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公開番号2024121499
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023028639
出願日2023-02-27
発明の名称メス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスならびにメス型端子の生産方法
出願人古河電気工業株式会社,古河AS株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H01R 13/187 20060101AFI20240830BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】オス型端子の挿入方向に関わらず共通する部品で構成され、ひいては生産性を向上できるメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスならびにメス型端子の生産方法を提供する。
【解決手段】メス型端子10は、電線3に接続される基台部20と、基台部20に取り付けられるバネ部材30とで端子本体15が設けられ、基台部20は、所定間隔を隔てて配置され、オス型端子6のブレード7が挿入可能な挿入空間15Xを形成する一対の側壁21を有し、バネ部材30は、挿入空間15Xに挿入されたブレード7に当接するアームバネ31と、アームバネ31の向きを挿入空間15Xの複数の開口15u,15tのうちのいずれかから挿入されるブレード7の挿入方向に対応させて側壁21に取付可能とするアームバネ取付部32とを有している。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
電線に接続される基台部と、
前記基台部に取り付けられるバネ部材とで端子本体が設けられ、
前記基台部は、所定間隔を隔てて配置され、オス型端子が挿入可能な挿入空間を形成する一対の側壁を有し、
前記バネ部材は、前記挿入空間に挿入された前記オス型端子に当接するアームバネと、前記アームバネの向きを前記挿入空間の複数の開口のうちのいずれかから挿入される前記オス型端子の挿入方向に対応させて前記側壁に取付可能とするアームバネ取付部とを有している
メス型端子。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
前記アームバネ取付部は、前記側壁の内面に沿設される沿設板を備え、
前記沿設板には、前記側壁との溶接部が設けられた
請求項1に記載のメス型端子。
【請求項3】
前記側壁と前記沿設板とを係合する係合片部が設けられた
請求項2に記載のメス型端子。
【請求項4】
前記側壁の二以上の端面が互いに対して交差する方向に形成され、
前記沿設板には、少なくとも一つの前記端面に対して係合する前記係合片部が設けられた
請求項3に記載のメス型端子。
【請求項5】
前記側壁の端面から離間した位置に少なくとも一つの係合穴部が設けられ、
前記沿設板には、前記係合穴部に挿入されて当該係合穴部の内周面に対して係合する前記係合片部が設けられた
請求項3に記載のメス型端子。
【請求項6】
一対の前記側壁は、一枚の金属板を折り曲げて形成されるものとされ、
前記金属板の折り曲げ部には、前記係合穴部が設けられた
請求項5に記載のメス型端子。
【請求項7】
前記折り曲げ部の内面には、曲げ線方向に沿って凹溝部が設けられた
請求項6に記載のメス型端子。
【請求項8】
前記アームバネ取付部は、前記側壁の内面に沿設される沿設板を備え、
前記側壁の内面には、前記沿設板と嵌合する嵌合部が設けられた
請求項1に記載のメス型端子。
【請求項9】
前記アームバネは、前記アームバネ取付部から延伸された支持板とされ、当該アームバネの延伸方向が前記オス型端子の挿入方向に対して平行となるように配置された
請求項1に記載のメス型端子。
【請求項10】
前記アームバネは、一対の前記側壁同士の対向方向及び前記オス型端子の挿入方向に対して垂直となる仮想線を中心に線対称となる二列で配置された
請求項9に記載のメス型端子。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、大電流が流れる電気回路のメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスならびにメス型端子の生産方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電気機器は、電動装置や電源装置をワイヤーハーネスによって接続することで電気回路を構成している。ワイヤーハーネスと電動装置ならびにワイヤーハーネスと電源装置は、それぞれに装着されたコネクタを介して互いに接続されている。
【0003】
例えば、特許文献1に示すコネクタは、コネクタハウジングにメス型端子を収容したものである。かかるメス型端子は、電線に接続される基台部と、基台部に取り付けられるバネ部材とを有しており、バネ部材には、オス型端子(詳しくはオス型端子のブレード)に当接するアームバネが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-040741号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、このようなメス型端子は、電線の延出方向に対して垂直にオス型端子が挿入される垂直接続タイプと、電線の延出方向に対して平行にオス型端子が挿入される平行接続タイプとが存在する。しかし、オス型端子の挿入方向ごとにメス型端子の形状が異なる場合、それぞれの部品を別個に生産して組み立てなければならず、メス型端子の生産性ならびにメス型端子を用いたコネクタ等の生産性が悪化するという問題があった。
【0006】
この発明は、オス型端子の挿入方向に関わらず共通する部品で構成され、ひいては生産性を向上できるメス型端子、コネクタ、端子付き電線、コネクタ付き電線及びワイヤーハーネスならびにメス型端子の生産方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、電線に接続される基台部と、前記基台部に取り付けられるバネ部材とで端子本体が設けられ、前記基台部は、所定間隔を隔てて配置され、オス型端子が挿入可能な挿入空間を形成する一対の側壁を有し、前記バネ部材は、前記挿入空間に挿入された前記オス型端子に当接するアームバネと、前記アームバネの向きを前記挿入空間の複数の開口のうちのいずれかから挿入される前記オス型端子の挿入方向に対応させて前記側壁に取付可能とするアームバネ取付部とを有しているメス型端子である。
【0008】
またこの発明は、前記メス型端子と、前記メス型端子を収容するコネクタハウジングとが備えられたコネクタ、ならびに前記メス型端子と、前記メス型端子の前記基台部に接続される前記電線とが備えられた端子付き電線であることを特徴とする。
【0009】
さらにこの発明は、前記端子付き電線と、前記端子付き電線を収容するコネクタハウジングとが備えられたコネクタ付き電線、ならびに前記端子付き電線が備えられたワイヤーハーネス、ならびに前記コネクタ付き電線が備えられたワイヤーハーネスであることを特徴とする。
【0010】
加えてこの発明は、前記基台部の素材である金属板を所定形状に切り出す第一工程と、前記所定形状に切り出された前記金属板の所定位置に前記オス型端子の挿入方向に対応させて前記バネ部材を取り付ける第二工程と、前記バネ部材が取り付けられた前記金属板の所定部分を折り曲げて前記所定間隔を隔てた一対の前記側壁を形成する第三工程とを備えたメス型端子の生産方法である。
(【0011】以降は省略されています)

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