TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024116672
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-28
出願番号
2023022407
出願日
2023-02-16
発明の名称
中和器
出願人
株式会社ユタカ技研
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F24H
9/00 20220101AFI20240821BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ケースの内部に気体が流れ込むことを抑制する中和器を提供すること。
【解決手段】中和器20は、導入口31から導入されて内部に溜まった液体により導入口31から導入された気体を遮ることが可能な管30を備える。管30は、流れ方向が鉛直上方である上昇部40を有している。液体が気体を遮るための最低限の水位を下限水位Lとすると、上昇部40は、下限水位Lよりも下流側にバルブ機構23を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を導入可能な導入口と、前記導入口から導入された前記液体を外部に排出可能な排出口と、を有し、前記導入口から導入されて内部に溜まった前記液体により前記導入口から導入された気体を遮ることが可能な管と、
前記液体を中和可能な中和剤と、を備え、
前記管は、流れ方向が鉛直上方である上昇部を有し、
前記液体が前記気体を遮るための最低限の水位を下限水位とすると、
前記上昇部は、前記下限水位よりも下流側に、前記上昇部に溜まった前記液体の水位が高まることにより開くバルブ機構を有している、中和器。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記バルブ機構は、前記液体の水面に浮くことが可能なフロートを備えたフロートバルブ機構であり、
前記上昇部は、前記フロートの外径よりも内径が大きくフロートを収納している収納部と、前記収納部の上流側に位置し前記フロートの外径よりも内径が小さい小径部と、を有している請求項1に記載の中和器。
【請求項3】
前記収納部と、前記小径部とは、下流側へ向かうに連れて内径が大きくなるテーパ拡径部により接続されている、請求項2に記載の中和器。
【請求項4】
前記上昇部は、前記フロートよりも下流側に、上流側と下流側とを仕切る仕切り板を備え、
前記仕切り板は、前記フロートが通過できず液体が通過可能な通過孔を有している、請求項2又は請求項3に記載の中和器。
【請求項5】
前記上昇部は、前記収納部よりも下流側に、下流側へ向かうに連れて内径が小さくなるテーパ縮径部を有し、
前記テーパ縮径部の内周面は、凹凸状に形成されており、
前記液体に浮かんだ前記フロートが凸部に接触したときに、凹部と前記フロートとの隙間は、前記液体が流れることが可能な流路となる、請求項2又は請求項3に記載の中和器。
【請求項6】
前記収納部の内周面は、その周方向に亘り凹凸状に形成されており、
前記液体に浮かんだ前記フロートが凸部に接触したときに、凹部と前記フロートとの隙間は、前記液体が流れることが可能な流路となる、請求項2又は請求項3に記載の中和器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体により気体の流れを遮ることが可能な中和器に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
燃焼ガス(気体)と水との熱交換により温水を得る給湯器がある。給湯器に関する従来技術が特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1に開示された給湯器は、熱交換の際に生成される凝縮水(液体)を中和可能な中和器を備えている。中和器は、凝縮水を中和可能な中和剤と、中和剤を収納しているケースと、を備えている。ケースは、凝縮水をケースの内部へ導入可能な導入口と、中和された液体をケースの外部へ排出可能な排出口と、を備えている。
【0004】
給湯器の使用が開始されると、熱交換器の内部で燃焼ガス及び凝縮水が発生する。凝縮水は、ケースの導入口に流れ込む。ケースに流れ込んだ凝縮水は、ケースの底部に溜まる。
【0005】
燃焼ガスは、給湯器のガス排気口から排出される。ただし、一部の燃焼ガスは、ケースの導入口からケースの内部に流れ込む。ケースの底部に溜まった凝縮水がケース内の流路を塞いでいる場合、凝縮水は、燃焼ガスの流れを遮ることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2002-130830号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
凝縮水の水位が所定の水位に達せず、凝縮水が流路を塞いでいない場合、ケースの内部に流れ込んだ燃焼ガスは、ケース内部を通過し、排出口から外部へ排出されてしまう。中和器のケースは樹脂製のものも多く、高温の燃焼ガスがケースの内部を吹き抜けることは好ましくない。例えば、ケースの内部に予め水を溜めておくことも考えられるが、製品の輸送時の水漏れが懸念される。燃焼ガスの吹き抜けについて改善が望まれる。
【0008】
本発明は、ケースの内部に気体が流れ込むことを抑制できる中和器の提供を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1に、液体を導入可能な導入口と、前記導入口から導入された前記液体を外部に排出可能な排出口と、を有し、前記導入口から導入されて内部に溜まった前記液体により前記導入口から導入された気体を遮ることが可能な管と、
前記液体を中和可能な中和剤と、を備え、
前記管は、流れ方向が鉛直上方である上昇部を有し、
前記液体が前記気体を遮るための最低限の水位を下限水位とすると、
前記上昇部は、前記下限水位よりも下流側に、前記上昇部に溜まった前記液体の水位が高まることにより開くバルブ機構を有している、中和器が提供される。
【0010】
第2に、好ましくは、第1に記載の中和器であって、前記バルブ機構は、前記液体の水面に浮くことが可能なフロートを備えたフロートバルブ機構であり、
前記上昇部は、前記フロートの外径よりも内径が大きくフロートを収納している収納部と、前記収納部の上流側に位置し前記フロートの外径よりも内径が小さい小径部と、を有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社コロナ
加湿器
1か月前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
株式会社コロナ
石油給湯機
29日前
株式会社コロナ
空気調和機
1か月前
個人
トイレ用換気機構
1か月前
個人
焚火台及び補助板
1か月前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
1か月前
日本キヤリア株式会社
空気調和機
1か月前
個人
食材入り食器の加熱保温方法
14日前
株式会社ノーリツ
温水装置
28日前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
1か月前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
28日前
株式会社コロナ
貯湯タンクユニット
28日前
株式会社パロマ
湯沸器
22日前
株式会社SANKA
加湿装置
1か月前
株式会社パロマ
湯沸器
1か月前
大阪瓦斯株式会社
加熱調理器
1か月前
三菱電機株式会社
換気端末部材
1か月前
株式会社ノーリツ
給湯器
15日前
株式会社ノーリツ
浴室システム
22日前
株式会社竹中工務店
空調システム
1日前
リンナイ株式会社
空調装置
14日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
25日前
株式会社パロマ
給湯器用の中和器
25日前
大阪瓦斯株式会社
浴室暖房乾燥機
28日前
和田工業有限会社
通気孔フィルタ
3日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
15日前
大阪瓦斯株式会社
温水供給システム
1か月前
株式会社ノーリツ
給湯暖房システム
22日前
三機工業株式会社
配管配線検査方法
21日前
日昌株式会社
クリーンブース
9日前
リンナイ株式会社
熱交換器
22日前
シャープ株式会社
加湿器
1か月前
大阪瓦斯株式会社
貯湯式給湯システム
1か月前
リンナイ株式会社
換気システム
1日前
リンナイ株式会社
浴室空調装置
15日前
続きを見る
他の特許を見る