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公開番号
2024120259
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-05
出願番号
2023026930
出願日
2023-02-24
発明の名称
映像合成装置、表示装置及び表示システム
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20240829BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】入力バッファサイズの小さい「映像合成装置、表示装置及び表示システム」を提供する。
【解決手段】トリガ信号生成部113は、同期遅延検出部114が検出した第1映像と第2映像の垂直同期信号の時間差分、第1映像の垂直同期信号からタイミングをずらしたトリガ信号を、第2映像を出力する第2映像ソース機器3に出力し、第1映像と第2映像の垂直周期を同期化する。入力した第1映像は第1ラインバッファ1111に格納された後、第1映像処理部1115で画像処理が施されて合成用第1映像が生成され。第2映像は第2ラインバッファ1121に格納された後、第2映像処理部1125で画像処理が施されて合成用第2映像が生成される。合成出力部115は、合成用第1映像と合成用第2映像のラインを水平方向に並ぶように合成したラインを、表示パネル12に表示する合成映像のラインとして生成する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第1映像ソース機器が出力する第1映像と、第2映像ソース機器が出力する、前記第1映像と垂直周期の長さが等しい第2映像を、前記第1映像と前記第2映像が水平方向に並んだ合成映像に合成する映像合成装置であって、
前記第2映像ソース機器は、外部から入力したトリガ信号に前記第2映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えており、
当該映像合成装置は、
前記第1映像の垂直同期信号のタイミングと前記第2映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する遅延検出手段と、
前記遅延検出手段で検出される前記時間差が0となるようにタイミングを調整したトリガ信号を生成し前記第2映像ソース機器に出力するトリガ信号生成手段と、
前記第1映像のラインを所定容量分バッファリングする第1ラインバッファと、
前記第2映像のラインを所定容量分バッファリングする第2ラインバッファと、
第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のライン、もしくは、当該第1映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第1映像のラインとし、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のライン、もしくは、当該第2映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第2映像のラインとして、合成用第1映像のラインと合成用第2映像のラインが水平方向に並んだラインを、前記合成映像のラインとして生成する合成部とを有することを特徴とする映像合成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
第1映像ソース機器が出力する第1映像と、第2映像ソース機器が出力する、前記第1映像と垂直周期の長さが等しい第2映像を、前記第1映像と前記第2映像が水平方向に並んだ合成映像に合成し、表示パネルに表示する映像合成装置であって、
前記第1映像ソース機器は、外部から入力した第1トリガ信号に前記第1映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えており、
前記第2映像ソース機器は、外部から入力した第2トリガ信号に前記第2映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えており、
当該映像合成装置は、
前記表示パネルの表示の垂直同期信号のタイミングと、前記第1映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する第1遅延検出手段と、
前記第1遅延検出手段で検出される前記時間差が所定の時間差となるようにタイミングを調整した第1トリガ信号を生成し前記第1映像ソース機器に出力する第1トリガ信号生成手段と、
前記表示パネルの表示の垂直同期信号のタイミングと、前記第2映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する第2遅延検出手段と、
前記第2遅延検出手段で検出される前記時間差が前記所定の時間差となるようにタイミングを調整した第2トリガ信号を生成し前記第2映像ソース機器に出力する第2トリガ信号生成手段と、
前記第1映像のラインを所定容量分バッファリングする第1ラインバッファと、
前記第2映像のラインを所定容量分バッファリングする第2ラインバッファと、
第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のライン、もしくは、当該第1映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第1映像のラインとし、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のライン、もしくは、当該第2映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第2映像のラインとして、合成用第1映像のラインと合成用第2映像のラインが水平方向に並んだラインを、前記合成映像のラインとして生成する合成部とを有することを特徴とする映像合成装置。
【請求項3】
請求項1または2記載の映像合成装置であって、
第1映像処理部と第2映像処理部とを有し、
前記合成用第1映像のラインは、第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のラインに前記第1映像処理部が所定の画像処理を施したラインであって、前記合成用第2映像のラインは、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のラインに前記第2映像処理部が所定の画像処理を施したラインであることを特徴とする映像合成装置。
【請求項4】
請求項1または2記載の映像合成装置と前記表示パネルを備えたことを特徴とする表示装置。
【請求項5】
請求項4記載の表示装置と前記第1映像ソース機器と前記第2映像ソース機器とを備えたことを特徴とする表示システム。
【請求項6】
請求項5記載の表示システムであって、
当該表示システムは、自動車に搭載される車載型の表示システムであることを特徴とする表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の映像を合成する技術に関するものである。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
複数の映像を合成する技術としては、入力する2つの映像を合成して当該2つの映像が水平方向(左右方向)に並んだ映像を生成し、横長の表示パネルに表示する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、複数の映像を合成する技術としては、入力する複数の映像の各々用のフレームバッファを設け、非同期で入力する各映像を一旦フレームバッファに格納した後に、フレームバッファから同期して読み出して合成する技術が知られている(たとえば、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-292812号公報
特開2009-265319号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
入力する複数の映像のバッファにフレームバッファを用いる場合、映像毎に、少なくとも1画像フレーム分の画像データを格納できる比較的に容量の大きなメモリを備える必要がある。そして、このことが、消費電力の増大や発熱量の増加や高コスト化を招いていた。
【0005】
そこで、本発明は、入力する複数の映像のバッファ用の大容量のメモリを必要とすることなく、複数の映像を、当該複数の映像が水平方向に並んだ映像に合成することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題達成のために、本発明は、第1映像ソース機器が出力する第1映像と、第2映像ソース機器が出力する、前記第1映像と垂直周期の長さが等しい第2映像を、前記第1映像と前記第2映像が水平方向に並んだ合成映像に合成する映像合成装置を提供する。ただし、前記第2映像ソース機器は、外部から入力したトリガ信号に前記第2映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えている。
【0007】
そして、当該映像合成装置は、前記第1映像の垂直同期信号のタイミングと前記第2映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する遅延検出手段と、前記遅延検出手段で検出される前記時間差が0となるようにタイミングを調整したトリガ信号を生成し前記第2映像ソース機器に出力するトリガ信号生成手段と、前記第1映像のラインを所定容量分バッファリングする第1ラインバッファと、前記第2映像のラインを所定容量分バッファリングする第2ラインバッファと、第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のライン、もしくは、当該第1映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第1映像のラインとし、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のライン、もしくは、当該第2映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第2映像のラインとして、合成用第1映像のラインと合成用第2映像のラインが水平方向に並んだラインを、前記合成映像のラインとして生成する合成部とを備えている。
【0008】
また、前記課題達成のために、本発明は、第1映像ソース機器が出力する第1映像と、第2映像ソース機器が出力する、前記第1映像と垂直周期の長さが等しい第2映像を、前記第1映像と前記第2映像が水平方向に並んだ合成映像に合成する映像合成装置を提供する。ただし、前記第1映像ソース機器は、外部から入力した第1トリガ信号に前記第1映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えており、前記第2映像ソース機器は、外部から入力した第2トリガ信号に前記第2映像の垂直周期を同期させるトリガ機能を備えている。
【0009】
そして、当該映像合成装置は、前記表示パネルの表示の垂直同期信号のタイミングと、前記第1映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する第1遅延検出手段と、前記第1遅延検出手段で検出される前記時間差が所定の時間差となるようにタイミングを調整した第1トリガ信号を生成し前記第1映像ソース機器に出力する第1トリガ信号生成手段と、前記表示パネルの表示の垂直同期信号のタイミングと、前記第2映像の垂直同期信号のタイミングとの時間差を検出する第2遅延検出手段と、前記第2遅延検出手段で検出される前記時間差が前記所定の時間差となるようにタイミングを調整した第2トリガ信号を生成し前記第2映像ソース機器に出力する第2トリガ信号生成手段、前記第1映像のラインを所定容量分バッファリングする第1ラインバッファと、前記第2映像のラインを所定容量分バッファリングする第2ラインバッファと、第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のライン、もしくは、当該第1映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第1映像のラインとし、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のライン、もしくは、当該第2映像のラインに所定の画像処理を施したラインを合成用第2映像のラインとして、合成用第1映像のラインと合成用第2映像のラインが水平方向に並んだラインを、前記合成映像のラインとして生成する合成部とを備えている。
【0010】
ここで、これらの映像合成装置に、第1映像処理部と第2映像処理部を設け、前記合成用第1映像のラインを、第1ラインバッファから読み出された前記第1映像のラインに前記第1映像処理部が所定の画像処理を施したラインとし、前記合成用第2映像のラインを、第2ラインバッファから読み出された前記第2映像のラインに前記第2映像処理部が所定の画像処理を施したラインとしてもよい。
以上のような映像合成装置によれば、第1映像と第2映像の垂直周期が等しくなるように同期させているので、合成画像の同じラインの生成に必要となる、第1映像のラインと第2映像のラインの入力タイミングは近似したものとなる。したがって、第1映像のラインと第2映像のラインのうちの一方のラインを、当該ラインと同じ合成画像のラインの生成に必要となる他方のラインの入力まで長期間に渡って保持し続ける必要がなくなり、第1ラインバッファと第2ラインバッファの容量を小さく抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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