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公開番号2024163045
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2024073840
出願日2024-04-30
発明の名称冷却具
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類A61F 7/10 20060101AFI20241114BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着用者の目及び/又は目の周辺を冷却すると共に、着用者の耳及びその周辺を冷却することが可能な冷却具に関する。
【解決手段】着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、本体部に設けられる冷却体と、本体部の幅方向の両端部に設けられ、該本体部により着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺が覆われるように該本体部を着用者の顔に保持させることが可能な耳掛け部とを備え、本体部、冷却体及び耳掛け部が防水性を有する包装体に封入された状態で保存される冷却具であって、冷却体は、包装体に封入された状態において水を保有する保水層を有し、冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう本体部に配置されており、本体部は、折り畳まれた状態で包装体に封入されており、耳掛け部は、本体部が包装体に封入された状態において、前記冷却体と直接的又は間接的に接触するように、折り畳まれた本体部に挟まれている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、
前記本体部に設けられる冷却体と、
前記本体部の幅方向の両端部に設けられ、該本体部により着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺が覆われるように該本体部を着用者の顔に保持させることが可能な耳掛け部と
を備え、
前記本体部、前記冷却体及び前記耳掛け部が防水性を有する包装体に封入された状態で保存される冷却具であって、
前記冷却体は、前記包装体に封入された状態において水を保有する保水層を有し、
前記冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう前記本体部に配置されており、
前記本体部は、折り畳まれた状態で前記包装体に封入されており、
前記耳掛け部は、前記本体部が前記包装体に封入された状態において、前記冷却体と直接的又は間接的に接触するように、折り畳まれた前記本体部に挟まれている
冷却具。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記本体部は、
着用時において、着用者の肌側に向く内面シートと、
前記冷却体を介して前記内面シートと対向するよう配された外面シートと
を有し、
前記冷却体は、着用時において、少なくとも一部が前記内面シートを介して着用者の目及び/又は目の周辺と接触するよう前記本体部に配置されており、
前記内面シートは、少なくとも一部に透湿性を有しており、
前記本体部は、前記内面シートが内側となるように折り畳まれた状態で前記包装体に封入されており、
前記耳掛け部は、前記本体部が前記包装体に封入された状態において、折り畳まれた前記内面シートに挟まれている
請求項1に記載の冷却具。
【請求項3】
前記耳掛け部は、それぞれ、接合部によって前記本体部に接合されており、
前記耳掛け部は、前記本体部に挟まれた状態において、前記接合部を除いた部分の開封時保水率が、0.2%以上40%以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項4】
前記耳掛け部は、不織布、織布、紙などの繊維シート、樹脂発泡シート、金属シート、フィルムシート及び伸縮性を有する紐から選択される1種又は2種以上の材料で構成されている
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項5】
前記耳掛け部は、それぞれ、接合部によって前記本体部に接合されており、
前記耳掛け部は、前記接合部を除いた部分の面積が5000mm

以上13000mm

以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項6】
前記耳掛け部は、それぞれ、接合部によって前記本体部に接合されており、
前記耳掛け部のうち、前記本体部に挟まれた状態において、前記冷却体と直接的又は間接的に対向する部分の面積は、前記接合部を除いた部分の面積に対して30%以上100%以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項7】
前記保水層は、水の初期含有量が1cm

あたり0.04ml以上0.40ml以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項8】
前記耳掛け部は、前記本体部の幅方向に対して、着用時における前記本体部の下方側に傾斜して設けられている
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項9】
前記耳掛け部は、それぞれ、着用時における前記本体部の上下方向に対して傾斜した接合部によって前記本体部に接合されており、
前記接合部に沿う仮想線は、それぞれ、前記本体部を幅方向に二分する縦中心線の中心よりも着用時における前記本体部の下方側において収束するよう、前記縦中心線に対して傾斜しており、
前記縦中心線に対する前記仮想線の傾斜角度は、それぞれ1°以上25°以下である
請求項1又は2に記載の冷却具。
【請求項10】
前記本体部は、
着用時において、着用者の額側に位置する上縁部と、
着用時において、着用者の鼻側に位置する下縁部と、
前記上縁部から前記下縁部側に向けて形成された上側スリットと、
前記下縁部から前記上縁部側に向けて形成された下側スリットと
を有しており、
前記上側スリット及び前記下側スリットは、該本体部を幅方向に二分する縦中心線上に形成されている
請求項1又は2に記載の冷却具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、着用者の顔の少なくとも目を覆う本体部と、本体部に設けられる冷却体と、本体部の幅方向の両端部に設けられ、該本体部により着用者の顔の少なくとも目が覆われるように該本体部を着用者の顔に保持させることが可能な耳掛け部とを備える冷却具が知られている(特許文献1等)。この冷却具は、着用者の目の疲れや目の腫れ等を緩和するために用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-28176号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の冷却具では、着用者の耳及びその周辺(例えば、こめかみ及び頬等)を冷却することについては検討されていない。このように、着用者の耳及びその周辺を冷却することにより、着用者により一層の冷却感を与える観点において、従来の冷却具には改善の余地がある。
【0005】
本発明は、着用者の目及び/又は目の周辺を冷却すると共に、着用者の耳及びその周辺を冷却することが可能な冷却具に関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部と、前記本体部に設けられる冷却体と、前記本体部の幅方向の両端部に設けられ、該本体部により着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺が覆われるように該本体部を着用者の顔に保持させることが可能な耳掛け部とを備え、前記本体部、前記冷却体及び前記耳掛け部が防水性を有する包装体に封入された状態で保存される冷却具であって、前記冷却体は、前記包装体に封入された状態において水を保有する保水層を有し、前記冷却体は、着用時において、少なくとも一部が着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に接触するよう前記本体部に配置されており、前記本体部は、折り畳まれた状態で前記包装体に封入されており、前記耳掛け部は、前記本体部が前記包装体に封入された状態において、前記冷却体と直接的又は間接的に接触するように、折り畳まれた前記本体部に挟まれている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の冷却具によれば、着用者の目及び/又はその周辺を冷却すると共に、着用者の耳及びその周辺を冷却することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る冷却具を示す図である。
本実施形態に係る冷却具を示す図である。
本実施形態に係る冷却具の概略断面図である。
本実施形態に係る下側スリットを示す部分拡大図である。
本実施形態に係る冷却体を示す図である。
図5のII-II´線に沿った概略断面図である。
図7(a)は、耳掛け部の引張時の状態を示す図であり、図7(b)は、耳掛け部の装着時の状態を示す図である。
本実施形態に係る冷却具が、包装体に封入された状態を示す図である。
水蒸気発生量を測定する装置を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
【0010】
[冷却具の全体構成]
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る冷却具1は、着用者の顔の少なくとも目及び/又は目の周辺を覆う本体部10と、本体部10に設けられる冷却体20と、本体部10の幅方向の両端部に設けられる耳掛け部30とを備えている。なお、図1は、着用者の非目元側の面(外面)が上を向くよう本体部10を展開させた状態における平面図である。また、図2は、着用者の目元側の面(内面)が上を向くよう本体部10を展開させた状態、かつ、耳掛け部30が本体部10の内側に折り込まれた状態における平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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