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公開番号2024115786
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-27
出願番号2023021621
出願日2023-02-15
発明の名称軌道の連結構造、軌道、及び軌道の連結方法
出願人鉄建建設株式会社,中日本高速道路株式会社,大栄工機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類E01B 11/00 20060101AFI20240820BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】レール10の敷設や撤去に要する時間を短縮できる軌道4の連結構造、軌道4及び軌道4の連結方法を提供することを目的とする。
【解決手段】路面3に敷設した既設レール10の長手方向Xの端部に、延伸用レール10の長手方向Xの端部を連結して延伸する軌道4の連結構造であって、既設レール10及び延伸用レール10のうち、一方のレール10における端部の側方に設けられ、他方のレール10の端部に跨って長手方向Xへ延びる連結プレート153と、他方のレール10における端部の側方に設けられ、連結プレート153に重なり合う連結基部17と、連通状態の連結プレート153の貫通孔153b及び連結基部17の貫通孔17aに挿通するピン部材18とが備えられたことを特徴とする。
【選択図】図6

特許請求の範囲【請求項1】
路面に敷設した既設レールの長手方向の端部に、延伸用レールの長手方向の端部を連結して延伸する軌道の連結構造であって、
前記既設レール及び前記延伸用レールのうち、一方のレールにおける前記端部の側方に設けられ、他方のレールの前記端部に跨って前記長手方向へ延びる連結プレートと、
前記他方のレールにおける前記端部の側方に設けられ、前記連結プレートに重なり合う連結基部と、
連通状態の前記連結プレートの貫通孔及び前記連結基部の貫通孔に挿通するピン部材とが備えられた
軌道の連結構造。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記一方のレールに、前記連結プレートを枢動自在に支持する枢動基部が備えられた
請求項1に記載の軌道の連結構造。
【請求項3】
前記連結プレートの前記貫通孔と前記連結基部の前記貫通孔とが上下方向に連通し、
前記連結プレートが、
上下方向を回動軸として前記枢動基部に枢動自在に支持された
請求項2に記載の軌道の連結構造。
【請求項4】
前記一方のレールにおける長手方向の一方側に、長手方向の前記端部を挟んで対向配置した一対の前記連結プレートが備えられ、
前記他方のレールにおける長手方向の他方側に、長手方向の前記端部を挟んで対向配置した一対の前記連結基部が備えられた
請求項1に記載の軌道の連結構造。
【請求項5】
前記一方のレールにおける長手方向の他方側に、長手方向の前記端部を挟んで対向配置された一対の前記連結基部が備えられ、
前記他方のレールにおける長手方向の一方側に、長手方向の前記端部を挟んで対向配置された一対の前記連結プレートが備えられた
請求項4に記載の軌道の連結構造。
【請求項6】
前記一方のレールにおける長手方向の一方側に、前記連結プレートと、前記ピン部材を介して前記他方のレールが連結される前記連結基部とが長手方向の前記端部を挟んで備えられ、
前記他方のレールにおける長手方向の他方側に、前記連結基部と、前記ピン部材を介して前記一方のレールが連結される前記連結プレートとが長手方向の前記端部を挟んで備えられた
請求項1に記載の軌道の連結構造。
【請求項7】
前記一方のレールにおける長手方向の他方側の前記端部に、長手方向の一方側の前記連結プレート及び前記連結基部に対して交差配置された前記連結基部及び前記連結プレートが備えられ、
前記他方のレールにおける長手方向の一方側の前記端部に、長手方向の他方側の前記連結基部及び前記連結プレートに対して交差配置された前記連結プレート及び前記連結基部が備えられた
請求項6に記載の軌道の連結構造。
【請求項8】
前記既設レール及び前記延伸用レールが、
車輪が走行するレール本体と、
上方が開口した断面凹形状で、内部に前記レール本体が固定されたベース部材とで構成された
請求項1に記載の軌道の連結構造。
【請求項9】
前記既設レールの下面及び前記延伸用レールの下面に、防滑性を有する防滑部材を備えた
請求項1に記載の軌道の連結構造。
【請求項10】
前記ピン部材の先端部が、先端へ向かうほど先細なテーパー部分を備えた
請求項1に記載の軌道の連結構造。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、例えば供用中のトンネル内部において、覆工コンクリートの改修に用いる防護工台車を移動させるために、複数のレールを連結して敷設した軌道の連結構造、軌道及び軌道の連結方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
供用中のトンネルには、トンネル構築後の経年によって、トンネル内面を構成する覆工コンクリートの耐久性が低下し、改修を要するものがある。この際、供用中のトンネルを、例えば夜間のみ通行止めにして改修を行うことが考えられるが、施工時間が夜間に限られるため工期が長くなるおそれがあった。
【0003】
そこで、昨今では、車両を通過させながらトンネルの改修を行う様々な技術が提案されている。
例えば特許文献1には、改修対象であるトンネルの半断面に配置されるセントルと、他方の半断面に配置され、車両が通行可能な内部空間を有する門型形状のプロテクタとで構成された改修装置が開示されている。
【0004】
ところで、特許文献1の改修装置は、トンネ坑外で組み立てられたのち、路面に敷設した仮設の軌道を走行することで、トンネル坑内の施工位置まで移動している。このような仮設の軌道は、長手方向に並置した複数のレールを、ペーシ及びボルトを用いて連結している。
【0005】
しかしながら、改修装置が走行する仮設の軌道は、常設の軌道とは異なり、改修工事の進捗に応じてレールを敷設または撤去する必要がある。この際、ペーシ及びボルトを用いて隣接するレールを連結する連結構造では、レールの敷設や撤去のたびにボルトを着脱する必要があるため、レールの敷設や撤去に時間を要するという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2021-59932号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、レールの敷設や撤去に要する時間を短縮できる軌道の連結構造、軌道及び軌道の連結方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明は、路面に敷設した既設レールの長手方向の端部に、延伸用レールの長手方向の端部を連結して延伸する軌道の連結構造であって、前記既設レール及び前記延伸用レールのうち、一方のレールにおける前記端部の側方に設けられ、他方のレールの前記端部に跨って前記長手方向へ延びる連結プレートと、前記他方のレールにおける前記端部の側方に設けられ、前記連結プレートに重なり合う連結基部と、連通状態の前記連結プレートの貫通孔及び前記連結基部の貫通孔に挿通するピン部材とが備えられたことを特徴とする。
【0009】
またこの発明は、路面に敷設した既設レールの長手方向の端部に対して、延伸用レールの長手方向の端部が、上述の連結プレート、連結基部及びピン部材を介して連結された軌道であることを特徴とする。
【0010】
またこの発明は、路面に敷設した既設レールの長手方向の端部に、延伸用レールの長手方向の端部を連結して延伸する軌道の連結方法であって、前記既設レール及び前記延伸用レールのうち、一方のレールの前記端部における側方に設けられるともに、他方のレールの前記端部に跨って前記長手方向へ延びる連結プレートを、前記他方のレールにおける前記端部の側方に設けられた連結基部に重ね合わせる重合工程と、連通状態の前記連結プレートの貫通孔及び前記連結基部の貫通孔にピン部材を挿入するピン挿入工程とを行うことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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