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公開番号
2025107058
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000792
出願日
2024-01-05
発明の名称
集積構造体及びバッテリーパックの集積方法
出願人
株式会社ダイヘン
,
内外電機株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01M
50/207 20210101AFI20250710BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】よりコンパクトに車両用のバッテリーパックを集積できる集積構造体及びバッテリーパックの集積方法を提供する。
【解決手段】矩形の車両用のバッテリーパック300が厚み方向に集積された集積構造体1であって、各バッテリーパック300の幅方向の両側に取り付けられ、バッテリーパック300の長さ方向に延在するフレーム部材30と、集積されたバッテリーパック300の四隅の近傍に夫々設けられ、上下方向に延在するコラム部材10と、上下方向に隔ててコラム部材10に取り付けられ、フレーム部材30が固定された複数のスペーサ部材20とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
矩形の車両用のバッテリーパックが厚み方向に集積された集積構造体であって、
各バッテリーパックの幅方向の両側に取り付けられ、前記バッテリーパックの長さ方向に延在するフレームと、
集積されたバッテリーパックの四隅の近傍に夫々設けられ、上下方向に延在するコラムと、
上下方向に隔てて前記コラムに取り付けられ、前記フレームが固定された複数のスペーサとを備える集積構造体。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記フレームは、
前記バッテリーパックへの取り付けに用いられる第1孔と、
前記バッテリーパックの吊り上げに用いられる第2孔とを有する請求項1に記載の集積構造体。
【請求項3】
前記フレームは、
前記第1孔が形成され、前記バッテリーパック側が開放された樋形状の取付部と、
前記第2孔が形成され、前記取付部の上端縁から上側に延設された帯形状部とを有しており、
前記バッテリーパックは、
幅方向の両側に、貫通孔を有するブラケット板が設けられ、
前記ブラケット板は前記フレームの前記取付部の内側に配設されて前記取付部に固定されている請求項2に記載の集積構造体。
【請求項4】
上下方向にて対向する前記取付部の2つの対向壁のうち、下方の対向壁には前記第1孔が形成され、上方の対向壁には前記第1孔と対応する位置に第3孔が形成されている請求項3に記載の集積構造体。
【請求項5】
前記フレームは、
前記スペーサへの固定に用いられる第4孔を前記下方の対向壁に有し、
前記上方の対向壁には前記第4孔と対応する位置に第5孔が形成されている請求項4に記載の集積構造体。
【請求項6】
前記複数のスペーサの夫々は、
上下方向に隔てて形成された2つの第1貫通孔を有し、前記コラムにネジ止めされている矩形板部と、
前記矩形板部の上端縁から前記矩形板部の厚み方向に突設され、前記フレームのネジ止め用の第2貫通孔を有する固定板部とを含む請求項1に記載の集積構造体。
【請求項7】
前記コラムは上下方向に延びる樋形状であり、
前記バッテリーパックの長手方向の端部側に設けられた一対のコラムは、前記スペーサの前記矩形板部がネジ止めされた底板同士が対向している請求項6に記載の集積構造体。
【請求項8】
平面視矩形の頂点に相当する位置に夫々設けられ、上下方向に延在するコラムと、上下方向に隔てて前記コラムに取り付けられたスペーサとを用いて、矩形の車両用のバッテリーパックを厚み方向に集積するバッテリーパックの集積方法であって、
各バッテリーパックの幅方向の両側に、前記バッテリーパックの長さ方向に延在するフレームを取り付け、
前記フレームに形成された吊り上げ用の孔を用いて前記バッテリーパックを吊り上げ、
前記バッテリーパックを4つの前記コラムの間に配置させ、
前記フレームを前記スペーサに固定する
バッテリーパックの集積方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、集積構造体及びバッテリーパックの集積方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、所謂キュービクル式高圧受電設備が広く普及している。
例えば、特許文献1には、停電時の負荷駆動用電源として蓄電池をキュービクルに設置し、停電が長期化してもキュービクルの遠隔監視を継続できるキュービクル監視システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-88715号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気自動車用のバッテリーパック(以下、単に車両用のバッテリーパックと称する)は電池容量が70%くらいになると寿命と言われている。換言すれば、使用済みの車両用のバッテリーパックでも残存容量は70%もあるので、家庭用をはじめとするESS(電力貯蔵)用途のリユースでは十分に再利用が可能である。
【0005】
中古の車両用のバッテリーパックの具体的なリユース例としては、例えば、キュービクル式高圧受電設備用の蓄電池としての使用が挙げられる。
【0006】
しかし、車両用のバッテリーパックの荷重が重いので、車両用のバッテリーパックを蓄電池としてキュービクル式高圧受電設備に使用する場合は、パレット、棚板、又はフレームを組み立てて車両用のバッテリーパックが収納されていた。このような収納の方法だと、隣り合う車両用のバッテリーパック同士の間に、パレット、棚板、又はフレームが介在するので、キュービクル式高圧受電設備が巨大化するという問題があった。
【0007】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、よりコンパクトに車両用のバッテリーパックを集積できる集積構造体及びバッテリーパックの集積方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る集積構造体は、矩形の車両用のバッテリーパックが厚み方向に集積された集積構造体であって、各バッテリーパックの幅方向の両側に取り付けられ、前記バッテリーパックの長さ方向に延在するフレームと、集積されたバッテリーパックの四隅の近傍に夫々設けられ、上下方向に延在するコラムと、上下方向に隔てて前記コラムに取り付けられ、前記フレームが固定された複数のスペーサとを備える。
【0009】
本発明に係るバッテリーパックの集積方法は、平面視矩形の頂点に相当する位置に夫々設けられ、上下方向に延在するコラムと、上下方向に隔てて前記コラムに取り付けられたスペーサとを用いて、矩形の車両用のバッテリーパックを厚み方向に集積するバッテリーパックの集積方法であって、各バッテリーパックの幅方向の両側に、前記バッテリーパックの長さ方向に延在するフレームを取り付け、前記フレームに形成された吊り上げ用の孔を用いて前記バッテリーパックを吊り上げ、前記バッテリーパックを4つの前記コラムの間に配置させ、前記フレームを前記スペーサに固定する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、車両用のバッテリーパックをよりコンパクトに集積する集積構造体及びバッテリーパックの集積方法が実現でき、ひいては、斯かる集積構造体をキュービクル式高圧受電設備に用いることによって、キュービクル式高圧受電設備のコンパクト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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