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公開番号2024121056
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023027923
出願日2023-02-27
発明の名称ワイヤハーネス
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 12/77 20110101AFI20240830BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの多極化と、コネクタの大型化抑制とを両立できるワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】ワイヤハーネス1は、棒状または筒状の挿入部52を有する複数の端子5と、挿入部を突出させた状態で複数の端子を複数の列に配列させて保持するハウジングと、を有し、配列された複数の端子が第一端子群5Aおよび第二端子群5Bを含むコネクタ2と、第一端子群の挿入部が挿入されるスルーホールと、第一端子群の挿入部に接続される印刷回路12と、を有する第一のフレキシブルプリント配線板10と、第二端子群の挿入部が挿入されるスルーホールと、第二端子群の挿入部に接続される印刷回路22と、を有する第二のフレキシブルプリント配線板20と、を備える。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
棒状または筒状の挿入部を有する複数の端子と、前記挿入部を突出させた状態で複数の前記端子を複数の列に配列させて保持するハウジングと、を有し、配列された複数の前記端子が第一端子群および第二端子群を含むコネクタと、
前記第一端子群の前記挿入部が挿入されるスルーホールと、前記第一端子群の前記挿入部に接続される印刷回路と、を有する第一のフレキシブルプリント配線板と、
前記第二端子群の前記挿入部が挿入されるスルーホールと、前記第二端子群の前記挿入部に接続される印刷回路と、を有する第二のフレキシブルプリント配線板と、
を備えることを特徴とするワイヤハーネス。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第一のフレキシブルプリント配線板の印刷回路は、前記第一端子群から第一の側に向けて延在し、
前記第二のフレキシブルプリント配線板の印刷回路は、前記第二端子群から前記第一の側とは異なる第二の側に向けて延在する
請求項1に記載のワイヤハーネス。
【請求項3】
前記第二の側は、前記第一の側とは反対側である
請求項2に記載のワイヤハーネス。
【請求項4】
前記第二端子群の前記端子は、前記第一端子群の前記端子に対して前記第二の側に配置される
請求項3に記載のワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、可撓性ケーブルに関するケーブル接続構造がある。特許文献1には、可撓性ケーブルと、ハウジングと、カバーと、カバー及びハウジングによって可撓性ケーブルとともに挟持されることで可撓性ケーブルに密着する弾性部材と、を備えるケーブル接続構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-036502号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイヤハーネスにおいて、コネクタの多極化と、コネクタの大型化抑制とを両立できることが望まれている。
【0005】
本発明の目的は、コネクタの多極化と、コネクタの大型化抑制とを両立できるワイヤハーネスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のワイヤハーネスは、棒状または筒状の挿入部を有する複数の端子と、前記挿入部を突出させた状態で複数の前記端子を複数の列に配列させて保持するハウジングと、を有し、配列された複数の前記端子が第一端子群および第二端子群を含むコネクタと、前記第一端子群の前記挿入部が挿入されるスルーホールと、前記第一端子群の前記挿入部に接続される印刷回路と、を有する第一のフレキシブルプリント配線板と、前記第二端子群の前記挿入部が挿入されるスルーホールと、前記第二端子群の前記挿入部に接続される印刷回路と、を有する第二のフレキシブルプリント配線板と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係るワイヤハーネスは、配列された複数の端子が第一端子群および第二端子群を含むコネクタと、第一端子群の挿入部が挿入されるスルーホールと、第一端子群の挿入部に接続される印刷回路と、を有する第一のフレキシブルプリント配線板と、第二端子群の挿入部が挿入されるスルーホールと、第二端子群の挿入部に接続される印刷回路と、を有する第二のフレキシブルプリント配線板と、を備える。本発明に係るワイヤハーネスによれば、コネクタの多極化と、コネクタの大型化抑制とを両立できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のワイヤハーネスおよび相手コネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成要素を示す図である。
図3は、実施形態に係るアウターハウジングの斜視図である。
図4は、実施形態に係るインナーハウジングの斜視図である。
図5は、実施形態に係る端子の斜視図である。
図6は、実施形態に係る第一のフレキシブルプリント配線板の斜視図である。
図7は、実施形態に係る第一のフレキシブルプリント配線板の印刷回路を示す斜視図である。
図8は、実施形態に係る第二のフレキシブルプリント配線板の斜視図である。
図9は、実施形態に係る第二のフレキシブルプリント配線板の印刷回路を示す斜視図である。
図10は、実施形態に係るカバーの斜視図である。
図11は、インナーハウジングを挿入する工程を示す図である。
図12は、端子を挿入する工程を示す図である。
図13は、フレキシブルプリント配線板を設置する工程を示す図である。
図14は、設置されたフレキシブルプリント配線板の平面図である。
図15は、カバーを取り付ける工程を示す図である。
図16は、配線板を折り曲げる工程を示す図である。
図17は、配線板を保持する工程を示す図である。
図18は、レバーを組み付ける工程を示す図である。
図19は、実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの図である。
図20は、実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの図である。
図21は、実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの図である。
図22は、実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの図である。
図23は、実施形態の変形例に係るワイヤハーネスの図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係るワイヤハーネスにつき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
[実施形態]
図1から図18を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、ワイヤハーネスに関する。図1は、実施形態のワイヤハーネスおよび相手コネクタを示す斜視図、図2は、実施形態に係るワイヤハーネスの構成要素を示す図、図3は、実施形態に係るアウターハウジングの斜視図、図4は、実施形態に係るインナーハウジングの斜視図、図5は、実施形態に係る端子の斜視図、図6は、実施形態に係る第一のフレキシブルプリント配線板の斜視図、図7は、実施形態に係る第一のフレキシブルプリント配線板の印刷回路を示す斜視図、図8は、実施形態に係る第二のフレキシブルプリント配線板の斜視図、図9は、実施形態に係る第二のフレキシブルプリント配線板の印刷回路を示す斜視図、図10は、実施形態に係るカバーの斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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