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公開番号
2024154742
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023068753
出願日
2023-04-19
発明の名称
皮膚化粧料
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A61K
8/34 20060101AFI20241024BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】メイクアップの上に適用することにより、メイクフィックス効果、メイクもち効果に優れるとともに、保湿効果が持続し、使用感も良好な皮膚化粧料を提供する。
【解決手段】次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)エタノール、
(B)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
(D)シリコーン系界面活性剤、
(E)2価アルコール 1~20質量%、
(F)水
を含有する皮膚化粧料。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)エタノール、
(B)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
(D)シリコーン系界面活性剤、
(E)2価アルコール 1~20質量%、
(F)水
を含有する皮膚化粧料。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
成分(D)に対する成分(A)の質量割合(A)/(D)が、1~500である請求項1記載の皮膚化粧料。
【請求項3】
成分(B)の含有量が、0.05~1質量%である請求項1又は2記載の皮膚化粧料。
【請求項4】
成分(C)の含有量が、0.005~1質量%である請求項1~3のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
【請求項5】
成分(D)が、ポリエーテル変性シリコーンを含む、請求項1~4のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
【請求項6】
さらに、(G)水溶性多糖類を0.002~0.05質量%含有する請求項1~5のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
【請求項7】
ミスト状化粧料である、請求項1~6のいずれか1項記載の皮膚化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚化粧料に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
化粧崩れを防止するため、メイクアップ化粧料そのものの化粧もち効果を高めることが検討されている。その一方、通常のメイクアップ化粧料を塗布した上に適用して、化粧崩れを起こすことなく化粧もち効果を高めるための化粧料も検討されている。
例えば、特許文献1には、油溶性皮膜形成剤、揮発性油剤、水を含有し、メイクアップの上に噴霧して使用する多層型メイクアップ保護化粧料が、噴霧使用時の霧が細かく、メイクアップ保護効果に優れることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開2020/175398
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のメイクアップ保護化粧料は、メイクフィックス効果を付与する目的で、疎水性の皮膜形成剤を含有しているため、つっぱり感や乾燥感があり、使用感において課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明者は、エタノールと、特定の界面活性剤、2価アルコールを組合わせた皮膚化粧料が、メイクフィックス効果、メイクもち効果に優れるとともに、保湿効果が持続し、使用感も良好であることを見出した。
【0006】
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)、(D)、(E)及び(F):
(A)エタノール、
(B)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、
(C)ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、
(D)シリコーン系界面活性剤、
(E)2価アルコール 1~20質量%、
(F)水
を含有する皮膚化粧料に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の皮膚化粧料は、メイクアップの上に適用することにより、硬く平滑な乾燥膜が形成し、メイクフィックス効果、メイクもち効果に優れるとともに、べたつき感がなく、保湿効果が持続し、使用感も良好である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明において、成分(A)のエタノールの含有量は、メイクアップの上に適用することにより、硬く平滑な乾燥膜を形成させる観点、メイクフィックス効果によるメイクもち効果を向上させる観点、べたつき感を低減させる観点、保湿効果を持続させる観点、ミスト噴霧容器に充填し、吐出した際の噴霧状態を向上させる観点から、全組成中に0.5~20質量%であるのが好ましく、2~15質量%がより好ましく、4~10質量%がさらに好ましい。
【0009】
成分(B)のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油において、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を構成するポリオキシエチレン基の平均付加モル数は、メイクアップの上に適用することにより、硬く平滑な乾燥膜を形成させる観点、メイクフィックス効果によるメイクもち効果を向上させる観点、ミスト容器に充填し、吐出した際の噴霧状態を向上させる観点から、25~100であるのが好ましく、35~85がより好ましく、45~75がさらに好ましく、55~65がさらに好ましい。
【0010】
また、成分(B)のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油は、メイクアップの上に適用することにより、硬く平滑な乾燥膜を形成させる観点、メイクフィックス効果によるメイクもち効果を向上させる観点、ミスト容器に充填し、吐出した際の噴霧状態を向上させる観点から、HLB10~20であるのが好ましく、HLB10~16がより好ましく、11~15.5がさらに好ましく、12~15がよりさらに好ましく、12.5~14.5がよりさらに好ましい。
ここで、HLBは、親水性-親油性のバランス(Hydrophile-Lipophile Balance)を示す指標であり、小田・寺村らによる次式により定義される。
(【0011】以降は省略されています)
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