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公開番号
2024167530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-04
出願番号
2023083668
出願日
2023-05-22
発明の名称
交流消耗電極アーク溶接制御方法
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
主分類
B23K
9/073 20060101AFI20241127BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】交流消耗電極アーク溶接方法において、電極マイナス極性期間中の溶接状態を安定化して溶接品質を良好にすること。
【解決手段】溶接ワイヤと母材との間で短絡期間とアーク期間とを繰り返し、電極極性を少なくとも1回の前記アーク期間を含む電極プラス極性期間Tepと電極マイナス極性期間Tenとに周期的に切り換えて溶接する交流消耗電極アーク溶接制御方法において、電極プラス極性期間Tep中はアーク期間の少なくとも一部の期間(時刻t22~t23の第2アーク期間)を定電圧制御によって出力を制御し、電極マイナス極性期間Ten中は時刻t5~t6のアーク期間の全期間中を定電流制御によって出力を制御する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
溶接ワイヤと母材との間で短絡期間とアーク期間とを繰り返し、
電極極性を少なくとも1回の前記アーク期間を含む電極プラス極性期間と電極マイナス極性期間とに周期的に切り換えて溶接する交流消耗電極アーク溶接制御方法において、
前記電極プラス極性期間中は前記アーク期間の少なくとも一部の期間を定電圧制御によって出力を制御し、
前記電極マイナス極性期間中は前記アーク期間の全期間中を定電流制御によって出力を制御する、
ことを特徴とする交流消耗電極アーク溶接制御方法。
続きを表示(約 380 文字)
【請求項2】
前記電極マイナス極性期間中の前記アーク期間は、第1アーク電流が通電する第1アーク期間、第2アーク電流が通電する第2アーク期間及び第3アーク電流が通電する第3アーク期間から形成されており、
前記第1アーク電流の最大値>前記第2アーク電流>前記第3アーク電流の関係である、
ことを特徴とする請求項1に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法。
【請求項3】
前記電極マイナス極性期間中の前記第2アーク電流は経時的に下降するように制御される
ことを特徴とする請求項2に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法。
【請求項4】
前記溶接ワイヤを前記短絡期間中は逆送し、前記アーク期間中は正送する、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、溶接ワイヤと母材との間で短絡期間とアーク期間とを繰り返し、電極極性を電極プラス極性期間と電極マイナス極性期間とに周期的に切り換えて溶接する交流消耗電極アーク溶接制御方法に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電極極性を、複数周期の短絡期間及びアーク期間を含む電極プラス極性期間と電極マイナス極性期間とに周期的に切り換えて溶接する交流消耗電極アーク溶接方法が慣用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6601870号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来技術の交流消耗電極アーク溶接方法においては、電極マイナス極性期間中に溶接状態が不安定になりやすいために、溶接品質が悪くなるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明では、電極マイナス極性期間中の溶接状態を安定化して溶接品質を良好にすることができる交流消耗電極アーク溶接制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、請求項1の発明は、
溶接ワイヤと母材との間で短絡期間とアーク期間とを繰り返し、
電極極性を少なくとも1回の前記アーク期間を含む電極プラス極性期間と電極マイナス極性期間とに周期的に切り換えて溶接する交流消耗電極アーク溶接制御方法において、
前記電極プラス極性期間中は前記アーク期間の少なくとも一部の期間を定電圧制御によって出力を制御し、
前記電極マイナス極性期間中は前記アーク期間の全期間中を定電流制御によって出力を制御する、
ことを特徴とする交流消耗電極アーク溶接制御方法である。
【0007】
請求項2の発明は、
前記電極マイナス極性期間中の前記アーク期間は、第1アーク電流が通電する第1アーク期間、第2アーク電流が通電する第2アーク期間及び第3アーク電流が通電する第3アーク期間から形成されており、
前記第1アーク電流の最大値>前記第2アーク電流>前記第3アーク電流の関係である、
ことを特徴とする請求項1に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法である。
【0008】
請求項3の発明は、
前記電極マイナス極性期間中の前記第2アーク電流は経時的に下降するように制御される
ことを特徴とする請求項2に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法である。
【0009】
請求項4の発明は、
前記溶接ワイヤを前記短絡期間中は逆送し、前記アーク期間中は正送する、
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の交流消耗電極アーク溶接制御方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る交流消耗電極アーク溶接制御方法によれば、電極マイナス極性期間中の溶接状態を安定化して溶接品質を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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