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公開番号2024162211
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077538
出願日2023-05-10
発明の名称路面切削機及びその制御方法
出願人範多機械株式会社
代理人個人
主分類E01C 23/12 20060101AFI20241114BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】安全機能を備えた路面切削機を提供する。
【解決手段】路面切削機1の機能的構成について説明する。路面切削機1は、切削ドラム2と、前方AIカメラ3aと、後方AIカメラ3bと、制御部4と、切削ドラム駆動手段5と、走行装置6と、警告灯7と、ブザー8と、走行レバー9と、ドラム位置検出手段10と、切削ドラムスライド手段11とを備える。制御部4は、路面切削機1が、回送モードであるか、作業モードであるかを判断し、回送モードである場合に、路面切削機の周辺に対象物が検出されたか否かを判断し、回送モードでありかつ前進状態又は後進状態のときに、周辺に対象物が検出された場合に、路面切削機に対して走行規制を行う。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
走行手段と、
切削ドラムと、
前記切削ドラムを駆動させるための切削ドラム駆動手段と、
周辺に対象物が存在するか否かを検出するため対象物検出手段と、
少なくとも前記走行手段を制御するための制御部とを備え、
前記制御部は、
前記路面切削機が、回送モードであるか、作業モードであるかを判断し、
前記回送モードである場合に、前記対象物検出手段によって前記路面切削機の周辺に前記対象物が検出されたか否かを判断し、
前記回送モードでありかつ前進状態又は後進状態のときに、前記周辺に前記対象物が検出された場合に、前記路面切削機に対して走行規制を行うことを特徴とする、路面切削機。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記路面切削機は、さらに、警告手段を備え、
前記制御部は、前記作業モードでありかつ後進状態のときに、前記切削ドラムの幅に合わせた検知区間に対象物が検知されるか否かを判断して、当該検知区間に合わせた警告を行うことを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項3】
前記路面切削機は、さらに、前記切削ドラムの位置を検知するためのドラム位置検知手段を備え、
前記制御部は、前記ドラム位置検知手段によって検知される前記切削ドラムの位置に合わせて、前記切削ドラムの幅に合わせた検知区間を変更することを特徴とする、請求項2に記載の路面切削機。
【請求項4】
前記路面切削機は、さらに、警告手段を備え、
前記制御部は、前記対象物検出手段によって前記路面切削機の周辺に前記対象物が検出された場合、前記警告手段を用いて、検知区間に合わせた警告を行うことを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項5】
前記検知区間は、前記路面切削機の正面、右側、及び左側に分けられていることを特徴とする、請求項4に記載の路面切削機。
【請求項6】
前記警告手段は、前記路面切削機の右及び左に設けられており、
前記制御部は、
正面の前記検知区間で検知された場合、左右両方の前記警告手段を用いて警告を発し、
右側の前記検知区間で検知された場合、右側の前記警告手段を用いて警告を発し、
左側の前記検知区間で検知された場合、左側の前記警告手段を用いて警告を発することを特徴とする、請求項5に記載の路面切削機。
【請求項7】
前記制御部は、前記対象物検出手段による前記路面切削機の周辺の検知範囲を、前方及び後方毎に第1のエリアと第2のエリアに分けており、
前記第2のエリアは、前記1のエリアの内側であることを特徴とする、請求項1に記載の路面切削機。
【請求項8】
前記制御部は、
前進状態の場合に、前方の前記第1及び第2のエリアで前記対象物を検出した場合に、前進側への走行規制を行い、
後進状態の場合に、後方の前記第1及び第2のエリアで前記対象物を検出した場合に、後進側への走行規制を行うことを特徴とする、請求項7に記載の路面切削機。
【請求項9】
前記路面切削機は、さらに、警告手段を備え、
前記第1のエリアで前記対象物を検出した場合の前記警告手段による警告内容と、前記第2のエリアで前記対象物を検出した場合の前記警告手段による警告内容とは、異なることを特徴とする、請求項7に記載の路面切削機。
【請求項10】
路面切削機の制御方法であって、
前記路面切削機が、回送モードであるか、作業モードであるかを判断し、
前記回送モードである場合に、前記路面切削機の周辺に前記対象物が検出されたか否かを判断し、
前記回送モードでありかつ前進状態又は後進状態のときに、前記周辺に前記対象物が検出された場合に、前記路面切削機に対して走行規制を行うことを特徴とする、路面切削機の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、路面切削機に関し、より特定的には、安全機能を備えた路面切削機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、周辺に人や障害物が存在しないか否かを検知する安全機能を備えた建設機械が存在した。
【0003】
特許文献1には、車体の後進時に障害物の有無を検知する障害物検知手段と、該障害物検知手段によって障害物を検知したときに容量制御手段で油圧ポンプによる圧油の吐出を停止させることにより車体の後進を停止させる後進停止手段とを設けた転圧機械が記載されている。
【0004】
特許文献2には、センサからのデータに基づいて障害物の有無を判定する判定部を備えた制御装置と、前記判定部が前記障害物を検知した後、建設車両に緊急ブレーキを作動させるブレーキ機構とを有する障害物検知装置を備える建設車両が記載されている。
【0005】
特許文献3には、投射光と反射光との時間差から距離を測定するTOF方式の距離画像センサと、距離画像センサの測定データに基づいて障害物の有無を判定する制御装置とを有する障害物検知装置を備える建設車両が記載されている。
【0006】
特許文献4には、道路機械の前方の物体を検出する物体検知センサと、道路機械の前方を向く表示部を有する表示装置と、表示装置を制御する制御装置とを備える道路機械が記載されている。当該制御装置は、物体検知センサの出力に基づいて物体の存否を判定し、物体が存在すると判定した場合、物体が存在することを表す情報を表示装置に表示させる。
【0007】
特許文献5には、建設車両に搭載され、送信器から超音波を送信して障害物からの反射波を受信器で受信する超音波式の障害物検知装置であって、車幅情報を設定する車幅情報設定手段と、車幅情報設定手段で設定した車幅情報に基づいて、超音波の最大検知幅が所定の大きさとなるように当該超音波の送信出力を変更する送信出力可変手段とを備えた建設車両の障害物検知装置が記載されている。
【0008】
特許文献6には、ダンプトラックから供給される舗装材を収容する車体の前部に設けられたホッパと、このホッパに収容された舗装材を車体の後方へ搬送するコンベアとを備えて構成される舗装機械において、ホッパ内部にいる人を検知する人検知手段と、この人検知手段によって人が検知された場合にコンベアの稼動を禁止する稼動禁止手段とを備えたコンベア巻き込まれ防止機能を有する舗装機械が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
特開2005-256478号公報
特開2022-011315号公報
特開2019-012394号公報
国際公開2017/010541
特開2006-017496号公報
特開2014-105434号公報
特開2016-223138号公報
特開2004-124549号公報
特開2020-060010号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
従来、人や障害物などの検知手段を有した安全機能を備えた建設機械が提案されていたものの、特許文献6ないし9に記載のような路面切削機に特化した安全機能は提案されていなかった。
(【0011】以降は省略されています)

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