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公開番号
2024110494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-16
出願番号
2023015072
出願日
2023-02-03
発明の名称
消臭剤組成物
出願人
花王株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61L
9/01 20060101AFI20240808BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】繊維製品の内部までの消臭が可能な消臭剤組成物、消臭剤組成物の製造方法及び繊維製品の消臭処理方法の提供。
【解決手段】炭素数8以上14以下の脂肪族アルコール〔以下(A)成分という〕及び(B)抗菌性化合物〔以下(B)成分という〕を含有する、消臭剤組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)炭素数8以上14以下の脂肪族アルコール〔以下(A)成分という〕及び(B)抗菌性化合物〔以下(B)成分という〕を含有する、消臭剤組成物。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
(A)成分の含有量と(B)成分の含有量の質量比である(B)/(A)が、0.005以上50以下である、請求項1記載の消臭剤組成物。
【請求項3】
(B)成分が、第4級アンモニウム塩型抗菌性化合物〔以下(B-1)成分という〕及びフェノール型抗菌性化合物〔以下(B-2)成分という〕から選ばれる1種以上である、請求項1又は2記載の消臭剤組成物。
【請求項4】
さらに、(C)ベシクル形成性界面活性剤〔以下(C)成分という〕を含有する、請求項1~3の何れか1項記載の消臭剤組成物。
【請求項5】
(C)成分の含有量に対する(A)成分と(B)成分の合計含有量の質量比である(C)/[(A)+(B)]が0.1以上50以下である、請求項1~4の何れか1項記載の消臭剤組成物。
【請求項6】
(C)成分が、1種又は2種以上の下記一般式(1)の第4級アンモニウム化合物である、請求項4又は5記載の消臭剤組成物。
JPEG
2024110494000006.jpg
23
170
[式中、R
1
は炭素数12以上22以下のアルキル基又はアルケニル基である。Yは、-COO-、-CONR
5
-、-OCO-又は-NR
5
CO-である。ここで、R
5
は水素原子、炭素数1以上3以下のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。R
2
は炭素数1以上5以下のアルキレン基である。R
3
はそれぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基、-R
2
-OH又は-R
2
-Y-R
1
である。ただし、2種以上の4級アンモニウム塩(1)を含む場合、少なくとも1つのYは-COO-又は-OCO-である。R
4
は炭素数1以上3以下のアルキル基である。X
-
は対陰イオンである。]
【請求項7】
水性組成物である、請求項1~6の何れか1項記載の消臭剤組成物。
【請求項8】
さらに、(D)ノニオン性界面活性剤〔以下(D)成分という〕を含有する、請求項7記載の消臭剤組成物。
【請求項9】
さらに、(E)水溶性無機塩〔以下(E)成分という〕を含有する、請求項7又は8記載の消臭剤組成物。
【請求項10】
さらに、(F)香料〔以下(F)成分という〕を含有する、請求項7~9の何れか1項記載の消臭剤組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、消臭剤組成物、消臭剤組成物の製造方法、及び繊維製品の消臭処理方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、繊維製品の消臭に関して盛んに研究されている。繊維製品の洗濯時又は乾燥時の生乾き臭、着用した衣類から発生する汗臭、靴下の臭い等は、すべて菌に由来する臭いである。これらを消臭する方法として、臭いに由来する菌を殺菌・除菌することで臭いの発生そのものを抑制する消臭方法が盛んに研究されている。
【0003】
特許文献1には、部屋干しによる臭いや使用時の戻り臭の抑制のための抗菌性の液体柔軟剤組成物が開示されている。特許文献2には持続的な消臭効果を発揮することができる、繊維処理剤組成物の技術が開示されている。
【0004】
特許文献3及び特許文献4には、脂肪族アルコールを繊維製品処理剤に使用する技術が記載されている。さらに、特許文献5には、炭素数12以上21以下の脂肪族アルコールとカチオン性抗菌剤を組み合わせた殺菌剤の技術が開示されている。特許文献6には、界面活性剤、炭素数10以上16以下の脂肪族アルコール及びダイクロサン等の芳香環を有する抗菌性化合物(第4級アンモニウム塩を除く)を含有する繊維製品用洗浄剤組成物が記載されている。
特許文献7には、特定の第4級アンモニウム塩、特定のソルビタン脂肪酸エステル、及び炭素数12以上18以下の直鎖脂肪族第一級飽和アルコールを含有する繊維製品処理剤組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-163579号公報
特開2018-76615号公報
特開2019-163559号公報
特開2016-11472号公報
特開2013-126998号公報
特開2021-88702号公報
特許第6046085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来の消臭剤組成物、例えばカチオン性の抗菌剤を配合した消臭柔軟剤では、バスタオル等の分厚い繊維製品の内部までの消臭効果が不足していた。
【0007】
本発明の一つの課題は、繊維製品の内部、例えば布帛内部までの消臭が可能な消臭剤組成物を提供することである。また本発明の別の課題は、汚れが共存していたとしても消臭性能が低下し難い消臭剤組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、特定のアルコールを、抗菌剤と併用することによって上記の課題を解決できることを見出した。
【0009】
すなわち、本発明は、一つの例示的な態様において、(A)炭素数8以上14以下の脂肪族アルコール及び(B)抗菌性化合物を含有する、消臭剤組成物を提供する。
【0010】
また、本発明は、他の例示的な態様において、(A)炭素数8以上14以下の脂肪族アルコール及び(B)抗菌性化合物を含有する混合液(I)を調製する工程を有する、消臭剤組成物の製造方法を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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