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公開番号
2024118880
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023025445
出願日
2023-02-21
発明の名称
電力供給装置
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20240826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電力供給装置を提供する。
【解決手段】電力供給装置は、移動体の駆動エネルギー源の一部又は全部を蓄電する駆動用バッテリに対し、外部電力源に接続される送電コイルから受電した電力を前記駆動用バッテリへ供給する電力供給装置において、前記駆動用バッテリから給電される電力を受ける受電部と、前記受電部への受電を開閉する電力開閉部と、前記電力開閉部を制御する制御部と、電力を受電する受電コイルから前記駆動用バッテリへ接続される電力線に並列に接続され、前記受電コイルにおける電流の有無に応じて前記電力開閉部を閉路とする起動回路とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
移動体の駆動エネルギー源の一部又は全部を蓄電する駆動用バッテリに対し、外部電力源に接続される送電コイルから受電した電力を前記駆動用バッテリへ供給する電力供給装置において、
前記駆動用バッテリから給電される電力を受ける受電部と、
前記受電部への受電を開閉する電力開閉部と、
前記電力開閉部を制御する制御部と、
電力を受電する受電コイルから前記駆動用バッテリへ接続される電力線に並列に接続され、前記受電コイルにおける電流の有無に応じて前記電力開閉部を閉路とする起動回路と
を備える電力供給装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
前記起動回路は、前記送電コイルから出力されている電波を前記受電コイルにて受信している間、前記電力開閉部を閉路とする
請求項1に記載の電力供給装置。
【請求項3】
前記起動回路は、前記受電コイルが前記送電コイルに対する対向位置から離脱した場合に、前記電力開閉部を開路とする
請求項2に記載の電力供給装置。
【請求項4】
前記起動回路は、
前記受電コイルに接続される整流平滑回路と、
該整流平滑回路から出力された電圧によってONとなるフォトカプラと
を含む請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力供給装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記駆動用バッテリへの電力供給が開始された後に、前記電力供給が停止した場合であっても、前記起動回路により前記電力開閉部が閉路となっている間は待機状態を維持する
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気自動車に搭載された駆動用バッテリと給電装置との間で電力の授受を行なう電力供給装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
電気自動車が普及し始めている。電気自動車である車両は、大容量のリチウムイオン電池である駆動用バッテリを備え、駆動用バッテリに蓄積された電力で走行用のモータを駆動する。駆動用バッテリへの給電は、有線による方法に加え、無線による方法も実現されている。有線による給電は、ユーザが、車両に設けられたコネクタへ、送電装置から延びるケーブルに設けられたプラグを差し込んだ上で、スイッチ等に対して給電開始の操作が行なわれることで開始される。これに対し、ワイヤレス給電では、それらの操作なしで、車両が所定の範囲に駐車されたことを検知して自動的に開始する制御が可能であるという利点がある。車両が無人搬送車である場合、ユーザの操作なしで給電が開始可能な利点を生かしたシステムが実現されている。
【0003】
ワイヤレス給電で自動的に給電を開始させる制御を実施する場合、受電コイルを備える車両が所定の給電可能な位置に存在するか、その車両は給電対象であるか否か、といった確認処理が実行される。このため、車両に搭載され、給電装置からの無線電力を受電してバッテリへ供給する電力供給装置が、給電装置から発せられる確認用の電波へ応答し、電力の授受が必要且つ可能な車両であることを相互に確認する処理が行なわれる。この際、車両側の電力供給装置は、駐車のためにイグニッションがオフとなったとしても、給電装置からの電波に対して応答できるように起動するため、駆動用バッテリ又は補助バッテリに必要な電力が残って必要があった。これに対し、特許文献1には、駆動用バッテリ又は補助バッテリのバッテリ残量がほぼゼロであっても、コールドスタートによって給電を開始できることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-099146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ワイヤレス給電では、特許文献1に示すように、車両側の電力供給装置の電力源について考慮しつつ、電力供給装置が適切なタイミングでON状態であることが必要である。
【0006】
本発明は、ON状態を適切に維持する電力供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態の電力供給装置は、移動体の駆動エネルギー源の一部又は全部を蓄電する駆動用バッテリに対し、外部電力源に接続される送電コイルから受電した電力を前記駆動用バッテリへ供給する電力供給装置において、前記駆動用バッテリから給電される電力を受ける受電部と、前記受電部への受電を開閉する電力開閉部と、前記電力開閉部を制御する制御部と、電力を受電する受電コイルから前記駆動用バッテリへ接続される電力線に並列に接続され、前記受電コイルにおける電流の有無に応じて前記電力開閉部を閉路とする起動回路とを備える。
【0008】
本開示の一実施形態の電力供給装置では、受電コイルに電流が流れている限り、駆動用バッテリから電力の供給を受ける受電部への受電を開閉する電力開閉部(スイッチ)がON状態となる。受電コイルに電流が流れることを維持するために、送電装置から微小な電波を出力させておけばよく、これにより、送電コイルと受電コイルとが対向している間は、電力供給装置は、待機状態を保持できる。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、送電コイルと受電コイルとが対向位置を保持している間は、充電の再開が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態のワイヤレス給電システムの概要図である。
電力供給装置の構成を示すブロック図である。
制御回路における詳細な回路構成を示す図である。
起動回路の構成を示す図である。
電力供給装置による制御処理手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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