TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024121036
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-06
出願番号2023027881
出願日2023-02-27
発明の名称作業用車両
出願人株式会社竹内製作所
代理人弁理士法人綿貫国際特許・商標事務所
主分類E02F 9/00 20060101AFI20240830BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】工具を使用せずに位置の移動が可能な補給口を実現する。
【解決手段】作業用車両1は、車体2、3に搭載される機器の作動に必要な液体を補給するための補給口60を備え、補給口60は、液体の貯留部に連通して弾性変形可能な配管62と、配管62の上端に取付けられて開口・閉口を行う蓋機構64と、蓋機構64および配管62の位置を移動させる移動機構70とを有し、移動機構70は、車体2、3に対して回動可能に連結され、蓋機構64もしくは配管62が固定される固定部72と、固定部72に対して回動可能に連結され、操作者が把持するツマミ84が設けられた操作部74と、車体2、3に対して固定され、ツマミ84がスライド可能に挿通されてスライド範囲を規定するスライド孔86と、ロック溝87とが設けられたスライド支持部76と、を有し、ロック溝87に係脱されるロック突起80が固定部72もしくは操作部74に設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車体と、走行装置と、油圧により作動する作業装置と、を備える作業用車両であって、
前記車体に搭載される機器の作動に必要な液体を補給するための補給口を備え、
前記補給口は、前記液体の貯留部に連通して弾性変形可能な配管と、前記配管の上端に取付けられて開口・閉口を行う蓋機構と、前記蓋機構および前記蓋機構に連続する前記配管の位置を移動させる移動機構と、を有し、
前記移動機構は、
前記車体に対して回動可能に連結され、前記蓋機構もしくは前記配管が固定される固定部と、
前記固定部に対して回動可能に連結され、操作者が把持するツマミが設けられた操作部と、
前記車体に対して固定され、前記ツマミがスライド可能に挿通されてスライド範囲を規定するスライド孔と、上向きに開口するロック溝と、が設けられたスライド支持部と、を有し、
且つ、前記ロック溝に係脱されるロック突起が前記固定部もしくは前記操作部に設けられていること
を特徴とする作業用車両。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記配管は、前記液体の液面が視認可能な透明もしくは半透明の材料を用いて形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
【請求項3】
前記蓋機構および前記蓋機構に連続する前記配管は、前記車体の外側から内側へ向かって押込まれた状態で収納されており、
前記移動機構は、操作者が前記ツマミを上方へ持上げて、前記ロック突起が前記ロック溝から離脱した状態において、操作者が前記蓋機構もしくは前記蓋機構に連続する前記配管を把持して引出すことによって、または、前記配管の弾発力もしくは前記蓋機構の重心に作用する重力によって、前記蓋機構および前記蓋機構に連続する前記配管が前記車体の内側から外側に向かって移動するように、前記固定部、前記操作部、および前記スライド支持部が前記車体に対して位置決めされて取付けられていること
を特徴とする請求項1に記載の作業用車両。
【請求項4】
前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となる電動モータを備え、
前記液体は、運転室ヒータ用冷却水であり、
前記蓋機構は、配管用プラグと、前記配管用プラグが螺合されるネジ孔が設けられたプラグ固定部と、を有すること
を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の作業用車両。
【請求項5】
前記走行装置もしくは前記作業装置の駆動源となるエンジンを備え、
前記液体は、燃料およびエンジンオイルの少なくとも一方であること
を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の作業用車両。
【請求項6】
前記液体は、作動油もしくはウィンドウォッシャの少なくとも一方であること
を特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の作業用車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、油圧により作動する作業装置を備える作業用車両に関する。
続きを表示(約 990 文字)【背景技術】
【0002】
作業用車両の例として、エンジン(内燃機)によって駆動される走行装置および作業装置を備える油圧ショベル、トラックローダ等が従来より知られている。
【0003】
昨今では、従来のエンジンに代えて電動モータによって駆動される作業用車両も開発されている(特許文献1:特許第6463537号公報参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6463537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
作業用車両は、車体に搭載される機器の作動に必要な種々の液体が貯留部等に貯留され、使用される。当該液体の具体例としては、作動油や冷却水等が挙げられる。当該液体は、減少した場合や交換が必要となった場合に、補給口を介して補給される。
【0006】
駆動源がエンジンか電動モータかに関わらず、作業用車両における車体のコンパクト化は常に課題として存在する。
【0007】
特に、駆動源として電動モータを備える作業用車両の場合には、当該電動モータに加え、車体に蓄電池(大型のバッテリーセル等)が搭載される構成となる。そのため、従来のエンジンを備える作業用車両と比較して、搭載スペースの捻出が困難となり、車体が大型化してしまう課題が生じる。
【0008】
さらに、熱源となるエンジンが搭載されないため、運転室(キャビン)の暖房を行う運転室ヒータを備える場合には、ヒータコアに通流させる冷却水(運転室ヒータ用冷却水)を加熱するための液体加熱ヒータが搭載される構成となる。したがって、より一層、搭載スペースの捻出が困難となる課題が生じる。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、簡素な構成で、工具を使用せずに位置の移動が可能で、且つ、狭いスペースに収納でき、補給時に引出して液体を補給することが可能な補給口を実現し、車体のコンパクト化を図ることができる作業用車両を提供することを目的とする。
【0010】
本発明は、以下に記載するような解決手段により、前記課題を解決する。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社竹内製作所
作業用車両
17日前
大和ハウス工業株式会社
柱脚
10日前
日鉄建材株式会社
土砂捕捉柵
24日前
日鉄建材株式会社
土砂捕捉柵
24日前
株式会社高知丸高
仮締切構造体
12日前
日本ソリッド株式会社
防舷材の保護方法
18日前
大和ハウス工業株式会社
バケット
24日前
株式会社エスイー
対土石流構造物
5日前
日立建機株式会社
作業機械
17日前
日立建機株式会社
作業機械
24日前
日立建機株式会社
建設機械
25日前
住友重機械工業株式会社
作業機械
4日前
清水建設株式会社
杭圧入機
5日前
株式会社テノックス
共回り監視装置
20日前
株式会社西原鉄工所
コンクリートブロック
20日前
エバタ株式会社
地下構造物の浮上防止方法
10日前
株式会社テノックス
深層混合処理工法
20日前
西部電機株式会社
水門開閉装置
17日前
株式会社日立建機ティエラ
作業機械
24日前
株式会社日立建機ティエラ
建設機械
24日前
炎重工株式会社
桟橋及び移動体システム
24日前
C技研株式会社
切削装置
20日前
鹿島建設株式会社
運搬機構および管体の搬送方法
18日前
コベルコ建機株式会社
作業機械の制御装置
25日前
日立建機株式会社
建設機械
25日前
日立建機株式会社
建設機械
25日前
日立建機株式会社
建設機械
25日前
ヤンマーホールディングス株式会社
作業機械
25日前
ヤンマーホールディングス株式会社
建設機械
25日前
日鉄建材株式会社
梁部材の取付構造及び土砂捕捉柵
24日前
株式会社田口クリエイト
バケット
10日前
日立建機株式会社
作業車両
24日前
日立建機株式会社
作業機械
25日前
日立建機株式会社
作業機械
25日前
日立建機株式会社
作業機械
24日前
日立建機株式会社
作業車両
24日前
続きを見る