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公開番号
2024122021
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-09
出願番号
2023029320
出願日
2023-02-28
発明の名称
貨幣処理システム及び貨幣処理方法
出願人
グローリー株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G07D
11/24 20190101AFI20240902BHJP(チェック装置)
要約
【課題】複数の貨幣処理装置内にある貨幣を補充又は回収する保守作業を効率よく行う。
【解決手段】貨幣処理システムを、貨幣処理を実行可能な複数の貨幣処理装置と、複数の貨幣処理装置と通信可能に接続され、各貨幣処理装置から装置内にある貨幣の種類別の在高に関する情報を取得する管理装置とによって構成する。管理装置は、複数の貨幣処理装置をグループ分けして、グループ別に、貨幣の種類別の在高を管理すると共に、グループで設定された貨幣の種類別の閾値と、貨幣処理装置内の貨幣の種類別の在高とに基づいて、各貨幣処理装置への貨幣の補充又は回収を依頼する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
貨幣処理を実行可能な複数の貨幣処理装置と、
前記複数の貨幣処理装置と通信可能に接続され、各貨幣処理装置から装置内にある貨幣の種類別の在高に関する情報を取得する管理装置と
を備え、
前記管理装置は、
前記複数の貨幣処理装置をグループ分けして、グループ別に、貨幣の種類別の在高を管理すると共に、
グループで設定された貨幣の種類別の閾値と、貨幣処理装置内の貨幣の種類別の在高とに基づいて、各貨幣処理装置への貨幣の補充又は回収を依頼する
ことを特徴とする貨幣処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記管理装置は、グループ内での貨幣の在高が前記閾値に達するまでの時間を予測して、予測時間に基づいて、依頼するタイミングを決定することを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
【請求項3】
前記管理装置は、前記予測時間と、グループ内での貨幣の補充又は回収に要する時間に基づいて設定された所定時間とに基づいて、依頼するタイミングを決定することを特徴とする請求項2に記載の貨幣処理システム。
【請求項4】
前記管理装置は、前記閾値の変更条件を記憶し、前記変更条件が満たされた場合には前記閾値を変更して、変更後の閾値に基づいて前記タイミングを決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の貨幣処理システム。
【請求項5】
前記変更条件は、グループの貨幣在高の推移が所定条件を満たす場合に、前記閾値を変更するように設定されていることを特徴とする請求項4に記載の貨幣処理システム。
【請求項6】
前記管理装置は、貨幣が補充又は回収されるグループに属する複数の貨幣処理装置のうち、貨幣を装置外へ排出させる1又は複数の貨幣処理装置と、各貨幣処理装置から排出させる貨幣の種類及び種類別貨幣量とを決定して、決定した各貨幣処理装置へ、決定した貨幣の種類及び種類別貨幣量を通知して、
前記管理装置から通知を受けた各貨幣処理装置は、通知された種類の貨幣を、通知された貨幣量分、装置外へ排出するための貨幣処理を実行する
ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
【請求項7】
前記管理装置は、貨幣が補充又は回収されるグループに属する複数の貨幣処理装置のうち、貨幣を装置内へ収納させる1又は複数の貨幣処理装置と、各貨幣処理装置に収納させる貨幣の種類及び種類別貨幣量とを決定して、決定した各貨幣処理装置へ、決定した貨幣の種類及び種類別貨幣量を通知して、
前記管理装置から通知を受けた各貨幣処理装置は、通知された種類の貨幣を、通知された貨幣量分、装置内へ収納するための貨幣処理を実行する
ことを特徴とする請求項1又は6に記載の貨幣処理システム。
【請求項8】
前記管理装置は、
貨幣が補充又は回収されるグループに属する複数の貨幣処理装置のうち、
貨幣を装置外へ排出させる1又は複数の貨幣処理装置と各貨幣処理装置から排出させる貨幣の種類及び種類別貨幣量と、貨幣を装置内へ収納させる1又は複数の貨幣処理装置と各貨幣処理装置に収納させる貨幣の種類及び種類別貨幣量とを決定して、
決定内容に関する通知を、前記タイミングに基づいて送信する
ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
【請求項9】
前記管理装置は、グループへの貨幣の補充又は回収を行う際に前記現金輸送会社が輸送する貨幣の枚数と、重量と、金額との少なくともいずれか1つを制限する上限値を記憶し、前記輸送会社が輸送する貨幣が前記上限値を超えないように、補充又は回収する貨幣の種類及び種類別貨幣量を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の貨幣処理システム。
【請求項10】
前記管理装置は、
貨幣が補充又は回収されるグループに属する複数の貨幣処理装置のうち、
貨幣を装置外へ排出させる1又は複数の貨幣処理装置と各貨幣処理装置から排出させる貨幣の種類及び種類別貨幣量と、貨幣を装置内へ収納させる1又は複数の貨幣処理装置と各貨幣処理装置に収納させる貨幣の種類及び種類別貨幣量とを決定して、
前記決定内容に基づいてグループ内での貨幣の輸送ルートを決定する、
ことを特徴とする請求項8に記載の貨幣処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、複数の貨幣処理装置内にある貨幣を管理する貨幣処理システム及び貨幣処理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、様々な場所で、貨幣を入出金することができる貨幣処理装置が利用されている。例えば、小売店では、商品を購入する客が支払う貨幣の入金と、客へ返す釣銭の出金とを行う貨幣処理装置が利用されている。貨幣処理装置は、装置内の貨幣が不足したり貨幣が満杯になったりすると、貨幣処理を実行できなくなる。貨幣処理装置内の貨幣量を適切な量に保つため、装置内で不足した貨幣を補充する補充作業や、余剰となった貨幣を回収する回収作業が行われる。特許文献1には、複数の店舗を順に回りながら、各店舗の貨幣処理装置を対象に、貨幣の補充及び回収を行うための技術が開示されている。管理装置は、各店舗の貨幣処理装置内にある貨幣の金種及び数量を管理する。例えば、複数の店舗で貨幣の回収が必要となった場合、管理装置は、複数店舗を回るルート、各店舗で回収する貨幣の情報等を含む保守計画表を自動生成する。貨幣の補充及び回収を担当する保守員は、管理装置が生成した保守計画表に基づいて、各店舗を順に回りながら保守作業を容易に進めることができる。特許文献2及び3にも、同様に、複数の店舗それぞれにある貨幣処理装置を対象として保守作業を容易に行うための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6945509号公報
特開平10-21446号公報
特開2018-26010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術では、各貨幣処理装置内にある貨幣のみを対象に貨幣の補充及び回収の要否が判定されるため、保守作業を効率よく行うことができない場合があった。例えば、同一地域にある複数の店舗や、複数の貨幣処理装置が設置されている店舗で、1つの貨幣処理装置で不足した金種の貨幣が、他の貨幣処理装置内には多く収納されている状況が起こり得る。このような場合に、保守員が、不足した金種の貨幣を店舗に配送して貨幣処理装置に補充した後、同じ金種の貨幣が他の貨幣処理装置で余剰となり、補充された貨幣と同一金種の貨幣をすぐに回収しなければならなくなる可能性がある。
【0005】
本開示は、上記従来の課題に鑑みてなされたもので、その目的の1つは、複数の貨幣処理装置内にある貨幣を管理して貨幣を補充又は回収する保守作業を効率よく行うことができる貨幣処理システム及び貨幣処理方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る貨幣処理システムは、貨幣処理を実行可能な複数の貨幣処理装置と、前記複数の貨幣処理装置と通信可能に接続され、各貨幣処理装置から装置内にある貨幣の種類別の在高に関する情報を取得する管理装置とを備える。前記管理装置は、前記複数の貨幣処理装置をグループ分けして、グループ別に、貨幣の種類別の在高を管理すると共に、各グループで設定された貨幣の種類別の閾値と、貨幣処理装置内の貨幣の種類別の在高とに基づいて、各貨幣処理装置への貨幣の補充又は回収を依頼する。
【0007】
上記構成において、前記管理装置は、グループ内での貨幣の在高が前記閾値に達するまでの時間を予測して、予測時間に基づいて、依頼するタイミングを決定してもよい。
【0008】
上記構成において、前記管理装置は、前記予測時間と、グループ内での貨幣の補充又は回収に要する時間に基づいて設定された所定時間とに基づいて、依頼するタイミングを決定してもよい。
【0009】
上記構成において、前記管理装置は、前記閾値の変更条件を記憶し、前記変更条件が満たされた場合には前記閾値を変更して、変更後の閾値に基づいて前記タイミングを決定してもよい。
【0010】
上記構成において、前記変更条件は、グループの貨幣在高の推移が所定条件を満たす場合に、前記閾値を変更するように設定されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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