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公開番号2024116654
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-28
出願番号2023022366
出願日2023-02-16
発明の名称バッテリユニットおよび電気機器
出願人株式会社マキタ
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20240821BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】機器ユニットの故障時でもメインスイッチの状態を検出することができる技術を提供する。
【解決手段】バッテリユニットは、バッテリセルと、バッテリセルの正極に電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第1端子と、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットのメインスイッチを介して第1端子に電気的に接続される第2端子と、第1経路を介して第2端子と電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第3端子と、バッテリセルの負極に電気的に接続されているとともに、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットの電動作業ユニットを介して第3端子に電気的に接続される第4端子と、を備えている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザにより操作されるメインスイッチと、電動作業ユニットと、を備える機器ユニットに接続されるバッテリユニットであって、
バッテリセルと、
前記バッテリセルの正極に電気的に接続されており、前記機器ユニットに電気的に接続可能である第1端子と、
前記機器ユニットに電気的に接続可能であり、前記機器ユニットに接続されているときに前記機器ユニットの前記メインスイッチを介して前記第1端子に電気的に接続される第2端子と、
第1経路を介して前記第2端子と電気的に接続されており、前記機器ユニットに電気的に接続可能である第3端子と、
前記バッテリセルの負極に電気的に接続されているとともに、前記機器ユニットに電気的に接続可能であり、前記機器ユニットに接続されているときに前記機器ユニットの前記電動作業ユニットを介して前記第3端子に電気的に接続される第4端子と、を備えている、バッテリユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記バッテリユニットが前記機器ユニットに接続されているときに、前記メインスイッチのオン状態とオフ状態を検出する制御ユニットをさらに備えている、請求項1に記載のバッテリユニット。
【請求項3】
前記制御ユニットは、通常動作モードと、前記通常動作モードよりも消費電力が少ない省電力動作モードで動作可能であり、
前記制御ユニットは、前記メインスイッチの前記オン状態と前記オフ状態に基づいて、前記通常動作モードまたは前記省電力動作モードに切り替わるように構成されている、請求項2に記載のバッテリユニット。
【請求項4】
前記第1経路に配置されており、前記制御ユニットにより制御される第1スイッチをさらに備えている、請求項2または3に記載のバッテリユニット。
【請求項5】
前記制御ユニットは、前記第1経路上の前記第2端子と前記第1スイッチとの間の接続点を介して、前記メインスイッチの前記オン状態と前記オフ状態を検出する、請求項4に記載のバッテリユニット。
【請求項6】
第2経路を介して前記第2端子と電気的に接続されており、充電電力が供給される第5端子をさらに備えている、請求項2から5のいずれか一項に記載のバッテリユニット。
【請求項7】
前記第2経路に配置されており、前記制御ユニットにより制御される第2スイッチをさらに備えている、請求項6に記載のバッテリユニット。
【請求項8】
前記第2経路に配置されており、前記制御ユニットにより制御される第3スイッチをさらに備えており、
前記第2スイッチは、
第1スイッチング素子と、
前記第1スイッチング素子に並列に接続されており、前記第5端子から前記第2端子に向かって電流が流れることを禁止する第1ダイオードと、を備えており、
前記第3スイッチは、
第2スイッチング素子と、
前記第2スイッチング素子と並列に接続されており、前記第2端子から前記第5端子に向かって電流が流れることを禁止する第2ダイオードと、を備えている、請求項7に記載のバッテリユニット。
【請求項9】
前記機器ユニットは、自律移動ロボットである、請求項1から8のいずれか一項に記載のバッテリユニット。
【請求項10】
機器ユニットと、バッテリユニットと、を備える電気機器であって、
前記機器ユニットは、ユーザにより操作されるメインスイッチと、電動作業ユニットと、を備えており、
前記バッテリユニットは、
バッテリセルと、
前記バッテリセルの正極に電気的に接続されており、前記機器ユニットに電気的に接続可能である第1端子と、
前記機器ユニットに電気的に接続可能であり、前記機器ユニットに接続されているときに前記機器ユニットの前記メインスイッチを介して前記第1端子に電気的に接続される第2端子と、
第1経路を介して前記第2端子と電気的に接続されており、前記機器ユニットに電気的に接続可能である第3端子と、
前記バッテリセルの負極に電気的に接続されているとともに、前記機器ユニットに電気的に接続可能であり、前記機器ユニットに接続されているときに前記機器ユニットの前記電動作業ユニットを介して前記第3端子に電気的に接続される第4端子と、を備えている、電気機器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書で開示する技術は、バッテリユニットおよび電気機器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電気機器が開示されている。電気機器は、機器ユニットと、バッテリユニットと、を備えている。機器ユニットは、ユーザにより操作されるメインスイッチと、電動作業ユニットと、スイッチ状態検出回路と、機器制御ユニットと、を備えている。バッテリユニットは、バッテリセルと、バッテリ制御ユニットと、を備えている。スイッチ状態検出回路は、ユーザによるメインスイッチの操作に応じて、信号を機器制御ユニットに出力する。機器制御ユニットは、スイッチ状態検出回路から入力された信号に基づいて、信号をバッテリ制御ユニットに出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2019/031274号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の電気機器では、スイッチ状態検出回路や機器制御ユニットが故障したとき、メインスイッチの操作に基づく信号が、機器ユニットからバッテリユニットに出力されない。これにより、バッテリユニットは、メインスイッチの状態を検出することができない。本明細書では、機器ユニットの故障時でもメインスイッチの状態を検出することができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、バッテリユニットを開示する。バッテリユニットは、ユーザにより操作されるメインスイッチと、電動作業ユニットと、を備える機器ユニットに接続される。バッテリユニットは、バッテリセルと、バッテリセルの正極に電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第1端子と、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットのメインスイッチを介して第1端子に電気的に接続される第2端子と、第1経路を介して第2端子と電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第3端子と、バッテリセルの負極に電気的に接続されているとともに、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットの電動作業ユニットを介して第3端子に電気的に接続される第4端子と、を備えている。
【0006】
上記の構成によれば、バッテリユニットが機器ユニットに電気的に接続されているとき、メインスイッチは、第1端子と第2端子との間に配置される。このため、メインスイッチの操作に応じて、電流は、第1端子とメインスイッチを介して、第2端子からバッテリユニットに流れる。これにより、バッテリユニットは、機器ユニットの故障時でもメインスイッチの状態を検出することができる。
【0007】
本明細書は、電気機器を開示する。電気機器は、機器ユニットと、バッテリユニットと、を備える。機器ユニットは、ユーザにより操作されるメインスイッチと、電動作業ユニットと、を備えている。バッテリユニットは、バッテリセルと、バッテリセルの正極に電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第1端子と、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットのメインスイッチを介して第1端子に電気的に接続される第2端子と、第1経路を介して第2端子と電気的に接続されており、機器ユニットに電気的に接続可能である第3端子と、バッテリセルの負極に電気的に接続されているとともに、機器ユニットに電気的に接続可能であり、機器ユニットに接続されているときに機器ユニットの電動作業ユニットを介して第3端子に電気的に接続される第4端子と、を備えている。
【0008】
上記の構成によれば、上記のバッテリユニットによる効果と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例の電気機器システム1の側面図である。
実施例の電気機器システム1の後面図である。
実施例の機器ユニット8の電気回路図である。
実施例の電気機器システム1の電気回路図である。
実施例のバッテリユニット6と機器ユニット8の電気回路図である。
実施例のスリープモード移行処理において、メイン制御ユニット100が実行する処理を示すフローチャートである。
実施例のスリープモード移行処理において、バッテリ制御ユニット152が実行する処理を示すフローチャートである。
実施例の通常動作モード移行処理において、メイン制御ユニット100が実行する処理を示すフローチャートである。
実施例の通常動作モード移行処理において、バッテリ制御ユニット152が実行する処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して以下に詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、開示された追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたバッテリユニットおよび電気機器、その製造方法および使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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