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公開番号
2024142574
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054762
出願日
2023-03-30
発明の名称
走行路保護マット
出願人
株式会社熊谷組
代理人
個人
,
個人
主分類
E01C
9/08 20060101AFI20241003BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】軟弱地盤上に走行路を確保することができると共に、敷設作業の作業性及び運搬性を向上させる。
【解決手段】走行路保護マット(10)は、軟弱地盤上に走行路を確保するために使用される。走行路保護マットには、軟弱地盤上に敷設されるマット(11)と、マットに設けられた複数の芯材(12)と、が設けられている。複数の芯材が並列に並べられており、複数の芯材の並び方向に巻き畳み可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
軟弱地盤上に走行路を確保する走行路保護マットであって、
前記軟弱地盤上に敷設されるマットと、
前記マットに設けられた複数の芯材と、を備え、
前記複数の芯材が並列に並べられており、
前記複数の芯材の並び方向に巻き畳み可能であることを特徴とする走行路保護マット。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記マットには並列に並んだ複数の筒状袋部が形成され、
前記複数の筒状袋部の一端が、前記複数の芯材を出し入れ可能に開放されていることを特徴とする請求項1に記載の走行路保護マット。
【請求項3】
前記走行路の幅方向と平行に前記複数の芯材が並列に並べられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行路保護マット。
【請求項4】
前記複数の芯材が中空管状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行路保護マット。
【請求項5】
前記複数の芯材が樹脂製の円形パイプであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行路保護マット。
【請求項6】
前記複数の芯材には大径の芯材と小径の芯材が含まれており、
前記大径の芯材の間に前記小径の芯材が配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行路保護マット。
【請求項7】
前記複数の芯材のそれぞれが、1列に並べられた複数の球体よって形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の走行路保護マット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、走行路保護マットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、柔らかい粘土や緩い砂等から成る軟弱地盤では、建設機械等を走行させるために軟弱地盤上に複数枚の敷板を敷き並べて走行路が確保されている。敷板として鉄製敷板が用いられることがあるが、鉄製敷板は1枚当たりの重量が大きく取り扱いが困難である。必要枚数の鉄製敷板を現場まで運搬するのに大型車両が必要になると共に、鉄製敷板の敷設作業にクレーン等の重機が必要になってコストが増加する。また、鉄製敷板と比べて軽量で取り扱いが容易な樹脂製敷板も提案されており(例えば、特許文献1参照)、手作業によって軟弱地盤上に敷板を敷くことが可能になっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3198217号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の樹脂製敷板を敷設する際には、樹脂製敷板を軟弱地盤上に敷いて足場を確保した後で、次の樹脂製敷板を軟弱地盤上に敷かなければならず作業性が悪い。敷板同士が連結していなければ、片方の敷板のみに荷重が作用したときに、片方の敷板のみが沈み込んで隣り合う敷板に高低差が生じて走行し難くなる。また、樹脂製敷板によって軽量化が図られているものの、多数の敷板を重ねて運搬しなければならず、運搬性のさらなる向上が求められている。
【0005】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、軟弱地盤上に走行路を確保することができると共に、敷設作業の作業性及び運搬性を向上させることができる走行路保護マットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の走行路保護マットは、軟弱地盤上に走行路を確保する走行路保護マットであって、前記軟弱地盤上に敷設されるマットと、前記マットに設けられた複数の芯材と、を備え、前記複数の芯材が並列に並べられており、前記複数の芯材の並び方向に巻き畳み可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様の走行路保護マットは、軟弱地盤上に走行路保護マットが敷かれることで、走行路保護マット上に建設機械等が走行しても、マットや複数の芯材によって広範囲に荷重が分散されて建設機械等の沈み込みが抑えられる。マットは走行方向(延在方向)に連続しているため、走行方向(延在方向)の高低差が生じ難くなって走行性が確保される。また、走行路保護マットをロール状にして容易に持ち運ぶことができ、ロール状の走行路保護マットを転がすことで軟弱地盤上に走行路保護マットを容易に敷設することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の走行路保護マットの上面模式図である。
本実施形態の走行路保護マットの側面模式図である。
本実施形態の走行路保護マットの敷設作業及び建設機械の走行状態の説明図である。
変形例1の走行路保護マットの側面模式図である。
変形例2の走行路保護マットの上面模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態の走行路保護マットについて説明する。図1は、本実施形態の走行路保護マットの上面模式図である。図2は、本実施形態の走行路保護マットの側面模式図である。
【0010】
近年、地震や台風等の自然災害によって地盤が軟弱になることがあり、このような軟弱地盤上で建設機械を用いた災害対応することが求められている。軟弱地盤上で建設機械を走行させるためには軟弱地盤上に多数の敷板を敷設する必要がある。敷板の敷設時には足場を作りながら1枚ずつ軟弱地盤上に敷板を敷かなければならず、敷板の運搬時には多数の敷板を積み重ねて運ばなければならない。このため、本実施形態では、敷板に代えて走行路保護マット10によって軟弱地盤上に走行路が確保されて、建設機械の走行前の敷設作業の作業性及び走行路保護マット10の運搬性が向上されている。
(【0011】以降は省略されています)
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