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公開番号2024112406
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-21
出願番号2023017380
出願日2023-02-08
発明の名称サーバ装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G08G 1/16 20060101AFI20240814BHJP(信号)
要約【課題】横断歩道の危険度を導出可能なサーバ装置を提供する。
【解決手段】サーバ装置30は、車両の位置情報と、車載カメラによって検出された歩行者に関する情報と、車両の走行状態情報とを複数の車両から取得する取得部と、車両の位置情報と横断歩道の位置を示す地図情報をもとに、横断歩道毎の歩行者に関する情報と車両の走行状態情報とを抽出する抽出部36と、抽出部36の抽出結果をもとに横断歩道毎に、横断歩道周辺で発生した急ブレーキの回数と、歩行者が横断を待機しているときに車両が横断歩道を通過した回数と、横断歩道手前で停車しているときに横断歩道を通る歩行者の数と、を算出する算出部38と、算出部の算出結果をもとに、横断歩道毎の危険度を導出する導出部40と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両の位置情報と、車載カメラによって検出された歩行者に関する情報と、車両の走行状態情報とを複数の車両から取得する取得部と、
車両の位置情報および横断歩道の位置を示す地図情報をもとに、横断歩道毎に横断歩道周辺の歩行者に関する情報と車両の走行状態情報とを抽出する抽出部と、
前記抽出部の抽出結果をもとに横断歩道毎に、横断歩道周辺で発生した急ブレーキの回数と、歩行者が横断を待機しているときに車両が横断歩道を通過した回数と、横断歩道手前で停車しているときに横断歩道を通る歩行者の数と、を算出する算出部と、
前記算出部の算出結果をもとに、横断歩道毎の危険度を導出する導出部と、を備えることを特徴とするサーバ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両装置の検出結果をもとに横断歩道の危険度を導出するサーバ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両が走行する道路に設置された路側送信機から歩行者による危険度を受信し、受信した危険度に基づいて目標速度および走行車線を修正する走行制御装置が開示されている。道路の歩行者による危険度は、歩行者に付けたICタグからの情報をもとに算出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-252024号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、信号機が設置されていない横断歩道では歩行者が車両よりも優先されるため、歩行者が横断しようとしていれば車両は停止すべきである。しかしながら、歩行者が横断を企図しても運転者が歩行者に気付かず、車両が横断歩道を通過することがある。そのような危険な状況が発生しやすい横断歩道を特定できると望ましい。
【0005】
本発明の目的は、横断歩道の危険度を導出可能なサーバ装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様のサーバ装置は、車両の位置情報と、車載カメラによって検出された歩行者に関する情報と、車両の走行状態情報とを複数の車両から取得する取得部と、車両の位置情報および横断歩道の位置を示す地図情報をもとに、横断歩道毎に横断歩道周辺の歩行者に関する情報と車両の走行状態情報とを抽出する抽出部と、抽出部の抽出結果をもとに横断歩道毎に、横断歩道周辺で発生した急ブレーキの回数と、歩行者が横断を待機しているときに車両が横断歩道を通過した回数と、横断歩道手前で停車しているときに横断歩道を通る歩行者の数と、を算出する算出部と、算出部の算出結果をもとに、横断歩道毎の危険度を導出する導出部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、横断歩道の危険度を導出可能なサーバ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
横断歩道の危険度を導出するシステムの概要を説明するための図である。
危険度導出システムの機能構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、横断歩道12の危険度を導出するシステムの概要を説明するための図である。図1では、車両10が信号機が設置されていない横断歩道12を通過しようとしている。第1歩行者16および第2歩行者18が横断歩道12を横断しようとしている場合に、車両10は停止線14の手前で停止する必要がある。
【0010】
車両10に設けられた車両装置20は、横断歩道12で車両10が急ブレーキをしたことと、運転者が横断予定の歩行者の存在を見逃して車両10が横断歩道12を通過したことと、車両10が横断歩道12の手前で停止しているときに横断している歩行者の数とを、横断歩道12での危険度を導出するために検出する。車両装置20は、検出結果を後述するサーバ装置に送信して、サーバ装置が横断歩道12の危険度を導出する。車両10は、自動運転可能であってよい。
(【0011】以降は省略されています)

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