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公開番号2024176969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-19
出願番号2023095883
出願日2023-06-09
発明の名称車両用シート
出願人日本発條株式会社
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B60N 2/64 20060101AFI20241212BHJP(車両一般)
要約【課題】異物感を与えることなく、乗員の上半身のホールド感を向上させる。
【解決手段】車両用シート10は、シートバック20の骨格を構成するシートバックフレーム16に支持されるシートバックパッド22であって、シート幅方向中央に設けられ、乗員Hの上半身を後方から支持するメイン部24と、メイン部24のシート幅方向両側に設けられ、乗員Hの上半身を側方から支持するサイドサポート部26と、を備えるシートバックパッド22と、シートバックパッド22を覆う表皮21と、シート上下方向において、乗員Hの第7胸椎から第9胸椎に対応する位置であって、サイドサポート部26と表皮21との間の位置に設けられ、網状に形成された網状体30と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに支持されるシートバックパッドであって、
シート幅方向中央に設けられ、乗員の上半身を後方から支持するメイン部と、
前記メイン部のシート幅方向両側に設けられ、乗員の上半身を側方から支持するサイドサポート部と、を備えるシートバックパッドと、
前記シートバックパッドを覆う表皮と、
シート上下方向において、乗員の第7胸椎から第9胸椎に対応する位置であって、前記サイドサポート部と前記表皮との間の位置に設けられ、網状に形成された網状体と、
を備える車両用シート。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記シートバックパッドの前記網状体が設けられた部分には、前記シートバックパッドを貫通したパッド貫通孔が設けられ、
前記表皮の前記網状体が設けられた部分には、前記表皮の厚さ方向に貫通した表皮貫通孔が設けられている
請求項1に記載の車両用シート。
【請求項3】
前記パッド貫通孔と、前記表皮貫通孔とは、前記網状体を介して対向して設けられている
請求項2に記載の車両用シート。
【請求項4】
前記表皮は、前記網状体より通気密度が低く形成されている
請求項2又は請求項3に記載の車両用シート。
【請求項5】
前記パッド貫通孔は、空調装置に接続されている
請求項2に記載の車両用シート。
【請求項6】
前記網状体は、前記表皮及び前記シートバックパッドに接合されている
請求項1に記載の車両用シート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プラスチック製延伸フィラメントよりなる網状部材をポリウレタンフォームよりなる主体の表層部に全面的に埋込一体化して表面補強層を形成した座席用クッション体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実全昭61-170360号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車両用シートでは、異物感を与えることなく、乗員の上半身のホールド感を向上させることが好ましい。
【0005】
本発明は、異物感を与えることなく、乗員の上半身のホールド感を向上させた車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る車両用シートは、シートバックの骨格を構成するシートバックフレームに支持されるシートバックパッドであって、シート幅方向中央に設けられ、乗員の上半身を後方から支持するメイン部と、前記メイン部のシート幅方向両側に設けられ、乗員の上半身を側方から支持するサイドサポート部と、を備えるシートバックパッドと、前記シートバックパッドを覆う表皮と、シート上下方向において、乗員の第7胸椎から第9胸椎に対応する位置であって、前記サイドサポート部と前記表皮との間の位置に設けられ、網状に形成された網状体と、を備える。
【0007】
請求項1に係る車両用シートによれば、シート上下方向において、乗員の第7胸椎から第9胸椎に対応する位置であって、サイドサポート部と表皮との間の位置に設けられた網状に形成された網状体を備えることで、サイドサポート部において、乗員の第7胸椎から第9胸椎に対応するサイドサポート部の位置の硬度が、他の部分と比較して高くされる。そのため、サイドサポート部において、乗員の上半身の重心は、他の部分と比較して、硬度の高い部分で支持される。一方、サイドサポート部において、乗員の上半身の重心以外は、乗員の上半身の重心と比較して、硬度の低い部分で支持される。その結果、異物感を与えることなく、乗員の上半身のホールド感を向上させることができる。
【0008】
請求項2に係る車両用シートでは、請求項1に記載の車両用シートにおいて、前記シートバックパッドの前記網状体が設けられた部分には、前記シートバックパッドを貫通したパッド貫通孔が設けられ、前記表皮の前記網状体が設けられた部分には、前記表皮の厚さ方向に貫通した表皮貫通孔が設けられている。
【0009】
請求項2に係る車両用シートによれば、網状体が設けられた部分には、シートバックパッドを貫通したパッド貫通孔と、表皮の厚さ方向に貫通した表皮貫通孔とが設けられていることで、パッド貫通孔と、表皮貫通孔とは、網状体を介して連通することになる。そのため、乗員の脇の下付近において、表皮の外部と、シートバックパッドの内側との間の通気性が向上する。その結果、乗員の体温を効率よく調整することができる。
【0010】
請求項3に係る車両用シートでは、請求項2に記載の車両用シートにおいて、前記パッド貫通孔と、前記表皮貫通孔とは、前記網状体を介して対向して設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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