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公開番号
2024115943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-27
出願番号
2023021866
出願日
2023-02-15
発明の名称
撮像装置、制御方法およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H04R
1/02 20060101AFI20240820BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】装置を大型化することなく、アンビソニックスマイクを目立たなくできる技術を実現する。
【解決手段】環状の筐体を有し、ユーザの首部に装着可能な撮像装置は、撮像部を有する本体部と、前記本体部に接続される装着部と、第1のマイク、第2のマイク、第3のマイクおよび第4のマイクと、を有し、前記第1のマイクは、前記撮像部の撮影方向と同じ方向に対応する第1の位置に設けられ、前記第2のマイクは、前記撮影方向とは反対の方向に対応する第2の位置に設けられ、前記第3のマイクは、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ第1の線と交差する第2の線上の第3の位置に設けられ、前記第4のマイクは、前記第2の線上であって、前記第3の位置とは反対の第4の位置に設けられている。
【選択図】図1A
特許請求の範囲
【請求項1】
環状の筐体を有し、ユーザの首部に装着可能な撮像装置であって、
撮像部を有する本体部と、
前記本体部に接続される装着部と、
第1のマイク、第2のマイク、第3のマイクおよび第4のマイクと、を有し、
前記第1のマイクは、前記撮像部の撮影方向と同じ方向に対応する第1の位置に設けられ、
前記第2のマイクは、前記撮影方向とは反対の方向に対応する第2の位置に設けられ、
前記第3のマイクは、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ第1の線と交差する第2の線上の第3の位置に設けられ、
前記第4のマイクは、前記第2の線上であって、前記第3の位置とは反対の第4の位置に設けられていることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記第1のマイクと前記第2のマイクは、前記第1の線と前記第3の位置と前記第4の位置とを結ぶ前記第2の線との交点から前記第1のマイクまでの距離と、前記交点から前記第2のマイクまでの距離とが等しくなるように配置され、
前記第3のマイクと前記第4のマイクは、前記交点から前記第3のマイクまでの距離と、前記交点から前記第4のマイクまでの距離とが等しくなるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記第1の線と前記第2の線が直交することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記第1のマイク、前記第2のマイク、前記第3のマイクおよび前記第4のマイクは、前記撮像装置がユーザに装着された状態で、前記ユーザの首部を取り囲むように配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記撮像装置がユーザに装着された状態で、前記第1のマイクは前記ユーザの首部の前方に配置され、前記第2のマイクは前記ユーザの首部の後方に配置され、前記第3のマイクは前記ユーザの首部の左側方に配置され、前記第4のマイクは前記ユーザの首部の右側方に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記装着部は、前記本体部の両端部に接続される環状の部材であり、
前記装着部における前記本体部の撮影方向とは反対方向にバッテリ部が設けられ、
前記第1のマイクは前記本体部の前面部に配置され、前記第2のマイクは前記バッテリ部の背面部に配置され、前記第3のマイクおよび前記第4のマイクは前記装着部の側面部に配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記第1のマイクと前記第3のマイクの間の距離と、前記第1のマイクと前記第4のマイクの間の距離とが等しく、前記第2のマイクと前記第3のマイクの間の距離と、前記第2のマイクと前記第4のマイクの間の距離とが等しくなるように、前記第1のマイク、前記第2のマイク、前記第3のマイク、および前記第4のマイクが配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記第1のマイクと前記第3のマイクの間の距離、前記第1のマイクと前記第4のマイクの間の距離、前記第2のマイクと前記第3のマイクの間の距離、および、前記第2のマイクと前記第4のマイクの間の距離が等しくなるように、前記第1のマイク、前記第2のマイク、前記第3のマイク、および前記第4のマイクが配置されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記撮像装置を装着しているユーザの顔方向情報を検出する検出手段と、
前記ユーザの顔方向情報を、前記第1のマイクにより取得した第1の音声信号、前記第2のマイクにより取得した第2の音声信号、前記第3のマイクにより取得した第3の音声信号および前記第4のマイクにより取得した第4の音声信号と関連付けて記憶する記憶手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項10】
前記第1の音声信号、前記第2の音声信号、前記第3の音声信号および前記第4の音声信号を含む4チャンネルの音声信号を2チャンネルの音声信号に変換する音声処理手段を有することを特徴とする請求項9に記載の撮像装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの身体に装着可能な撮像装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザの活動を記録できるように、ユーザの身体に装着して撮影を行うことができるウェアラブルカメラが知られている。また、臨場感のある音声を録音できるように、前後左右に配置された複数のマイクを用いて360°の球体の音場で録音が可能なアンビソニックスマイクが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-54440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ウェアラブルカメラを撮影者の身体に装着して撮影を行い、アンビソニックスマイクにより音声を取得する場合、前後左右に配置される複数のマイクが目立ってしまうという課題がある。また、複数のマイクをカメラに装着する場合にはカメラが大型化してしまうといった課題がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、装置を大型化することなく、アンビソニックスマイクを目立たなくできる技術を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、環状の筐体を有し、ユーザの首部に装着可能な撮像装置であって、撮像部を有する本体部と、前記本体部に接続される装着部と、第1のマイク、第2のマイク、第3のマイクおよび第4のマイクと、を有し、前記第1のマイクは、前記撮像部の撮影方向と同じ方向に対応する第1の位置に設けられ、前記第2のマイクは、前記撮影方向とは反対の方向に対応する第2の位置に設けられ、前記第3のマイクは、前記第1の位置と前記第2の位置とを結ぶ第1の線と交差する第2の線上の第3の位置に設けられ、前記第4のマイクは、前記第2の線上であって、前記第3の位置とは反対の第4の位置に設けられている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置を大型化することなく、アンビソニックスマイクを目立たなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態のウェアラブルカメラの外観図。
本実施形態のウェアラブルカメラを装着した状態を示す図。
本実施形態のウェアラブルカメラのバッテリ部を図1Aの後方から見た図。
本実施形態の表示装置の外観図。
本実施形態のウェアラブルカメラのカメラ本体部の正面図。
図2Aのカメラ本体部の接続部の形状を示す図。
本実施形態のウェアラブルカメラのカメラ本体部の背面図。
本実施形態のウェアラブルカメラのカメラ本体部の上面図。
本実施形態のウェアラブルカメラのカメラ本体部の内部構成示す図。
本実施形態のウェアラブルカメラのカメラ本体部の左側面図。
本実施形態のウェアラブルカメラのバッテリ部の背面図。
本実施形態のウェアラブルカメラのバッテリ部の上面図。
本実施形態のウェアラブルカメラのバッテリ部の正面図。
本実施形態のウェアラブルカメラの機能構成を示すブロック図。
本実施形態のウェアラブルカメラのハードウェア構成を示すブロック図。
本実施形態の表示装置のハードウェア構成を示すブロック図。
本実施形態のウェアラブルカメラの音声処理部の構成を示すブロック図。
本実施形態のウェアラブルカメラの顔方向検出方法を説明する図。
本実施形態のウェアラブルカメラの顔方向検出方法を説明する図。
本実施形態のウェアラブルカメラおよび表示装置の制御処理を示すフローチャート。
図9Aの準備処理を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
本実施形態のシステムは、図4で後述するように、少なくともウェアラブルカメラ1と表示装置2とから構成される。そして、ウェアラブルカメラ1と表示装置2とが無線通信可能に接続されている。ウェアラブルカメラ1は、撮影者であるユーザの身体(例えば、首部)に装着可能である。ウェアラブルカメラ1は、ユーザが観察している方向に存在する被写体を撮影し、撮影した動画や静止画などの映像を表示装置2に送信する。また、ウェアラブルカメラ1は、撮影中にユーザの前後左右の音声を取得して記録することが可能である。また、ウェアラブルカメラ1は、記録された音声を撮影された映像と関連付けて表示装置2に送信する。表示装置2は、ユーザまたは第三者が所持しているスマートフォンやタブレットコンピュータなどの携帯通信機器であり、ウェアラブルカメラ1から送信される映像を表示し、音声を再生する。ユーザは、表示装置2によりカメラ1により撮影された映像および録音された音声を視聴することができる。本実施形態のシステムは、ウェアラブルカメラ1と表示装置2が別体に構成されている例を説明するが、一体的に構成されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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