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公開番号
2024143011
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023055461
出願日
2023-03-30
発明の名称
足場の梁用吸音パネル
出願人
日鉄建材株式会社
代理人
個人
主分類
E01F
8/00 20060101AFI20241003BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】足場を支持する梁材の裏面を覆って梁材の裏面で反射する騒音を吸音でき、且つ、足場内から安全且つ容易に交換可能な足場の梁用吸音パネルを提供する。
【解決手段】橋梁の足場(恒久足場10)を支持する梁材12の裏面を覆う足場の梁用吸音パネル1において、梁材12の裏面のみを覆い、且つ、足場(恒久足場10)内から取替可能に構成する。また、梁用吸音パネル1は、騒音を低減する吸音材2と、吸音材2を囲うフレーム材3と、を備え、梁材12を用いて仮置き可能に構成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
橋梁の足場を支持する梁材の裏面を覆う足場の梁用吸音パネルであって、
前記梁材の裏面のみを覆い、且つ、前記足場内から取替可能に構成されていること
を特徴とする足場の梁用吸音パネル。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
騒音を低減する吸音材と、前記吸音材を囲うフレーム材と、を備えていること
を特徴とする請求項1に記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項3】
前記梁材を用いて仮置き可能に構成されていること
を特徴とする請求項2に記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項4】
前記フレーム材の一部が前記梁材のフランジに載置可能、又は前記梁材に設けられた嵌合溝に差し込み可能に構成されていること
を特徴とする請求項3に記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項5】
前記フレーム材は、前記梁材にボルト固定されていること
を特徴とする請求項4に記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項6】
前記フレーム材は、少なくとも前記梁材のフランジに載置された部分又は前記嵌合溝に差し込まれた部分以外の部分がボルト固定されていること
を特徴とする請求項5に記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項7】
前記梁材間に架け渡された吸音パネルが前記梁材の裏面より下方に突出して取り付けられており、前記梁材の裏面より下方に突出して取り付けられた吸音パネル間に平面上介装されていること
を特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の足場の梁用吸音パネル。
【請求項8】
少なくとも前記フレーム材の一部が、前記梁材間に架け渡された吸音パネルと前記梁材のフランジとの間に挟持されていること
を特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の足場の梁用吸音パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、橋梁の足場に設置される足場用吸音パネルに関し、詳しくは、足場を支持する梁材の裏面を覆う足場の梁用吸音パネルに関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、橋梁の鋼桁(橋桁)や支持部材のメンテナンスや点検を行うためにその都度仮設の作業足場を設置するのではなく常時設置される恒久足場を設けることが行われている。このような恒久足場は、橋桁の下側全体を覆うことになるため、鋼桁を飛来塩分から守る効果があり、塗装の塗り替え間隔が大幅に延び、ライフサイクルコストが大幅に削減できることからも注目されている。また、恒久足場は、排水管や設備配管を隠せるため見栄えが良く、床版の裏や橋桁から万が一コンクリート片や部品が落下した場合でも受け止められるフェイルセーフとしても注目されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、中空部を有する上下面が平坦状のアルミニウム製押出形材の幅方向に延在する連接部同士を固定部材によって連結され、互いに連結された上記押出形材の上面は、同一平面状に形成されている橋梁防護板が開示されている(特許文献1の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0063]~[0071]、図面の図1~図4等参照)。
【0004】
特許文献1に記載の橋梁防護板は、橋梁下部を腐食成分から保護すると共に、点検作業者の歩行通路としても使用できるという作用効果を奏する。しかし、特許文献1に記載の橋梁防護板のような恒久足場は、橋梁の下部を覆って平面(裏面パネルの裏面)が形成されることとなるため、図16に示すように、橋梁B1の下方に他の道路が存在する場合、恒久足場の裏面パネルが騒音を反射する反射板となって、騒音の反射音が遠くにまで伝播してしまうという問題が発生する。
【0005】
このような問題を解決するべく、特許文献2には、本体部と、本体部の内部に収納された吸音材20と、本体部の長手方向の側面10bに設けられた深さが異なる凹部が階段状に形成された切欠部30とを備え、切欠部30は、本体部の内側に向けて第一深さを有し、支持部材5のフランジ部6に係合され、本体部を支持する第一凹部31と、第一凹部31に連続し第一凹部31よりも深い第二深さを有し、支持部材5のフランジ部6が挿入可能な第二凹部32とを有している吸音パネルが開示されている(特許文献2の特許請求の範囲の請求項1、明細書の段落[0022]~[0046]、図面の図1~図4等参照)。
【0006】
特許文献2に記載の吸音パネルは、恒久足場の裏面での反射音が道路から離れた広範囲の沿線住宅まで騒音として伝播してしまうという前記問題は解決するために、固定する梁ごと吸音パネルで覆う構造となっている。このため、高い吸音性能を発揮すると思われるが、吸音パネルを取り付けたり、取り替えたりする作業が全て騒音源側である橋桁より下方から行う必要があり、新設や更新時に高架橋下の道路・鉄道の交通規制を行う必要があるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2014-205961号公報
特開2013-23967号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、足場を支持する梁材の裏面を覆って梁材の裏面で反射する騒音を吸音でき、且つ、足場内から安全且つ容易に交換可能な足場の梁用吸音パネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第1発明に係る足場の梁用吸音パネルは、橋梁の足場を支持する梁材の裏面を覆う足場の梁用吸音パネルであって、前記梁材の裏面のみを覆い、且つ、前記足場内から取替可能に構成されていることを特徴とする。
【0010】
第2発明に係る足場の梁用吸音パネルは、第1発明において、騒音を低減する吸音材と、前記吸音材を囲うフレーム材と、を備えていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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