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公開番号
2025144384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024044130
出願日
2024-03-19
発明の名称
絶縁紙巻回装置
出願人
株式会社ダイヘン
代理人
個人
,
個人
主分類
H01F
5/06 20060101AFI20250925BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】変成器用絶縁紙の巻回体の製造を自動化できる絶縁紙巻回装置を提供する。
【解決手段】変成器用電線を被覆する絶縁紙を筒状に巻く絶縁紙巻回装置であって、絶縁紙の端部を挟んで回転して絶縁紙を外面に巻き付ける回転筒10と、回転筒10に沿って移動し、回転筒10に巻き付けられた絶縁紙の巻回体を押して回転筒10から抜き落とす回収機構90とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
変成器用電線を被覆する絶縁紙を筒状に巻く絶縁紙巻回装置であって、
絶縁紙の端部を挟んで回転して絶縁紙を外面に巻き付ける回転筒と、
前記回転筒に沿って移動し、前記回転筒に巻き付けられた絶縁紙の巻回体を押して前記回転筒から抜き落とす回収機構と
を備える絶縁紙巻回装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記回転筒が挿入される外嵌孔を有し、前記回転筒の一端側から他端側に前記巻回体を押す押付部材を備える請求項1に記載の絶縁紙巻回装置。
【請求項3】
前記回転筒は、長さ方向に沿って形成され、供給される前記絶縁紙の端部を挟む挟み口を有し、
前記押付部材には、前記外嵌孔に係る内周面に、前記挟み口と係合する係合突起が設けられている請求項2に記載の絶縁紙巻回装置。
【請求項4】
前記押付部材は、前記係合突起の先端に連設され、前記回転筒に内嵌される内嵌筒を有している請求項3に記載の絶縁紙巻回装置。
【請求項5】
前記押付部材は、前記回転筒の前記他端寄りの縁から前記回転筒の前記一端側に向けて切り欠きが形成されている請求項2から4の何れか一項に記載の絶縁紙巻回装置。
【請求項6】
前記回収機構による前記巻回体の抜き落としの開始前、前記回転筒を逆回転させる制御部を備える請求項1から4の何れか一項に記載の絶縁紙巻回装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、絶縁紙巻回装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
変成器の生産工程は、例えば、絶縁紙で被覆された電線を巻回してコイルを製作する巻線工程、鉄心とコイルとを組み合わせる内装工程、鉄心が組み込まれたコイルを乾燥してケースに収納する組立工程、出荷検査を行う検査工程などを含む。組立工程においてコイルに巻回された電線の端末部を変成器の充電部などの外部の端子に接続するため、巻線工程では、コイルから口出線を導出する(特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-92681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述したような変成器用の電線を絶縁紙で被覆する作業には、筒形状に巻かれた絶縁紙(以下、巻回体と称する)が用いられる。しかし、絶縁紙の巻回体を製造する作業は手作業にて行われ、作業性及び生産性が劣るうえに、製造コストが高くなるという問題がある。
【0005】
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、変成器用絶縁紙の巻回体の製造を自動化できる絶縁紙巻回装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る絶縁紙巻回装置は、変成器用電線を被覆する絶縁紙を筒状に巻く絶縁紙巻回装置であって、絶縁紙の端部を挟んで回転して絶縁紙を外面に巻き付ける回転筒と、前記回転筒に沿って移動し、前記回転筒に巻き付けられた絶縁紙の巻回体を押して前記回転筒から抜き落とす回収機構とを備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、変成器用絶縁紙の巻回体の製造を自動化できる絶縁紙巻回装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置の斜視図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置の回転筒、回転駆動部、保持台及び回収機構の配置を説明する斜視図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置の保持台の要部構成を示す縦断面図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置の押付部材を示す斜視図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置の押付部材の構成を示す断面図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置のガイド部及び移動機構を示す斜視図である。
ガイド部の第1位置及び第2位置を説明する説明図である。
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置が絶縁紙を巻く動作を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて説明する。
【0010】
本実施形態に係る絶縁紙巻回装置は、例えば、変成器用の電線を被覆する絶縁紙を筒状に巻回して絶縁紙の巻回体を製造する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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