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公開番号2024117343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2023023388
出願日2023-02-17
発明の名称工具ケースおよびケース
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人岡田国際特許事務所
主分類B25H 3/02 20060101AFI20240822BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約【課題】従来のケースのボックスと蓋の構造には、使い勝手をさらに向上させるために改良の余地があった。収容物を収容し易く、または収容物を取出し易い使い勝手の良い工具ケースまたはケースが必要とされている。
【解決手段】工具ケース1は、第1開口2dと第2開口2eを備える箱状のボックス2を有する。工具ケース1は、ボックス2に回転可能に設けられて第1開口2dを開閉する第1蓋3を有する。工具ケース1は、第1蓋3と異なる方向に回転可能にボックス2に設けられて第2開口2eを開閉する第2蓋4を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
工具ケースであって、
第1開口と第2開口を備える箱状のボックスと、
前記ボックスに回転可能に設けられて前記第1開口を開閉する第1蓋と、
前記第1蓋と異なる方向に回転可能に前記ボックスに設けられて前記第2開口を開閉する第2蓋を有する工具ケース。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の工具ケースであって、
前記ボックスは、底面を有し、前記底面に対向するように前記第1開口と前記第2開口が位置しかつ前記第1開口と前記第2開口が相互に連通し、
前記第1蓋と前記第2蓋は、それぞれの先端縁が隣接して前記底面に対向する閉じ位置から、それぞれの前記先端縁が相互に離れる方向に向けて開き位置へ回転する工具ケース。
【請求項3】
請求項2に記載の工具ケースであって、
前記第1蓋と前記第2蓋は、前記開き位置において、前記底面が起立する起立姿勢の前記ボックスを支持し、
前記ボックスには、前記ボックス内の収容スペースを仕切る中蓋が設けられ、
前記中蓋には、前記収容スペース内の工具を前記起立姿勢の前記ボックスにおいて支持する工具支持部が形成されている工具ケース。
【請求項4】
請求項3に記載の工具ケースであって、
前記中蓋の前記底面側には、小物入れが設けられている工具ケース。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1つに記載の工具ケースであって、
前記ボックスの外面には、充電式バッテリが解除可能に装着されるバッテリ装着部が設けられる工具ケース。
【請求項6】
請求項1に記載の工具ケースであって、
前記第1開口と前記第2開口は、前記ボックスにおいて相互に対向して位置し、
前記第1蓋と前記第2蓋は、前記ボックスにおいて相互に対角する端縁に位置する回転軸を中心に回転する工具ケース。
【請求項7】
請求項1に記載の工具ケースであって、
前記ボックスの外面には、前記第1開口と反対側に配置された他の工具ケースに連結する連結部材が設けられ、
前記ボックスは、前記外面から内部に向けて凹設されかつ前記連結部材が収容される凹部と、前記凹部の裏側で前記ボックスの前記内部に向けて突出しかつ前記第1開口から挿入された中蓋を支持する突出部を有し、
前記中蓋は、前記突出部に支持されて前記ボックスの前記内部を仕切る工具ケース。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つに記載の工具ケースであって、
前記ボックスには、前記ボックスの内部を照射するライトが設けられる工具ケース。
【請求項9】
請求項8に記載の工具ケースであって、
前記ライトは、前記ボックスに回転可能に設けられ、前記ボックスの前記内部を照射する内向き位置と、前記ボックスの外部を照射する外向き位置との間で回転する工具ケース。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1つに記載の工具ケースであって、
前記第1蓋および/または前記第2蓋は、光透過性を有する素材で設けられる光透過窓を有する工具ケース。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、例えばねじ締め機等の電動工具または付属品等を収納する工具ケースおよびケースに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ねじ締め機等の電動工具や、電動工具用のバッテリ、小物等を収納して持ち運びできるケースが提供されている。この種のケースに関する様々な技術が下記の特許文献等に開示されている。例えば特許文献1に開示されるケースは、上方が開口した矩形箱形のボックスと、ボックスの開口を開閉可能にボックスに回転可能に連結された蓋を有する。ケースには、蓋を閉じ位置でボックスに固定するラッチ(ロック錠)が設けられる。
【0003】
例えば特許文献1に開示される従来のケースは、ボックスに開口が1つ設けられ、1つの蓋でボックスの開口を開閉する構造であった。例えばボックスの内部を仕切り等で区分けする構造の需要がある。区分けした各領域には、電動工具、バッテリ、小物等が別々に収容される。これにより収容物をケースに収容する際またはケースから取出す際の使い勝手が向上する。しかしながら従来のボックスと蓋の形状の構造では、別々に収容した各収容物を同じ1つの開口から収容または取出すことになる。そのため使い勝手をさらに向上させるためにボックスと蓋の構造に改良の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-226621号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
したがって収容物を収容し易く、または収容物を取出し易い使い勝手の良い工具ケースまたはケースが必要とされている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの特徴によると工具ケースは、第1開口と第2開口を備える箱状のボックスを有する。工具ケースは、ボックスに回転可能に設けられて第1開口を開閉する第1蓋を有する。工具ケースは、第1蓋と異なる方向に回転可能にボックスに設けられて第2開口を開閉する第2蓋を有する。
【0007】
したがって工具ケースに収容するまたは工具ケースから取り出す収容物に対応して、第1蓋または第2蓋のいずれか一方、あるいは第1蓋と第2蓋の両方を開閉できる。しかも第1蓋と第2蓋の回転方向が異なるため、工具ケースの姿勢に対応して第1蓋または第2蓋のいずれか一方、あるいは第1蓋と第2蓋の両方を開閉することもできる。したがって収容物を工具ケースに収容する際の使い勝手を良好にすることができる。また、収容物を工具ケースから取出す際の使い勝手を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の第1実施例に係る工具ケースの斜視図である。
工具ケースの前面図である。
図1中のIII-III線断面矢視図である。
図1中のIV-IV線断面矢視図である。
第1蓋と第2蓋を開き位置に移動させた工具ケースの斜視図である。
第1蓋と第2蓋を開き位置に移動させかつ仕切りを取り出した工具ケースの斜視図である。
本開示の第2実施例に係る工具ケースの斜視図である。
第1蓋と第2蓋を開いた工具ケースの斜視図である。
第1蓋を開いた工具ケースの斜視図である。
バッテリと充電器を収容した工具ケースの第1蓋を開いた状態の斜視図である。
第2蓋を開いた工具ケースの斜視図である。
電動工具を収容した工具ケースの第2蓋を開いた状態の斜視図である。
本開示の第3実施例に係るケースの斜視図である。
ケースの分解斜視図である。
ケースを後方から見た斜視図である。
蓋を開いたケースの斜視図である。
仕切りを開いたケースの斜視図である。
ケースの下面図である。
上下のケースと連結したケースの斜視図である。
ボックスと係合部を係合させるボックス係合部の斜視図である。
ボックス係合部の斜視図である。
本開示の第4実施例に係るケースの斜視図である。
ケースの分解斜視図である。
ケースの上面図である。
ケースの前面図である。
本開示の第5実施例に係るケースの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の他の特徴によるとボックスは、底面を有する。底面に対向するように第1開口と第2開口が位置しかつ第1開口と第2開口が相互に連通する。第1蓋と第2蓋は、それぞれの先端縁が隣接して底面に対向する閉じ位置から、それぞれの先端縁が相互に離れる方向に向けて開き位置へ回転する。
【0010】
したがって第1開口と第2開口が相互に連通することで、例えばサイズの大きい工具等を工具ケースに容易に収容でき、容易に取り出すことができる。しかも第1蓋と第2蓋が閉じ位置から開き位置へ移動する際、第1蓋の先端縁と第2蓋の先端縁は相互に離れる。第1蓋と第2蓋が開き位置から閉じ位置へ移動する際、第1蓋の先端縁と第2蓋の先端縁は相互に近づく。そのため使用者は、第1蓋を一方の手で把持し、第2蓋を他方の手で把持して開閉できる。これにより第1蓋と第2蓋を開閉する操作性を高めることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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