように制御する表示制御ステップとを有し、前記表示制御ステップでは、前記第1の設定がハイダイナミックレンジに対応する設定であり、前記第2の設定がハイダイナミックレンジとは異なるダイナミックレンジに対応する設定である場合に、前記第2の設定に対応する表示設定で前記現像済み画像を前記表示部に表示するように制御することを特徴とする情報処理装置の制御方法である。
(【0011】以降は省略されています)
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