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公開番号2024165183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023081109
出願日2023-05-16
発明の名称仮設防護柵用フェンス
出願人オリエンタル白石株式会社
代理人個人,個人
主分類E01F 15/08 20060101AFI20241121BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】車両通行禁止区域側の片側からのみの作業で設置撤去を可能とする仮設防護柵用フェンスを提供する。
【解決手段】車両通行禁止区域と車両通行区域とを区画する仮設防護柵10上に設置される仮設防護柵用フェンス1において、フェンス全体を支持する支持フレーム2と、この支持フレーム2に取り付けられた金網3と、を備え、支持フレーム2の下端に、上面部41と側面部42とを有する断面L字状の複数のベースプレート4を取り付け、上面部41及び側面部42に、仮設防護柵10に接合するためのアンカーボルト孔41aを形成し、上面部41に形成されたアンカーボルト孔41aを、支持フレーム2が上面部41に接合された接合箇所より側面部42側に形成する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両通行禁止区域と車両通行区域とを区画する仮設防護柵上に設置される仮設防護柵用フェンスであって、
フェンス全体を支持する支持フレームと、この支持フレームに取り付けられた金網と、を備え、
前記支持フレームの下端には、断面L字状の複数のベースプレートが取り付けられていること
を特徴とする仮設防護柵用フェンス。
続きを表示(約 430 文字)【請求項2】
前記ベースプレートは、上面部及び側面部を有し、
前記上面部及び前記側面部には、前記仮設防護柵に接合するためのアンカーボルト孔が形成され、前記上面部に形成されたアンカーボルト孔は、前記支持フレームが前記上面部に接合された接合箇所より前記側面部側に形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の仮設防護柵用フェンス。
【請求項3】
前記支持フレームと隣接する他の支持フレームの上端部同士がジョイント金具で連結されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の仮設防護柵用フェンス。
【請求項4】
前記アンカーボルト孔は、位置調整可能な長孔となっていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の仮設防護柵用フェンス。
【請求項5】
前記支持フレームの横桟の端部には、水抜き孔が形成されていること
を特徴とする請求項1又は2に記載の仮設防護柵用フェンス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、道路の工事箇所や規制箇所などの車両通行禁止区域と、車両等が通行する車両通行区域とを区画する仮設防護柵用フェンスに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、道路の工事箇所や規制箇所などの車両通行禁止区域と、車両等が通行する車両通行区域とを区画する境界などには、カラーコーン(登録商標)、緩衝施設、工事用バリケードなどの仮設柵類(仮設防護柵)が設置されていた。しかし、道路の工事や規制箇所が長期に亘る場合や車両の交通量が多い場所では、車両の進入を防止する強度の他、車両乗員への衝撃を抑えるなど、固定式ガードレールや剛性防護柵と同等の機能が要求されていた。
【0003】
そこで、本願出願人らは、特許文献1に記載の仮設防護柵を提案した。特許文献1に記載の仮設防護柵は、金属から鋳造された水平方向に長いブロック状の下部ブロック11と、この下部ブロック11の上に接続されコンクリート製の水平方向に長いブロック状の上部ブロック12と、を備え、車両通行禁止区域と車両通行区域とを一時的に区画する仮設防護柵10が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0036]~[0055]、図面の図1~図7等参照)。
【0004】
特許文献1に記載の仮設防護柵は、道路上に載置するだけで衝突速度65km/h以上に耐えることができるとともに、脇を工事車両が通行容易な350mm以内の幅に抑えることができる点で極めて有用であった。しかし、車両通行区域を通過する車両からは、車両通行禁止区域である工事箇所内を視認できるため、目隠しの目的や資材等が誤って車両通行区域に突出するのを防ぐ目的で仮設防護柵の上部に仮設防護柵用フェンスを設置することが要望されていた。
【0005】
このような仮設防護柵用フェンスは、設置や撤去の際は、仮設防護柵の両側から2人作業で行う必要があったが、車両通行区域側を通行禁止にしないと、設置や撤去作業を行うことができないため、工事作業区域、即ち車両通行禁止区域側からの片側作業で設置や撤去作業を行うことができる仮設防護柵用フェンスが切望されていた。
【0006】
片側から設置や撤去作業を行うことができるフェンスとしては、例えば、特許文献2に、支持枠材2の背面側にボルトを有する掴み金具3の本体側が配置され、前記支持枠材2の前面側にフェンスパネル4が配置されて支持枠材2に取り付けられ、前記掴み金具3は互いに対向する係合アーム20を備えており、前記ボルト5は支持枠材2に挿通されて、その支持枠材2の前面側に配置された雌ねじ部材7にねじ込まれ、前記ボルト5は前記支持枠材2の前面側から操作可能に配置されている脱着可能な安全フェンスが開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0015]~[0026]、図面の図1~図14等参照)。
【0007】
しかし、特許文献2の脱着可能な安全フェンスは、片側から施工できるといっても、係合アーム20で既設柵23に脱着するものであり、既設柵23そのものを片側から設置したり、撤去したりできるものではなく、車両通行禁止区域と、車両等が通行する車両通行区域とを区画する仮設防護柵に立設する仮設防護柵用フェンスに適用して、車両通行禁止区域側からのみで施工できるものではないという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第6804681号公報
特開2011-167762号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
そこで、本発明は、車両通行禁止区域側の片側からのみの作業で設置撤去を可能とする仮設防護柵用フェンスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に係る仮設防護柵用フェンスは、車両通行禁止区域と車両通行区域とを区画する仮設防護柵上に設置される仮設防護柵用フェンスであって、フェンス全体を支持する支持フレームと、この支持フレームに取り付けられた金網と、備え、前記支持フレームの下端には、断面L字状の複数のベースプレートが取り付けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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