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公開番号
2024120563
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023027433
出願日
2023-02-24
発明の名称
ワークの洗浄方法および洗浄装置
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人スズエ国際特許事務所
主分類
G11B
5/127 20060101AFI20240829BHJP(情報記憶)
要約
【課題】 洗浄の品質を向上することが可能なワークの洗浄方法を提供する。
【解決手段】 第1振動体を備えるワークを洗浄する洗浄方法は、前記第1振動体をコントローラと電気的に接続し、洗浄液に前記ワークを浸漬する。前記洗浄液に前記ワークを浸漬した後、前記第1振動体を前記コントローラによって振動させ、前記ワークを洗浄する、ことを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1振動体を備えるワークを洗浄する洗浄方法であって、
前記第1振動体をコントローラと電気的に接続し、
洗浄液に前記ワークを浸漬し、
前記洗浄液に前記ワークを浸漬した後、前記第1振動体を前記コントローラによって振動させ、前記ワークを洗浄する、
ことを含む洗浄方法。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
複数の前記ワークを保持部材によって保持する、ことをさらに含む、
請求項1に記載の洗浄方法。
【請求項3】
前記洗浄液に前記ワークを浸漬した後、洗浄槽に設けられた第2振動体を振動させ、前記ワークを洗浄する、ことをさらに含む、
請求項1に記載の洗浄方法。
【請求項4】
前記第1振動体を前記ワークに取り付ける、ことをさらに含み、
前記第1振動体を前記ワークに取り付けた後、前記第1振動体を前記コントローラと電気的に接続する、
請求項1に記載の洗浄方法。
【請求項5】
前記ワークは、ディスク装置用サスペンションであり、
前記第1振動体は、前記ディスク装置用サスペンションが備える圧電素子である、
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の洗浄方法。
【請求項6】
前記ディスク装置用サスペンションは、ベースプレートと、前記ベースプレートと接続されるロードビームと、前記ロードビームに沿って設けられるフレキシャと、をさらに備え、
前記フレキシャは、前記コントローラと電気的に接続される配線端子を含むテール部と、スライダが搭載される先端部と、を有し、
前記先端部は、前記洗浄液に前記ディスク装置用サスペンションが浸漬した状態において、前記テール部よりも下方に位置する、
請求項5に記載の洗浄方法。
【請求項7】
第1振動体を備えるワークを洗浄する洗浄装置であって、
洗浄液が収容される洗浄槽と、
前記第1振動体と電気的に接続され、前記ワークが前記洗浄液に浸漬された状態において前記ワークを振動させるコントローラと、を備える、
洗浄装置。
【請求項8】
複数の前記ワークを保持する保持部材と、
前記コントローラと前記第1振動体とを電気的に接続する接続部材と、をさらに備える、
請求項7に記載の洗浄装置。
【請求項9】
前記洗浄槽に設けられ、前記ワークが前記洗浄液に浸漬された状態において前記ワークを振動させる第2振動体をさらに備える、
請求項7に記載の洗浄装置。
【請求項10】
前記ワークは、ディスク装置用サスペンションであり、
前記第1振動体は、前記ディスク装置用サスペンションが備える圧電素子である、
請求項7乃至9のいずれか1項に記載の洗浄装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワークの洗浄方法および洗浄装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
パーソナルコンピュータなどの情報処理装置には、ハードディスク装置(HDD)が使用されている。ハードディスク装置は、スピンドルを中心に回転する磁気ディスク、ピボット軸を中心に旋回するキャリッジなどを含んでいる。キャリッジのアームには、ディスク装置用サスペンション(これ以降、単にサスペンションと称す)が設けられている。
【0003】
サスペンションは、ロードビーム、ロードビームに重ねられたフレキシャなどを含んでいる。フレキシャの先端付近に形成されたジンバル部には、磁気ヘッドを構成するスライダが設けられている。
【0004】
スライダには、データの読取りあるいは書込みのアクセスを行なうための素子(トランスジューサ)が設けられている。これらのロードビーム、フレキシャ、スライダなどによって、ヘッドジンバルアセンブリが構成されている。
【0005】
サスペンションは、ディスクの高記録密度化に対応するため、小型化や高精度化がなされている。サスペンションのように小さい部材を洗浄する場合には、複数の部材をまとめて洗浄槽に投入し、洗浄するバッチ洗浄が行われる。
【0006】
例えば、特許文献1には、少なくとも1つの洗浄物を保持し、洗浄槽に浸漬される洗浄物保持具が開示される。この洗浄保持具は、前記洗浄物を配置するトレイと、このトレイの洗浄物配置面に立設され前記洗浄物の周囲を囲う囲い部材と、前記洗浄物が前記トレイから離間して離脱することを規制する離脱規制部材と、を備え、前記囲い部材に囲まれた前記洗浄物の周囲に、当該洗浄物に対して洗浄時に用いられる溶剤を流出入させる開口部を形成した、ことを特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2006-116403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上述の特許文献1を踏まえても、ワークの洗浄に関しては、未だに種々の改善の余地がある。そこで、本発明は、洗浄の品質を向上することが可能なワークの洗浄方法および洗浄装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
一実施形態に係る洗浄方法は、第1振動体を備えるワークを洗浄する洗浄方法である。前記洗浄方法は、前記第1振動体をコントローラと電気的に接続し、洗浄液に前記ワークを浸漬し、前記洗浄液に前記ワークを浸漬した後、前記第1振動体を前記コントローラによって振動させ、前記ワークを洗浄する、ことを含む。
【0010】
前記洗浄方法は、複数の前記ワークを保持部材によって保持する、ことをさらに含んでもよい。前記洗浄方法は、前記洗浄液に前記ワークを浸漬した後、洗浄槽に設けられた第2振動体を振動させ、前記ワークを洗浄する、ことをさらに含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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