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公開番号
2024120627
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027546
出願日
2023-02-24
発明の名称
保育器
出願人
新コスモス電機株式会社
,
国立大学法人 筑波大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
A61G
11/00 20060101AFI20240829BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】保育器内の患児が、意図せず揮発性物質に暴露されてしまうことを回避する。
【解決手段】保育器(1)は、収容室(101)と、患児(X)が載置される表面(11a)を有するベッド(11)と、を備え、上側の第1空間(SP1)の空気が、下側の第2空間(SP2)に流れるように、第1空間(SP1)と第2空間(SP2)とを連通する開口部(20)が形成され、第2空間(SP2)から第1空間(SP1)への揮発性物質の移動を抑制する除去部(110)及び排出部(30)を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
患児を収容可能な収容室と、
前記患児が載置される載置面を有するベッドと、を備え、
前記載置面よりも上側の第1空間の空気が、前記載置面よりも下側の第2空間に流れるように、前記第1空間と前記第2空間とを連通する開口部が形成され、
前記第2空間に設けられ、当該第2空間から前記第1空間への揮発性物質の移動を抑制する抑制部を備えることを特徴とする保育器。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記開口部は、前記載置面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
【請求項3】
前記抑制部として、前記第2空間の空気に含まれる前記揮発性物質を除去する除去部と、前記第2空間の空気を前記保育器外に排出する排出部と、の少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
【請求項4】
前記開口部は、前記載置面の外端の近傍に形成されることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
【請求項5】
前記載置面の少なくとも一部に複数の前記開口部が形成され、
複数の前記開口部のそれぞれは、前記第1空間と前記第2空間とを連通することを特徴とする請求項1に記載の保育器。
【請求項6】
前記開口部に設けられ、当該開口部を開閉可能な開閉部と、
前記開口部の下方に設けられ、廃棄物を廃棄可能な廃棄部と、をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の保育器。
【請求項7】
前記第1空間及び前記第2空間の少なくとも一方に設けられ、前記第1空間から前記開口部を介して前記第2空間に向かう空気の流れを発生させる気流発生部をさらに備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の保育器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、保育器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
保育器は、未熟児及び新生児等の患児を保護し、診療するための医療機器である。患児は保育器内において様々な医学的介入を受ける。患児が受ける医学的介入には、採血、人工呼吸器の装着、点滴、などが挙げられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
医学的介入の一例として、保育器内の患児から採血を行ったり、患児に点滴を行ったりする場合がある。これらの医学的介入では、針を刺す部位の消毒等のためにエタノールなどのアルコールが使用され得る。エタノールなどのアルコールは揮発性を有しているため、医学的介入の度に保育器内の空気に含まれるアルコール濃度が上昇する。その結果、保育器内の患児は、意図せず揮発性物質に暴露されている可能性がある。
【0004】
揮発性物質の中には、患児の健康状態に影響を及ぼすものもある。例えば、妊娠中の飲酒によって胎児へ悪影響をもたらす(胎児エタノール症候群)ことは広く知られており、保育器内で患児が揮発性物質に暴露される状況は改善することが望ましい。
【0005】
本開示は、保育器内の患児が、意図せず揮発性物質に暴露されてしまうことを回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示の一側面に係る保育器は、患児を収容可能な収容室と、前記患児が載置される載置面を有するベッドと、を備え、前記載置面よりも上側の第1空間の空気が、前記載置面よりも下側の第2空間に流れるように、前記第1空間と前記第2空間とを連通する開口部が形成され、前記第2空間に設けられ、当該第2空間から前記第1空間への揮発性物質の移動を抑制する抑制部を備える。
【0007】
載置面よりも上側の第1空間の空気が、載置面よりも下側の第2空間に流れるように、第1空間と前記第2空間とを連通する開口部が形成される。また、第2空間には、第2空間から第1空間への揮発性物質の移動を抑制する抑制部が設けられる。これにより、保育器内の患児が、意図せず揮発性物質に暴露されてしまうことを回避することができる。
【0008】
前記開口部は、前記載置面に形成されていてもよい。開口部が、患児が載置される載置面に形成されていることにより、載置面よりも上側の第1空間の空気を、載置面よりも下側の第2空間に容易に流すことができる。
【0009】
前記保育器は、前記抑制部として、前記第2空間の空気に含まれる前記揮発性物質を除去する除去部と、前記第2空間の空気を前記保育器外に排出する排出部と、の少なくとも一方を備えてもよい。
【0010】
第2空間の空気に含まれる揮発性物質を除去する除去部が第2空間に設けられることにより、第2空間から第1空間への揮発性物質の移動を抑制することができる。また、第2空間の空気を保育器外に排出する排出部が第2空間に設けられることにより、第2空間から第1空間への揮発性物質の移動を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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