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公開番号
2024142392
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023054515
出願日
2023-03-30
発明の名称
プラウ昇降装置及び軌道用除雪車両
出願人
株式会社NICHIJO
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
E01H
8/04 20060101AFI20241003BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】 軌道用除雪車両の後退時に、軌道上や軌道の周辺に溜まった雪がスノープラウの内側に堆積することを防止することができるプラウ昇降装置を提供する。
【解決手段】 プラウ昇降装置は、長手方向の一方に設けられたスノープラウ21と他方に設けられた除雪機器3を有する軌道用除雪車両100のプラウ昇降装置2であって、軌道用除雪車両100の車体1とスノープラウ21との間に設けられた固定枠61に接続され、スノープラウ21を支持する可動枠62であって、スノープラウ21により除雪作業する除雪位置P1とスノープラウ21が除雪位置P1よりも上方に位置する退避位置P2との間で移動可能な可動枠62と、除雪機器3による除雪時に可動枠62を介してスノープラウ21を除雪位置P1から退避位置P2に上昇可能な昇降駆動装置63と、を備える。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向の一方に設けられたスノープラウと他方に設けられた除雪機器を有する軌道用除雪車両のプラウ昇降装置であって、
前記軌道用除雪車両の車体と前記スノープラウとの間に設けられた固定枠に接続され、前記スノープラウを支持する可動枠であって、前記スノープラウにより除雪作業する除雪位置と前記スノープラウが前記除雪位置よりも上方に位置する退避位置との間で移動可能な可動枠と、
前記除雪機器による除雪時に前記可動枠を介して前記スノープラウを前記除雪位置から前記退避位置に上昇可能な昇降駆動装置と、
を備える、プラウ昇降装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記昇降駆動装置は、シリンダと、前記シリンダに対して伸長する方向及び短縮する方向へ往復動可能なピストンロッドとを有し、
前記可動枠は、前記シリンダ及び前記ピストンロッドの上方かつ前記車体と前記スノープラウとの間に位置する回動軸周りに回動可能に前記固定枠に接続され、前記除雪位置と前記退避位置との間で回動可能である、請求項1に記載のプラウ昇降装置。
【請求項3】
前記除雪機器は、雪を取り込むオーガを有するロータリ除雪装置である、請求項1に記載のプラウ昇降装置。
【請求項4】
軌道を走行する軌道用除雪車両であって、
前記軌道用除雪車両の長手方向の一方に設けられたスノープラウと、
他方に設けられた除雪機器と、
前記軌道用除雪車両の車体と前記スノープラウとの間に設けられた固定枠に接続され、前記スノープラウを支持する可動枠であって、前記スノープラウにより除雪作業する除雪位置と前記スノープラウが前記除雪位置よりも上方に位置する退避位置との間で移動可能な可動枠と、
前記除雪機器による除雪時に前記可動枠を介して前記スノープラウを前記除雪位置から前記退避位置に上昇可能な昇降駆動装置と、
を備える、軌道用除雪車両。
【請求項5】
前記除雪機器は、雪を取り込むオーガを有するロータリ除雪装置である、請求項4に記載の軌道用除雪車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プラウ昇降装置及び軌道用除雪車両に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から鉄道車両の雪掻き装置が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
この雪掻き装置は、左右のラッセル翼を有するメインプラウと、レール上面より下の雪を除雪するためのV型サブプラウとを備えている。V型サブプラウは、線路の踏切におけるレール間の平坦部との干渉を避けるため、昇降可能に構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特願平9-59337号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1に記載の雪掻き装置は、例えば車両の後退時において、V型サブプラウを上昇させた場合においても、メインプラウの内側に雪が溜まり、溜まった雪にメインプラウが乗り上げるおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明のある態様に係るプラウ昇降装置は、長手方向の一方に設けられたスノープラウと他方に設けられた除雪機器を有する軌道用除雪車両のプラウ昇降装置であって、前記軌道用除雪車両の車体と前記スノープラウとの間に設けられた固定枠に接続され、前記スノープラウを支持する可動枠であって、前記スノープラウにより除雪作業する除雪位置と前記スノープラウが前記除雪位置よりも上方に位置する退避位置との間で移動可能な可動枠と、前記除雪機器による除雪時に前記可動枠を介して前記スノープラウを前記除雪位置から前記退避位置に上昇可能な昇降駆動装置と、を備える。
【0007】
この構成によれば、軌道用除雪車両の後退時に、軌道上や軌道の周辺に溜まった雪がスノープラウの内側に堆積することを防止することができる。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、軌道用除雪車両の後退時に、軌道上や軌道の周辺に溜まった雪がスノープラウの内側に堆積することを防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係る除雪車両の構成例を示す側面図である。
図1の除雪車両の前側の部分の構成例を示す平面図である。
図1の除雪車両の前側の部分の構成例を示す側面図である。
図1の除雪車両の正面図である。
図1の除雪車両の背面図である。
図1の除雪車両のプラウ除雪装置の動作例を示す側面図である。
実施の形態2に係る除雪車両のプラウ除雪装置の構成例を示す側面図である。
実施の形態3に係る除雪車両のプラウ除雪装置の構成例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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