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公開番号2024119401
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-03
出願番号2023026272
出願日2023-02-22
発明の名称ノズル
出願人住化農業資材株式会社
代理人弁理士法人藤本パートナーズ
主分類B05B 1/04 20060101AFI20240827BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】液体の散布距離を抑えたノズルを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、液体を外部に放出するスリット42、及び第一方向に延びてスリット42と連通し且つ該スリット42まで液体を案内する内部流路5、を有するノズル本体を備え、スリット42は、第一方向を幅方向とし且つ該第一方向と直交する面方向に沿って広がり、スリット42の幅は、内部流路5における該スリット42との連通位置での面方向の大きさより小さい、ことを特徴とする。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
液体を外部に放出するスリット、及び所定方向である第一方向に延びて前記スリットと連通し且つ該スリットまで前記液体を案内する内部流路、を有するノズル本体を備え、
前記スリットは、前記第一方向を幅方向とし且つ該第一方向と直交する面方向に沿って広がり、
前記スリットの幅は、前記内部流路における該スリットとの連通位置での前記面方向の大きさより小さい、ノズル。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記内部流路は、前記連通位置から上流側に向けて前記第一方向に直線状に延びる直管部を有する、請求項1に記載のノズル。
【請求項3】
前記ノズル本体は、前記第一方向に延びる柱状であり、
前記直管部は、前記第一方向と直交する第二方向から見て、前記ノズル本体における前記第一方向及び前記第二方向のそれぞれと直交する第三方向の中心位置より該第三方向の一方側に寄った位置に配置され、
前記スリットは、前記第一方向から見て、前記第二方向に延び且つ前記連通位置の前記内部流路を通る仮想線から前記第三方向の他方側に広がる、請求項2に記載のノズル。
【請求項4】
前記ノズル本体は、樹脂製であり、外周面における少なくとも前記第一方向の前記直管部と対応する範囲で且つ前記第二方向から見て前記第三方向の前記直管部より他方側の範囲に、該ノズル本体の内側に向けて凹む少なくとも一つの凹部を有する、請求項3に記載のノズル。
【請求項5】
前記内部流路は、前記直管部の上流側端部から前記第一方向に延びる太管部を有し、
前記太管部の横断面は、前記直管部の横断面より大きい、請求項3又は4に記載のノズル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を散布するノズルに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、各種野菜又は草花等の作物を露地栽培する畑、菜園、ビニルハウス、果樹園、芝生又は草花等が植えられた公園、庭園等において水等の液体を散布する液体散布装置が知られている(特許文献1参照)。
【0003】
この液体散布装置のノズル(散液頭部)500は、図11に示すように、立ち上がり管501の上端部に取り付けられる取付部510と、取付部510から上方に凸となる階段状に形成された段状部520と、備える。
【0004】
段状部520は、取付部510に連設された下段部521と、下段部521の上部に連設された上段部522と、を有する。
【0005】
下段部521は、外観形状がほぼ直方体状に、且つ、その中心軸とノズル500の軸とが一致するようにして形成されており、上段部522は、外観形状がほぼ円柱状に、且つ、その軸とノズル500の軸とが一致するように形成されている。また、段状部520には、土壌等の撒水領域に撒水可能な複数の孔525…が形成されている。これら複数の孔525…は、ノズル500の軸から放射状に、かつ、互いに等間隔(45°間隔)となるように配設されている。
【0006】
この孔525は、図12にも示すように、下段部521における水平面521aと、この水平面521aから上に向かう垂直面522a、つまり、上段部522における垂直面522aとに跨がるようにして、上下方向にスリット状に形成されている。即ち、孔525は、水平面521aに形成されたスリット部(水平面521aに形成されたスリット部分)525a、及び、垂直面522aに形成されたスリット部(垂直面522aに形成されたスリット部分)525bを有し、スリット部525aとスリット部525bとは互いに連通している。
【0007】
孔525におけるスリット部525aからは、垂直方向上向きに水が放出される。一方、該孔525におけるスリット部525bからは、水平方向に水が放出される。従って、垂直方向上向きに放出される水と、水平方向に放出される水とが衝突するので、結果的に水は、孔525から斜め上方に向かって放出されることになる。
【0008】
このように、液体散布装置のノズル500は、液体を所定の角度を持って散布することによりノズル500から離れた位置まで散布できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開平10-180150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
しかし、栽培する植物の種類や栽培場所によっては、液体の散水領域(ノズル500からの距離)を限定的にすることが求められる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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