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公開番号2025010309
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-20
出願番号2024190508,2021092171
出願日2024-10-30,2021-06-01
発明の名称駐車装置
出願人日本発條株式会社,株式会社ニッパツパーキングシステムズ
代理人弁理士法人高橋・林アンドパートナーズ
主分類E04H 6/00 20060101AFI20250109BHJP(建築物)
要約【課題】速やかに駐車装置を停止させ、安全性の向上が図られた駐車装置を提供すること。
【解決手段】駐車装置は、対象物を作動するモータと、モータへの動力の供給を制御する第1の電磁接触器と、第1の電磁接触器に接続される動力供給ラインと、動力電源から動力供給ラインへの動力の供給を制御する第2の電磁接触器と、第1の電磁接触器と第2の電磁接触器との間において動力供給ラインに接続され、動力供給ラインの動力の供給を遮断する動力供給遮断スイッチと、動力供給遮断スイッチに接続される制御信号ラインと、制御信号ラインと接続し、動力供給遮断スイッチへ制御信号を送信する制御回路基板と、動力供給遮断スイッチと制御回路基板との間において制御信号ラインに接続され、制御信号ラインの制御信号を遮断する遮断回路基板と、を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
対象物を作動するモータに動力を供給する動力供給ラインに接続され、前記モータへの動力の供給を遮断可能に動作する動力供給遮断スイッチと、
前記動力供給遮断スイッチと接続され、非常停止ボタンが押されたときに前記動力供給遮断スイッチを制御する制御信号を遮断する遮断回路と、を含む、駐車装置。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記動力供給遮断スイッチが前記制御信号を受信しないとき、前記動力供給遮断スイッチが前記動力供給ラインの前記動力の供給を遮断する、請求項1に記載の駐車装置。
【請求項3】
前記遮断回路は、非常停止ボタンの第1の接点を含み、
前記非常停止ボタンが押されると前記第1の接点が開き、前記制御信号が遮断される、請求項1または請求項2に記載の駐車装置。
【請求項4】
前記第1の接点の数は、少なくとも2個以上である、請求項3に記載の駐車装置。
【請求項5】
前記遮断回路は、さらに、操作電源スイッチの第2の接点を含み、
前記操作電源スイッチの電源が切られると前記第2の接点が開き、前記制御信号が遮断される、請求項3または請求項4に記載の駐車装置。
【請求項6】
前記第1の接点と前記第2の接点は、直列に接続される、請求項5に記載の駐車装置。
【請求項7】
前記動力供給遮断スイッチは、電磁開閉器である、請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項8】
さらに、動力電源から前記動力供給ラインへの動力の供給を制御する2つの電磁接触器を含む、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の駐車装置。
【請求項9】
前記2つの電磁接触器にはサーマルリレーが設けられている、請求項8に記載の駐車装置。
【請求項10】
前記2つの電磁接触器の代わりに、2つの電磁開閉器を含む、請求項8に記載の駐車装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の一実施形態は、自動車などの車両を駐車するための駐車装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
車両の駐車装置として、パレット上に車両を載置して立体的に積み重ねて駐車させる、多段式駐車装置が知られている。多段式駐車装置では、パレットを上下方向または横方向に移動させ、入出庫口まで移動したパレットに載置されている車両を出し入れすることができる。
【0003】
このような多段式駐車装置は、パレットの移動を操作するための操作盤を有する。多段式駐車装置の利用者は、操作盤を操作してパレットの呼び出しまたは入出庫扉の開閉を行い、車両を入出庫させることができる。なお、操作盤には、安全面の観点から、利用者が駐車装置を停止することができるように、非常停止ボタンを備えることが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-159008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
操作盤の非常停止ボタンが押されると、駐車装置の制御盤は、非常停止ボタンが押されたかどうかを判定し、非常停止ボタンが押されたことを決定した場合に駐車装置を停止する。そのため、非常停止ボタンが押されてから直ちに駐車装置が停止されるわけではなく、制御盤において非常停止ボタンが押されたかどうかの判定に要する時間がある。すなわち、非常停止ボタンが押されてから駐車装置が停止するまでにはタイムラグが発生する。非常停止ボタンは非常事態で押されるところ、非常停止ボタンが押された場合には、速やかに駐車装置を停止させることが望ましく、安全性の観点からも重要である。
【0006】
本発明の一実施形態は、上記問題に鑑み、速やかに駐車装置を停止させ、安全性の向上が図られた駐車装置を提供することを目的の一つとする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一実施形態に係る駐車装置は、対象物を動作するモータと、モータへの動力の供給を制御する第1の電磁接触器と、第1の電磁接触器に接続される動力供給ラインと、動力電源から動力供給ラインへの動力の供給を制御する第2の電磁接触器と、第1の電磁接触器と第2の電磁接触器との間において動力供給ラインに接続され、動力供給ラインの動力の供給を遮断する動力供給遮断スイッチと、動力供給遮断スイッチに接続される制御信号ラインと、制御信号ラインと接続し、動力供給遮断スイッチへ制御信号を送信する制御回路基板と、動力供給遮断スイッチと制御回路基板との間において制御信号ラインに接続され、制御信号ラインの前記制御信号を遮断する遮断回路基板と、を含む、駐車装置。
【0008】
第1の電磁接触器および前記第2の電磁接触器の少なくとも一方にはサーマルリレーが設けられていてもよい。
【0009】
第2の電磁接触器の代わりに、電磁開閉器を含んでいてもよい。
【0010】
また、本発明の一実施形態に係る駐車装置は、対象物を動作するモータと、モータへの動力の供給を制御する第1の電磁接触器と、第1の電磁接触器に接続される動力供給ラインと、動力電源から動力供給ラインへ動力の供給を制御するインバータと、第1の電磁接触器とインバータとの間において動力供給ラインに接続され、動力供給ラインの動力の供給を遮断する動力供給遮断スイッチと、動力供給遮断スイッチに接続される制御信号ラインと、制御信号ラインと接続し、動力供給遮断スイッチへ制御信号を送信する制御回路基板と、動力供給遮断スイッチと制御回路基板との間において制御信号ラインに接続され、制御信号ラインの制御信号を遮断する遮断回路基板と、を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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