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公開番号
2025004699
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104561
出願日
2023-06-26
発明の名称
アームレスト
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/75 20180101AFI20250107BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の前面衝突時にハンドレストが脱落可能となるアームレストを得る。
【解決手段】アームレスト18は、アームレスト部20、ハンドレスト部22及び支持解除機構43を備えている。支持解除機構43は、ハンドレスト部22に対して予め設定された第1閾値以上の衝撃力F1が当該ハンドレスト部22の展開方向へ向かって作用すると、支持部28における当該ハンドレスト部22の支持状態が解除されるように設定されている。例えば、ハンドレスト部22を使用している状態で、車両が前突する等して、予め設定された第1閾値以上の衝撃力F1がハンドレスト部22に作用すると支持解除機構43によりアームレスト部20に対するハンドレスト部22の支持状態が解除され、ハンドレスト部22がアームレスト部20から脱落するように設定されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シート前後方向に延びる第1アームレスト部と、
前記第1アームレスト部の前端側においてシート幅方向に沿って設けられた支持部を中心に、前記第1アームレスト部の厚さ方向に沿って当該第1アームレスト部と重なる格納位置と前記第1アームレスト部の上面に対して所定の角度を有した状態で移動が規制される展開位置との間を回動可能に支持された第2アームレスト部と、
展開された前記第2アームレスト部に対して予め設定された第1閾値以上の衝撃力が当該第2アームレスト部の展開方向へ向かって作用すると、前記支持部における当該第2アームレスト部の支持状態が解除されるように設定された支持解除機構と、
を備えたアームレスト。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記支持部は、シート幅方向の内側へ向かうにつれてシート前後方向の後方側へ向かって傾斜するように配置されている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項3】
前記支持部は、
前記第2アームレスト部側において、第2アームレスト部本体の長手方向に沿って延出された延出部の先端に設けられ、前記第2アームレスト部本体の幅方向に沿って形成された第1軸部と、
前記第1アームレスト部側に設けられ、当該第1アームレスト部の上方側に第1開口部が形成されかつ前記第1開口部を通じて前記第1軸部が挿入可能とされ当該第1軸部を支持可能な第1軸受け部と、
を含んで構成され、
前記支持解除機構は、
前記第1軸受け部における前記第1アームレスト部の前端側に設けられ、前記第1アームレスト部の幅方向の中央部において下方側へ向かって形成され、前記延出部が挿通可能な第1切欠き部と、
前記第1軸受け部の形状に沿って当該第1軸受け部内に収容され、前記第1アームレスト部の上方側に第2開口部が形成され前記第2開口部を通じて前記第1軸部が挿入されて当該第1軸部を支持し、展開された前記第2アームレスト部に対して前記衝撃力が作用すると、前記第1切欠き部を介して変形し前記延出部を回動させ前記第2開口部を通じて前記第1軸部の支持状態を解除させる弾性部材と、
を含んで構成されている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項4】
前記支持部は、
前記第2アームレスト部側に設けられた一対の脚片と、
前記一対の脚片の先端において互いに離間する方向へ突出して形成された一対の第2軸部と、
前記第1アームレスト部側に設けられ、前記一対の第2軸部がそれぞれ支持可能な第2軸受け部と、
を含んで構成され、
前記支持解除機構は、
前記第2軸受け部に形成され、前記一対の脚片の変形を許容し、展開された前記第2アームレスト部に対して前記衝撃力が作用すると、前記一対の第2軸部の支持状態を解除させる第2切欠き部を含んで構成されている請求項1に記載のアームレスト。
【請求項5】
前記支持解除機構は、
前記第1アームレスト部の前端側に設けられ、前記第1アームレスト部の上面から突出して前記第2アームレスト部の背面に当接し、車両に設けられた加速度センサの検出値が予め設定された第2閾値以上になると前記第1アームレスト部内に収容される出入部材をさらに含んで構成されている請求項3又は請求項4に記載のアームレスト。
【請求項6】
前記第2アームレスト部の位置を検知する位置検知センサが設けられ、
前記出入部材は、前記第2アームレスト部が格納位置に配置された状態では前記第1アームレスト部内に収容されるように設定されている請求項5に記載のアームレスト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アームレストに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1には、車両用シートのレスト装置に関する技術が開示されている。この先行技術では、運転席の側方に配置されるレスト装置であって、レスト装置は、基台フレームに固定された固定レスト部と、この固定レスト部を間において、運転者が手首部分を載せることができる前側のリスト位置と肘部分を載せることができる後側のアーム位置とで前後移動自在な可動レスト部と、を備えて構成されている。この可動レスト部を前後移動させることで、運転者が手首を載せることができるリスト位置と肘を載せることができるアーム位置とに変更させることができ、操作性の向上、疲労の軽減に貢献できるというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-204837号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記先行技術では、可動レスト部は、基台フレームに設けられた平行リンクを介して固定レスト部を間において前後移動とされている。つまり、レスト装置(アームレスト)は、基台フレーム、固定レスト部及び可動レスト部(ハンドレスト)が一体化された状態となっている。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両の前面衝突時(以下、「前突時」と称する)にハンドレストが脱落可能となるアームレストを得ることが目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様に係るアームレストは、シート前後方向に延びる第1アームレスト部と、前記第1アームレスト部の前端側においてシート幅方向に沿って設けられた支持部を中心に、前記第1アームレスト部の厚さ方向に沿って当該第1アームレスト部と重なる格納位置と前記第1アームレスト部の上面に対して所定の角度を有した状態で移動が規制される展開位置との間を回動可能に支持された第2アームレスト部と、展開された前記第2アームレスト部に対して予め設定された第1閾値以上の衝撃力が当該第2アームレスト部の展開方向へ向かって作用すると、前記支持部における当該第2アームレスト部の支持状態が解除されるように設定された支持解除機構と、を備えている。
【0007】
第1の態様に係るアームレストでは、第1アームレスト部、第2アームレスト部及び支持解除機構を備えている。第1アームレスト部はシート前後方向に延びている。
【0008】
また、第2アームレスト部は、第1アームレスト部の前端側に設けられシート幅方向に沿って設けられた支持部に支持されている。第2アームレスト部は、当該支持部を介して、第1アームレスト部の厚さ方向に沿って当該第1アームレスト部と重なる格納位置と当該第1アームレスト部の上面に対して所定の角度を有した状態で移動が規制される展開位置との間を回動可能とされている。
【0009】
つまり、本実施形態では、第2アームレスト部の格納位置では、第2アームレスト部は第1アームレスト部に対して厚さ方向に重なっており、乗員は第2アームレスト部の上に肘を載せることができる。
【0010】
一方、支持部を中心に第2アームレスト部を展開させると、第2アームレスト部は、その展開位置で第1アームレストの上面に対して所定の角度を有した状態で移動が規制される。この状態で、乗員は第1アームレスト部の上に肘を載せ、第2アームレスト部の上に手を載せる(いわゆるハンドレスト)ことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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