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公開番号
2024113393
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-22
出願番号
2023018339
出願日
2023-02-09
発明の名称
部品供給ユニット、及び部品装着装置
出願人
株式会社FUJI
代理人
弁理士法人ネクスト
,
個人
,
個人
主分類
H05K
13/02 20060101AFI20240815BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】部品供給ユニットを部品装着装置から取り外す前に、部品供給ユニットのコンデンサを放電できる部品供給ユニット、及び部品装着装置を提供すること。
【解決手段】本開示の部品供給ユニットは、部品装着装置に着脱可能に装着され部品を供給する部品供給ユニットであって、部品装着装置から供給された電力により電荷を蓄電するコンデンサと、コンデンサに電荷を蓄電する蓄電状態と、コンデンサに蓄電された電荷を放電する放電状態と、を切り替える放電回路と、部品装着装置から供給される電力の供給が停止されることを検出したことに基づいて、放電回路を蓄電状態から放電状態に切り替える制御装置と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
部品装着装置に着脱可能に装着され部品を供給する部品供給ユニットであって、
前記部品装着装置から供給された電力により電荷を蓄電するコンデンサと、
前記コンデンサに電荷を蓄電する蓄電状態と、前記コンデンサに蓄電された電荷を放電する放電状態と、を切り替える放電回路と、
前記部品装着装置から供給される電力の供給が停止されることを検出したことに基づいて、前記放電回路を前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える制御装置と、
を備える部品供給ユニット。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御装置は、
前記部品装着装置から供給される電力が閾値電力以下となったことを検出した場合に前記電力の供給が停止されると判断し、前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える指示を前記放電回路に実行する、請求項1に記載の部品供給ユニット。
【請求項3】
前記部品装着装置と接続される通信線を、さらに有し、
前記部品装着装置は、
前記部品供給ユニットに対する電力の供給を停止するのに合わせて、前記放電回路を前記放電状態にする指示である放電指示を、前記通信線を介して前記部品供給ユニットに送信し、
前記制御装置は、
前記通信線を介して前記放電指示を取得した場合、前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える指示を前記放電回路に実行する、請求項1又は請求項2に記載の部品供給ユニット。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載の前記部品供給ユニットを着脱可能に装着する装着部と、
前記装着部に装着された前記部品供給ユニットへ電力を供給する電源装置と、
前記電源装置を制御する装置側制御装置と、
を備える前記部品装着装置であって、
前記装置側制御装置は、
前記装着部に装着された前記部品供給ユニットを取り外す指示を受け付ける受付処理と、
前記電源装置を制御し、前記受付処理で指示を受け付けた前記部品供給ユニットへの電力の供給を停止する停止処理と、
を実行する、部品装着装置。
【請求項5】
前記装着部に装着された前記部品供給ユニットをロックするロック機構を備え、
前記装置側制御装置は、
前記停止処理における前記部品供給ユニットへの電力の供給を停止する指示に対し、停止の実行の完了を示す応答を前記電源装置から受信すると、前記ロック機構を制御し、電力の供給を停止した前記部品供給ユニットのロックを解除する、請求項4に記載の部品装着装置。
【請求項6】
表示装置を、さらに備え、
前記装置側制御装置は、
前記受付処理において、前記部品供給ユニットを取り外す状態を案内する画像を前記表示装置に表示し、前記部品供給ユニットを取り外す指示を受け付けると、前記停止処理を実行する、請求項5に記載の部品装着装置。
【請求項7】
前記装置側制御装置は、
前記部品供給ユニットの取り外しが可能であることを報知する報知処理を実行し、且つ、前記ロック機構を制御し、電力の供給を停止した前記部品供給ユニットのロックの解除が完了すると、
前記報知処理において、
前記部品供給ユニットの取り外しを指示する画面を、前記表示装置に表示する、請求項6に記載の部品装着装置。
【請求項8】
部品供給ユニットを着脱可能に装着される部品装着装置であって、
前記部品供給ユニットは、
前記部品装着装置から供給された電力により電荷を蓄電するコンデンサを備え、
前記部品装着装置は、
前記部品供給ユニットを着脱可能に装着する装着部と、
前記コンデンサに電荷を蓄電する蓄電状態と、前記コンデンサに蓄電された電荷を放電する放電状態と、を切り替える放電回路と、
前記部品装着装置から前記部品供給ユニットへの電力の供給を停止するのに合わせて、前記放電回路を前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える制御装置と、
を備える部品装着装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、部品を供給する部品供給ユニット、及び部品供給ユニットを着脱可能に装着する部品装着装置の技術に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、部品供給ユニットから供給された部品を基板に装着する部品装着装置について種々提案されている。下記特許文献1の部品装着装置は、電子部品を供給する電子部品供給装置が装着されている。特許文献1には、この電子部品供給装置のテープフィーダを取り外す挿抜において、放電の発生を抑制する技術について記載されている。電子部品供給装置は、複数のテープフィーダを保持する台車のバンクを接続可能となっている。バンクは、テープフィーダのコネクタ部が挿抜される挿抜口を有するバンクコネクタ部が設けられている。バンクコネクタ部は、通電用バンク端子と、挿抜方向において通電用バンク端子よりも挿抜口から離れた位置に配置される検知用バンク端子を有する。電子部品供給装置は、テープフィーダのコネクタ部がバンクコネクタ部から抜去されることにより検知用バンク端子の接続が解除された後、オンオフ回路を制御して通電用バンク端子とフィーダ側の端子が非通電状態となるように制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-014364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した電子部品供給装置などの部品供給ユニットは、例えば、電源基板のコンデンサなど、大容量のコンデンサを搭載している。このコンデンサは、部品供給ユニットを部品装着装置に接続し、部品装着装置から電力を供給されることで充電される。このため、部品供給ユニットを部品装着装置から取り外す際、放電をしないと回路素子の故障などを招く虞があるため、接続時にコンデンサに蓄電された電荷を放電する必要がある。しかしながら、部品供給ユニットによって蓄電される容量は異なるので放電に要する時間も異なる。そのため部品供給ユニットを取り外す際には、放電時間を部品供給ユニットそれぞれに合わせて設けるか、放電時間が一番長いものに合わせて設けるかしなければならない。
【0005】
本開示は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、部品供給ユニットを部品装着装置から取り外す前に、部品供給ユニットのコンデンサを放電できる部品供給ユニット、及び部品装着装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書は、部品装着装置に着脱可能に装着され部品を供給する部品供給ユニットであって、前記部品装着装置から供給された電力により電荷を蓄電するコンデンサと、前記コンデンサに電荷を蓄電する蓄電状態と、前記コンデンサに蓄電された電荷を放電する放電状態と、を切り替える放電回路と、前記部品装着装置から供給される電力の供給が停止されることを検出したことに基づいて、前記放電回路を前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える制御装置と、を備える部品供給ユニットを開示する。
【0007】
また、本明細書は、部品供給ユニットを着脱可能に装着される部品装着装置であって、前記部品供給ユニットは、前記部品装着装置から供給された電力により電荷を蓄電するコンデンサを備え、前記部品装着装置は、前記部品供給ユニットを着脱可能に装着する装着部と、前記コンデンサに電荷を蓄電する蓄電状態と、前記コンデンサに蓄電された電荷を放電する放電状態と、を切り替える放電回路と、前記部品装着装置から前記部品供給ユニットへの電力の供給を停止するのに合わせて、前記放電回路を前記蓄電状態から前記放電状態に切り替える制御装置と、を備える部品装着装置を開示する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、部品装着装置から部品供給ユニットへの電力の供給を停止するのに合わせて、放電回路を蓄電状態か記放電状態に切り替える。これにより、部品供給ユニットを部品装着装置から取り外す前に、部品供給ユニットのコンデンサを放電できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施例の部品装着装置1の構成例を模式的に示す平面図。
部品供給ユニット3を斜め上方から見下ろした斜視図。
ロック機構54のロック解除状態と、ロック状態を示す斜視図。
部品装着装置1及び部品供給ユニット3のブロック図。
部品供給ユニット3の取り外しにおける装置側制御装置6の処理内容を示すフローチャート。
部品供給ユニット3を取り外す際のタッチパネル7aの表示画面等を示す図。
第2実施例の装着装置101及び部品供給ユニット103のブロック図。
第3実施例の装着装置201及び部品供給ユニット203のブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(第1実施例)
以下、本開示の部品装着装置を具体化した一実施例である第1実施例の部品装着装置を、図を参照しつつ詳しく説明する。図1に、第1実施例の部品装着装置(以下、「装着装置」と略す場合がある)1を示す。装着装置1は、部品を基板Kに装着する装着作業を実施する。以下の説明では、図1の紙面左側から右側に向かう方向を、基板Kを搬送するX軸方向と称し、紙面下側(前側)から紙面上側(後側)に向かう方向を、Y軸方向と称して説明する。装着装置1は、基板搬送装置2、部品移載装置4、部品カメラ5、装置側制御装置6、及び操作部7を備え、各装置が基台9に組み付けられている。また、装着装置1は、部品供給ユニット3を着脱可能となっている。
(【0011】以降は省略されています)
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