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公開番号2024167849
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-04
出願番号2023084213
出願日2023-05-22
発明の名称車両用シートのシートクッション
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/02 20060101AFI20241127BHJP(車両一般)
要約【課題】座面長が大きくなったときに着座者の大腿を安定した状態でサポートできる車両用シートのシートクッションを得る。
【解決手段】フレーム部材36と、フレーム部材に対して、初期位置と前端位置との間をシート前後方向に相対的に移動可能なスライド部材60、67と、スライド部材に固定され、着座者の大腿の直下に位置する平板状部を有する大腿保護部材と、を備える。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
フレーム部材と、
前記フレーム部材に対して、初期位置と前端位置との間をシート前後方向に相対的に移動可能なスライド部材と、
前記スライド部材に固定され、着座者の大腿の直下に位置する平板状部を有する大腿保護部材と、
を備える車両用シートのシートクッション。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記フレーム部材が、前縁部に後方に向かって凹む凹部が形成され、且つ、平面視でU字形のパンフレームを備え、
前記大腿保護部材が、平面視において前記凹部内に位置し、
前記パンフレームとの上面と前記大腿保護部材の上面とが同一平面上に位置する請求項1に記載の車両用シートのシートクッション。
【請求項3】
前記大腿保護部材よりシート前後方向の前方に位置し且つ前記着座者の下腿の直後に位置するように、前記スライド部材にシート左右方向に延びる回転軸回りに回転可能に支持された下腿保護部材と、
前記フレーム部材に形成された、シート左右方向に見たときに円弧形状をなす円弧溝と、
前記下腿保護部材に設けられ、前記円弧溝に移動可能に挿入され、前記スライド部材が前記初期位置と前記前端位置との間を移動するときに前記円弧溝の内部を移動するピンと、
を備える請求項1又は請求項2に記載の車両用シートのシートクッション。
【請求項4】
前記スライド部材が前記初期位置に位置するとき、前記下腿保護部材のシート上下方向の中央部と前記回転軸のシート上下方向の位置が同じであり、且つ、前記ピンが前記回転軸よりシート上下方向の上方に位置し、
前記スライド部材が前記前端位置に位置するとき、前記ピンが前記回転軸よりシート上下方向の下方に位置する請求項3に記載の車両用シートのシートクッション。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートのシートクッションに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、車両用シートが開示されている。この車両用シートのシートクッションは、フレーム部材と、フレーム部材に対して初期位置と前端位置との間をシート前後方向に相対的に移動可能なスライド部材と、スライド部材に接続された下腿保護部材と、を備える。下腿保護部材は、スライド部材の前端部よりシート前後方向の前方に位置し、且つ、車両用シートに着座した着座者の下腿の直後に位置する。
【0003】
このシートクッションに設けられた駆動装置の駆動力によってスライド部材が初期位置から前端位置側へスライドすると、シートクッションの座面長が大きくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6614027号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1のシートクッションは、スライド部材が前端位置に位置するときに、着座者の大腿を安定した状態でサポートするのが難しい。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、座面長が大きくなったときに着座者の大腿を安定した状態でサポートできる車両用シートのシートクッションを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に記載の発明に係る車両用シートのシートクッションは、フレーム部材と、前記フレーム部材に対して、初期位置と前端位置との間をシート前後方向に相対的に移動可能なスライド部材と、前記スライド部材に固定され、着座者の大腿の直下に位置する平板状部を有する大腿保護部材と、を備える。
【0008】
請求項1に記載の車両用シートのシートクッションは、フレーム部材に対して、初期位置と前端位置との間をシート前後方向に相対的に移動可能なスライド部材を備える。そのためスライド部材が初期位置から前端位置へ移動すると、シートクッションの座面長が大きくなる。さらにシートクッションは、スライド部材に固定され、着座者の大腿の直下に位置する平板状部を有する大腿保護部材を備える。従って、請求項1に記載の車両用シートのシートクッションは、座面長が大きくなったときに着座者の大腿を安定した状態でサポートできる。
【0009】
請求項2に記載の発明に係る車両用シートのシートクッションは、請求項1に記載の車両用シートのシートクッションにおいて、前記フレーム部材が、前縁部に後方に向かって凹む凹部が形成され、且つ、平面視でU字形のパンフレームを備え、前記大腿保護部材が、平面視において前記凹部内に位置し、前記パンフレームとの上面と前記大腿保護部材の上面とが同一平面上に位置する。
【0010】
請求項2に記載の車両用シートのシートクッションのフレーム部材は、前縁部に後方に向かって凹む凹部が形成された、平面視U字形のパンフレームを備える。さらに大腿保護部材が平面視において前記凹部内に位置し、パンフレームとの上面と大腿保護部材の上面とが同一平面上に位置する。従って、請求項2に記載の車両用シートのシートクッションは、スライド部材の位置に拘わらず、パンフレームと大腿保護部材によって着座者の大腿を安定した状態でサポートできる。
(【0011】以降は省略されています)

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