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公開番号2025111189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005445
出願日2024-01-17
発明の名称電源装置
出願人株式会社ダイヘン
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 3/00 20060101AFI20250723BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】複数の電磁接触器をオンするために要する瞬時電力を抑制すること。
【解決手段】電源装置は、第1電力源から供給される第1電力を受ける第1電磁接触器と、第2電力源から供給される第2電力を受ける第2電磁接触器と、第3電力を生成する電源回路と、第3電力によって駆動され、第1電磁接触器をオンする第1信号を第1電磁接触器に送信し、第1電磁接触器がオン状態で安定した後に、第2電磁接触器をオンする第2信号を第2電磁接触器に送信する制御装置と、オン状態の第1電磁接触器を経由して第1電力を受けて、受けた第1電力を変換する第1電力変換系と、オン状態の第2電磁接触器を経由して第2電力を受けて、受けた第2電力を変換する第2電力変換系と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第1電力源から供給される第1電力を受ける第1電磁接触器と、
第2電力源から供給される第2電力を受ける第2電磁接触器と、
第3電力を生成する電源回路と、
前記第3電力によって駆動され、前記第1電磁接触器をオンする第1信号を前記第1電磁接触器に送信し、前記第1電磁接触器がオン状態で安定した後に、前記第2電磁接触器をオンする第2信号を前記第2電磁接触器に送信する制御装置と、
オン状態の前記第1電磁接触器を経由して前記第1電力を受けて、受けた前記第1電力を変換する第1電力変換系と、オン状態の前記第2電磁接触器を経由して前記第2電力を受けて、受けた前記第2電力を変換する第2電力変換系と、を備え、前記第1電力変換系によって変換された前記第1電力と、前記第2電力変換系によって変換された前記第2電力と、を合成して出力する電力変換ブロックと、
を備える電源装置。
続きを表示(約 85 文字)【請求項2】
前記制御装置は、前記第1信号の送信開始後に設定時間が経過したことに応じて前記第2信号の送信を開始する、
請求項1に記載の電源装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電源装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、それぞれ独立した電力源からの電力が入力される複数の電力変換系を備える電源装置がある。このような電源装置は、複数の電力変換系から出力される電力を合成することで、高出力の電力を生成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-236531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した電源装置では、複数の電力変換系のそれぞれの入力側には、電磁接触器が個別に設けられる。
【0005】
本発明は、電源装置に備えられる複数の電磁接触器をオンするために要する瞬時電力を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電源装置は、第1電力源から供給される第1電力を受ける第1電磁接触器と、第2電力源から供給される第2電力を受ける第2電磁接触器と、第3電力を生成する電源回路と、前記第3電力によって駆動され、前記第1電磁接触器をオンする第1信号を前記第1電磁接触器に送信し、前記第1電磁接触器がオン状態で安定した後に、前記第2電磁接触器をオンする第2信号を前記第2電磁接触器に送信する制御装置と、オン状態の前記第1電磁接触器を経由して前記第1電力を受けて、受けた前記第1電力を変換する第1電力変換系と、オン状態の前記第2電磁接触器を経由して前記第2電力を受けて、受けた前記第2電力を変換する第2電力変換系と、を備え、前記第1電力変換系によって変換された前記第1電力と、前記第2電力変換系によって変換された前記第2電力と、を合成して出力する電力変換ブロックと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、電源装置に備えられる複数の電磁接触器をオンするために要する瞬時電力を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、負荷に接続された実施形態に係る電源装置を示す図である。
図2は、実施形態に係る1つの電磁接触器を単独でオンする場合における、制御装置に対する電源回路の出力電圧および出力電流と、電磁接触器の状態と、の時間的推移を示す図である。
図3は、比較例に係る電源装置における、制御装置に対する電源回路の出力電圧および出力電流と、2つの電磁接触器の状態と、の時間的推移を示す図である。
図4は、実施形態に係る電源装置における、制御装置に対する電源回路の出力電圧および出力電流と、2つの電磁接触器の状態と、の時間的推移を示す図である。
図5は、実施形態に係る制御装置による2つの電磁接触器をオンする動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態に係る電源装置は、複数の電力源からの入力電力を用いて負荷に供給する電力を生成する電源装置であれば、いかなる電源装置にも適用できる。ここでは実施形態に係る電源装置の一例として、2つの電力源から入力される交流電力を用いて高電圧の直流電力を生成する電源装置1について説明する。
【0010】
図1は、負荷2に接続された実施形態に係る電源装置1を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)

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