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公開番号
2024121067
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-06
出願番号
2023027945
出願日
2023-02-27
発明の名称
検査装置、検査装置の制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B41J
29/393 20060101AFI20240830BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】 ユーザデータの読み取り結果を使用して画像診断を実行する場合、画像データコンテンツによって、診断の実行が困難な画像診断項目が存在する。
【解決手段】 記録シートに画像を印字し印刷物を生成する印刷装置と接続可能な検査装置であって、
前記印刷物の印刷設定に関する情報から画像診断処理で診断可能な項目を特定する特定手段と、前記印刷物の読み取りにより生成した読取画像と正解画像とに基づいて、前記印刷装置の不良個所を特定する第1の画像診断処理を実行する画像診断手段と、を有し、前記画像診断手段は、前記特定手段で特定した診断可能な項目について、前記第1の画像診断処理を実行し、前記診断可能な項目以外について前記第1の画像診断処理を実行しないことを特徴とする。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
記録シートに画像を印字し印刷物を生成する印刷装置と接続可能な検査装置であって、
正解画像を登録する登録手段と、
前記印刷物の印刷設定に関する情報から画像診断処理で診断可能な項目を特定する特定手段と、
前記印刷物の読み取りにより生成した読取画像と前記正解画像とに基づいて、前記印刷装置の不良個所を特定する第1の画像診断処理を実行する画像診断手段と、
を有し、
前記画像診断手段は、前記特定手段で特定した診断可能な項目について、前記第1の画像診断処理を実行し、前記診断可能な項目以外について前記第1の画像診断処理を実行しないことを特徴とする検査装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記特定手段は、前記印刷物を印字するジョブに設定された印刷設定に基づいて、前記第1の画像診断処理で診断可能な項目を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記特定手段は、前記画像に付されている属性情報に基づいて、前記第1の画像診断処理で診断可能な項目を特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項4】
前記登録手段は、前記特定手段で特定した診断可能な項目を前記正解画像と共に登録する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項5】
前記特定手段は、複数ページから成る前記印刷物の各ページに印字される画像ごとに前記診断可能な項目の特定を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項6】
前記画像が白黒画像の場合、ブラックを診断可能項目として特定し、イエロー、シアン、マゼンタは画像診断不可能と特定する
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項7】
前記正解画像と前記読取画像とに基づいて、前記印刷物の品質を検品する検品処理を行う検品手段を備え、
前記第1の画像診断処理と前記検品処理は、並行して処理が行われる
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項8】
前記検品手段は、前記正解画像と前記読取画像との比較に基づいて、前記印刷物の品質を検品する
ことを特徴とする請求項7に記載の検査装置。
【請求項9】
画面を表示する表示制御部を備え、
前記表示制御部は、画像診断の結果を前記画面に表示する際、前記診断可能な項目は画像診断結果を表示し、画像診断が不可能な項目は画像診断を行っていない旨の表示を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の検査装置。
【請求項10】
前記表示制御部は、画像診断の結果を前記画面に表示する際に、前記第1の画像診断処理を実行した日時を表示する
ことを特徴とする請求項9に記載の検査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、検査装置、検査装置の制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、印刷装置から出力される印刷物をセンサで読み取り、その読み取って得られた画像データに画像処理を施した後、元データである印刷データと比較して、印刷時の汚れや白抜け、斜行といった印刷時の不良を検出できるシステムが開発されている。
【0003】
こういった印刷時の不良は、印刷装置を長時間にわたりストレスのかかる使い方をするなどして装置内の部品が劣化することで発生するケースがある。こういったケースに対して印刷時の不良の現象を特定しやすくするために専用のチャートを印刷し、センサで読み取ることで不良の現象と発生要因を特定する画像診断機能も開発されている。専用チャートを使用した画像診断では、検査対象となる各画像診断項目を診断可能なチャートをデバイスが出力し、そのチャートの読み取り結果を基に画像診断を実行する。このような画像診断では、診断に必要なパターンが全て載ったチャートを印刷して診断を行うため、用紙やトナーなどの資材と時間が無駄になるという問題があった。特許文献1では、画像診断におけるダウンタイム削減を目的の一つとして、複数の画像診断項目のチャートパターンを少量のページに集約して印字することで、診断チャート印刷における印刷時間、用紙やトナー等の資材を削減する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-133020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一方で、画像診断機能の実現形式として、専用チャートを使用せずに、通常の印刷ジョブや検品ジョブにおける出力成果物の読み取り結果から画像診断を実施する形式も想定される。このようにユーザが投入した画像データを基に画像診断を実行する場合、画像データのコンテンツによっては画像診断を実行できない項目が存在する。例えば、モノクロの画像データの場合にはイエロー・シアン・マゼンタなどのカラーに関する印刷装置の異常を検出できず、テキストデータからは線スジや点の不良原因を検出することが難しい。
【0006】
これらの実行できない項目に対しても画像診断処理を行うことにより、余計な負荷や処理時間が発生していた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の検査装置は、記録シートに画像を印字し印刷物を生成する印刷装置と接続可能な検査装置であって、正解画像を登録する登録手段と、前記印刷物の印刷設定に関する情報から画像診断処理で診断可能な項目を特定する特定手段と、前記印刷物の読み取りにより生成した読取画像と前記正解画像とに基づいて、前記印刷装置の不良個所を特定する第1の画像診断処理を実行する画像診断手段と、を有し、前記画像診断手段は、前記特定手段で特定した診断可能な項目について、前記第1の画像診断処理を実行し、前記診断可能な項目以外について前記第1の画像診断処理を実行しないことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
診断可能な項目のみについて検査処理を実行し、診断可能な項目以外については、検査処理を実行しないことで、余計な負荷・処理時間の発生を防ぐことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷システムのハード構成の全体図
印刷システムのシステム構成のブロック図
画像形成装置の断面図
検品ジョブ結果画面のUIの例を示した図
画像診断項目の事前設定画面の例を示した図
画像診断結果画面のUIの例を示した図
実施例における検品ジョブの正解画像登録時のフローを示した図
実施例における検品・画像診断を実行のフローを示した図
【発明を実施するための形態】
【0010】
添付図面を参照して本発明の各実施例を詳しく説明する。なお、以下の実施例は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施例で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態における外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFEなどと呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
(【0011】以降は省略されています)
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