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公開番号2024119592
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026601
出願日2023-02-22
発明の名称感熱記録媒体、感熱記録媒体の製造方法及び医療用物品
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人,個人
主分類B41M 5/333 20060101AFI20240827BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】皮膚保護剤、油及び熱に対して優れた印字部の画像保存性を有する感熱記録媒体を提供する。
【解決手段】支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有し、前記感熱記録層が、以下の一般式(I)で表される化合物と、1,3-ジフェニル尿素とを含有する。
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(但し、式中、R1~R3は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、C1~C6のアルキル基、C1~C6のアルコキシ基、C1~C6のフルオロアルキル基を表す。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、
前記感熱記録層が、以下の一般式(I)で表される化合物と、1,3-ジフェニル尿素とを含有する感熱記録媒体。
TIFF
2024119592000018.tif
62
169
(但し、式中、R

~R

は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、C1~C6のアルキル基、C1~C6のアルコキシ基、C1~C6のフルオロアルキル基を表す。)
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記感熱記録層に非フェノール顕色剤として、以下の一般式(II)で表される顕色剤をさらに含有する請求項1に記載の感熱記録媒体。
TIFF
2024119592000019.tif
63
169
【請求項3】
前記一般式(I)で表される化合物1質量部に対し、1,3-ジフェニル尿素を0.01質量部~3.00質量部含有する請求項1に記載の感熱記録媒体。
【請求項4】
前記感熱記録層に対して前記支持体の反対側にバック層が設けられる請求項1に記載の感熱記録媒体。
【請求項5】
前記支持体と前記感熱記録層との間にアンダーコート層を有する請求項1に記載の感熱記録媒体。
【請求項6】
前記アンダーコート層は、中空粒子を含む請求項5に記載の感熱記録媒体。
【請求項7】
前記感熱記録層上に保護層を有する請求項1に記載の感熱記録媒体。
【請求項8】
支持体上に、以下の一般式(I)で表される化合物と、1,3-ジフェニル尿素とを含有する感熱記録層を形成する工程を含む感熱記録媒体の製造方法。
【請求項9】
前記支持体の前記感熱記録層を有する面とは反対側の面上にバック層を形成する工程を含む請求項8に記載の感熱記録媒体の製造方法。
【請求項10】
請求項1に記載の感熱記録媒体を有する医療用物品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、感熱記録媒体、感熱記録媒体の製造方法及び医療用物品に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
感熱記録媒体は、比較的簡単な装置で、短時間で簡易に低コストで記録できることから、例えば、生鮮食料品、弁当、惣菜用等のPOS分野、図書、文書等の複写分野;ファクシミリ等の通信分野;券売機、レシート、領収書等の発券分野;空港用手荷物タグ等の航空分野;ピルケース、ピルボトル等の医療分野等の多方面において広く使用されている。
【0003】
感熱記録媒体は、電子供与性染料(以下、ロイコ染料と称することもある)と、電子受容性顕色剤(以下、顕色剤と称することもある)とを含有している。顕色剤として、4,4'-イソプロピリデンジフェノール等のように、フェノール骨格を有するフェノール系顕色剤、フェノール骨格を有しない顕色剤(以下、「非フェノール系顕色剤」と称することがある)等がある。中でも、フェノール系顕色剤は、内分泌攪乱物質に該当する可能性があるとして使用が懸念されている。そこで、環境及び健康への配慮を図る観点から、非フェノール系顕色剤を用いた感熱記録媒体が検討されている。
【0004】
非フェノール系顕色剤を用いた感熱記録媒体として、例えば、N-フェニルウレイド-フェニル-ベンゼンスルホンアミド類を非フェノール系顕色剤として用いることで、発色性能等を良好とした感熱記録媒体が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
【0005】
また、顕色剤に、N-フェニルウレイド-フェニル-ベンゼンスルホンアミド類の他に、特定の構造を有するジフェニルスルホン架橋型化合物及び特定の構造を有するウレアウレタン化合物を併用した感熱記録媒体が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ここで、病院等の医療分野で働く従業員等は、手をアルコールで消毒した後、一般に、ハンドクリーム、ハンドローション及びハンドサニタイザー等のような皮膚保護剤で皮膚を保護して作業していることが多い。病院等で使用されるピルボトル等の医療用容器のラベルに、従来の感熱記録媒体のように、N-フェニルウレイド-フェニル-ベンゼンスルホンアミド類を感熱記録層に含む感熱記録媒体を使用した場合、発色感度は良好であるものの、従業員等の手に塗布した皮膚保護剤が感熱記録媒体に接触することで、ラベルの印字画像が退色する、という問題があった。
【0007】
本発明の一態様は、皮膚保護剤、油及び熱に対して優れた印字部の画像保存性を有すると共に、優れた発色感度を有する感熱記録媒体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、
支持体と、前記支持体上に感熱記録層とを有する感熱記録媒体であって、
前記感熱記録層が、以下の一般式(I)で表される化合物と、1,3-ジフェニル尿素とを含有する感熱記録媒体である。
【0009】
TIFF
2024119592000001.tif
62
169
(但し、式中、R

~R

は、各々独立に、水素原子、ハロゲン原子、C1~C6のアルキル基、C1~C6のアルコキシ基、C1~C6のフルオロアルキル基を表す。)
【発明の効果】
【0010】
本発明の一態様によれば、皮膚保護剤、油及び熱に対して優れた印字部の画像保存性を有すると共に、優れた発色感度を有する感熱記録媒体を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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