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公開番号2024112303
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-20
出願番号2024016288
出願日2024-02-06
発明の名称測位基準信号のリソース割り当て方法及び装置
出願人三星電子株式会社,Samsung Electronics Co.,Ltd.
代理人弁理士法人共生国際特許事務所
主分類H04W 72/40 20230101AFI20240813BHJP(電気通信技術)
要約【課題】5Gサイドリンクモード2(例えばV2X)中に5Gサイドリンク測位基準信号(SL-PRS)を送信するためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】本発明のリソース割り当て方法において、共有リソースプールを使用してデータ送信を行わない場合、UEはコム構造を使用して測位基準信号(PRS)の送信のための3つのパラメータ(時間、周波数、PRSインデックス)を決定する。データ送信に専用のリソースプールを使用して、UEはスロット送信用の時間周波数グリッドを事前設定してPRSが復調基準信号(DMRS)と競合しないようにする。
【選択図】図1A


特許請求の範囲【請求項1】
リソース割り当て方法であって、
第1のユーザ機器(UE)によって、第1の設定に基づいて、送信に使用される候補シングルスロットサイドリンク測位基準信号(SL-PRS)リソースのセットを取得するために、センシングベースのリソース選択手順を実行するステップと、
前記候補シングルスロットSL-PRSリソースのセットを、選択のために上位レイヤに渡すステップと、
選択されたシングルスロットSL-PRSリソースの指示を上位レイヤから受信するステップと、
前記第1のUEによって、前記選択されたシングルスロットSL-PRSリソースを使用してサイドリンク測位基準信号(SL-PRS)を送信するステップと、
前記第1のUEによって、前記SL-PRSを含む同じスロット内で、サイドリンク制御情報(SCI)を搬送する物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)信号を送信するステップと、を有し、
前記候補シングルスロットSL-PRSリソースは、前記上位レイヤによって提供されるSL-PRS参照IDのセット内のSL-PRSリソースインデックス及びスロットインデックスによって一意に識別されることを特徴とする方法。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1のUEによって、SL-PRS時間情報、及びSL-PRS送信のために割り当てられて設定された周波数リソースの数を含む前記第1の設定を受信するステップを更に含み、
前記設定された周波数リソースの数は、前記SL-PRS送信のための専用リソースプールに対して割り当てられ、
各選択されたSL-PRSリソースの候補は、周波数領域内の前記専用リソースプールの全帯域幅を占有することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
複数のUEは、複数の異なるSL-PRSリソースIDを使用して、時分割多重(TDM)方式で同じスロット内で送信することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記SCIは、前記SL-PRSに対するリソースID指示を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記センシングベースのリソース選択手順を実行するステップは、基準信号受信電力(RSRP)閾値に基づいており、
前記RSRPは、前記候補シングルスロットSL-PRSリソースのセットで測定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記SL-PRSは、L1送信優先度に関連付けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記L1送信優先度の値は、前記SL-PRSに関連付けられた前記PSCCH信号によって搬送される前記SCIに含まれることを特徴とする請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記RSRP閾値は、受信された前記SCIの第1の送信優先度に関連付けられ、且つ選択されたSL-PRSリソースの第2の送信優先度に関連付けられることを特徴とする請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記SL-PRSは、残りのパケット遅延バジェットに関連付けられることを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項10】
リソース割り当てを実行するように構成された第1のユーザ機器(UE)であって、
前記第1のUEは、
命令を保存する非一時的メモリと、
前記命令を実行して動作を実行するように構成されたプロセッサと、を備え、
前記プロセッサは、
第1の設定に基づいて、送信に使用される候補シングルスロットサイドリンク測位基準信号(SL-PRS)リソースのセットを取得するために、センシングベースのリソース選択手順を実行し、
前記候補シングルスロットSL-PRSリソースのセットを、選択のために上位レイヤに渡し
選択されたシングルスロットSL-PRSリソースの指示を上位レイヤから受信し、
前記選択されたシングルスロットSL-PRSリソースを使用してサイドリンク測位基準信号(SL-PRS)を送信し、
前記SL-PRSを含む同じスロット内で、サイドリンク制御情報(SCI)を搬送する物理サイドリンク制御チャネル(PSCCH)信号を送信するように構成され、
前記候補シングルスロットSL-PRSリソースは、前記上位レイヤによって提供されるSL-PRS参照IDのセット内のSL-PRSリソースインデックス及びスロットインデックスによって一意に識別されることを特徴とする第1のUE。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、5Gサイドリンク(SL)システムにおける測位基準信号のリソース割り当て方法及び装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
5G SL通信は、ユーザ機器(UE)が基地局(gBN)の支援なしに独立してデータを転送することを可能にする。これによりV2X通信が可能になる。
【0003】
UEは、物理サイドリンクブロードキャストチャネル(PSBCH)を使用して同期基準ブロック(SSB)を送信することができる。受信側UEは、SSBを使用してそのタイミング及び周波数成分を送信側UEのタイミング及び周波数成分に同期させる。重要な使用例は、測位及びデータ送信である。データ送信は物理サイドリンク共有チャネル(PSSCH)を用いて行われる。
【0004】
UEは測位基準信号(PRS)を送信することがある。PRS及びSL-PRSという表現は、本明細書では互換的に使用される。
【0005】
5G V2Xの無線アクセスネットワークの側面の全体的な説明は、2020年7月に発行されたETSI TR 137.985 V16.0.0「Overall description of Radio Access Network (RAN aspects for Vehicle-to-everything (V2X) based on LTE and NR)」に記載されている。
【0006】
5GSLで使用される頭字語の一部を以下に示す。
【0007】
5GC:第5世代コアネットワーク
AGC:自動ゲインコントロール
BWP:帯域幅部分
CA:キャリアアグリゲーション
CAM:協調認識メッセージ
CBR:チャンネルビジー率
CR:チャンネル使用率
DMRS:復調基準信号
EPC:進化型パケットコア
MNO:移動体通信事業者
PSBCH:物理サイドリンクブロードキャストチャネル
PSCCH:物理サイドリンク制御チャネル
PSSCH:物理サイドリンク共有チャネル
PSSS、S-PSS:プライマリサイドリンク同期信号(LTE)、サイドリンクプライマリ同期信号(NR)
PT-RS:位相追跡基準信号
RSU:路側ユニット
SCI:サイドリンク制御情報
SL-BCH:サイドリンクブロードキャストチャネル
SLSS:サイドリンク同期信号
S-RSSI:サイドリンク受信信号強度インジケータ
S-SSB:サイドリンク同期信号ブロック
SSSS、S-SSS:セカンダリサイドリンク同期信号(LTE)、サイドリンクセカンダリ同期信号(NR)
V2I:車両対インフラ
V2P:車両対歩行者
V2V:車両対車両
V2X:車両対全てのモノ
【0008】
共有リソースプール内のSL-PRS(データ送信を含む)では、SL-PRSシンボルはDMRSを搬送するPSSCHシンボルにマッピングされない。この設定では、UEの多重化が許可され、SL-PRSのコムサイズがNの場合、N個のUEがSL-PRSを同時に送信することができる。また、スロットにCSI-RS及び/又はPTRSがある場合、SL-PRSを送信するように設定されたUEは、その代わりに同じスロットでSL-PRSを送信することができない。
【0009】
専用リソースプールでSL-PRS送信用のリソースを選択する場合(データ送信無し)、データ送信用のリソース選択を実行するときに使用されるシングルスロットリソース候補の代わりに、シングルスロット-シングル-SL-PRS-インデックスリソース候補を考慮することができる。送信のための候補シングルスロット-シングル-SL-PRS-インデックスリソースR
x、y、z
(3つの自由度、x:周波数、y:時間、z:インデックスで示される)は、スロットt

SL
(j=0,…,L
subCH
-1、SL-PRSインデックス)でサブチャネルx+jを有するL
subCH
連続サブチャネルのセットとして定義される。L
subCH
の値は、i)SL-PRS送信のためのリソース選択支援の場合、リソース選択支援要求又はリソースプール(事前)設定から、又はii)SL-PRS送信のためのリソース選択をトリガする上位レイヤ又はリソースプール(事前)設定から取得することができる。
【0010】
UEは、時間間隔[n+T

,n+T

]内の対応するリソースプールに含まれるL
subCH
の連続するサブチャネルセットが1つの候補シングルスロット-シングル-SL-PRS-インデックスリソースに対応すると仮定しなければならず、ここでT

の選択は、0≦T

≦T
proc,1
の下でUEの実装に任されており、T
proc,1
はスロットで定義されている。共有リソースプールの場合又は専用リソースプールの場合にT

=0。T
2min
が残りのパケット遅延バジェット(スロット単位)よりも短い場合、T

は、T2min≦T2≦残りのパケットバジェット(スロット単位)を条件としてUEの実装次第となる。そうでない場合、T

は残りのパケット遅延バジェット(スロット単位)に設定される。候補となるシングルスロットリソースの総数はM
total
によって表される。
【先行技術文献】
【非特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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