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公開番号
2024163893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2024077287
出願日
2024-05-10
発明の名称
ゴム用プロセス油
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類
C08L
21/00 20060101AFI20241115BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】
従来のパラフィン油よりも加工性の向上に優れたゴム用プロセス油を提供すること。
【解決手段】
ポリ内部オレフィンを含有するゴム用プロセス油であって、
前記ポリ内部オレフィンが、内部オレフィンを含有するオレフィンの重合体であり、
前記オレフィンのDBP平均値が3.0以上6.0以下であり、
前記オレフィンの平均炭素数が16以上20以下である、ゴム用プロセス油。
【選択図】 なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ポリ内部オレフィンを含有するゴム用プロセス油であって、
前記ポリ内部オレフィンが、内部オレフィンを含有するオレフィンの重合体であり、
前記オレフィンのDBP平均値が3.0以上6.0以下であり、
前記オレフィンの平均炭素数が16以上20以下である、ゴム用プロセス油。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記ゴム用プロセス油中の前記ポリ内部オレフィンの含有量が70質量%以上である、請求項1に記載のゴム用プロセス油。
【請求項3】
前記ポリ内部オレフィンの流動点が-35℃以上0℃以下である、請求項1に記載のゴム用プロセス油。
【請求項4】
前記ゴム用プロセス油が、天然ゴム及びスチレン-ブタジエンゴムからなる群より選ばれる1種以上の共役ジエン系ゴム用のプロセス油である、請求項1に記載のゴム用プロセス油。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載のゴム用プロセス油を含有するゴム組成物。
【請求項6】
前記ゴム組成物中の前記ポリ内部オレフィンの含有量が、0.2質量%以上40質量%以下である、請求項5に記載のゴム組成物。
【請求項7】
請求項5に記載のゴム組成物を架橋してなるゴム成形体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴム用プロセス油に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車用のタイヤ等に適用されるゴム材料には、加工性を向上させる等の目的で伸展油やプロセス油等が配合される。プロセス油としてパラフィン油が用いられることが知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-25370号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来のパラフィン油では加工性の向上が十分ではなく、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、従来のパラフィン油よりも加工性の向上に優れたゴム用プロセス油を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、ポリ内部オレフィンを含有するゴム用プロセス油であって、前記ポリ内部オレフィンが、内部オレフィンを含有するオレフィンの重合体であり、前記オレフィンのDBP平均値が3以上6以下であり、前記オレフィンの平均炭素数が16以上20以下である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来のパラフィン油よりも加工性の向上に優れたゴム用プロセス油を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<ゴム用プロセス油>
本実施形態のゴム用プロセス油は、ポリ内部オレフィンを含有するゴム用プロセス油であって、前記ポリ内部オレフィンが、内部オレフィンを含有するオレフィンの重合体であり、前記オレフィンのDBP平均値が3.0以上6.0以下であり、前記オレフィンの平均炭素数が16以上20以下である。本実施形態のゴム用プロセス油は、従来のパラフィン油よりも加工性の向上に優れる。
【0009】
〔ポリ内部オレフィン〕
前記内部オレフィンを含有するオレフィン内のDBP平均値(二重結合位置の平均値)は、流動点を低下させる観点から、3.0以上であり、3.2以上が好ましく、3.4以上がより好ましく、3.8以上が更に好ましく、混練時のトルク低減の観点から、6.0以下であり、5.5以下が好ましく、5.0以下がより好ましく、4.5以下が更に好ましい。本明細書において、オレフィン内のDBP平均値は、実施例に記載の方法で測定する。
【0010】
前記内部オレフィンを含有するオレフィンの平均炭素数は、ゴム材料との相溶性の観点から、16以上であり、17以上が好ましく、18以上がより好ましく、同様の観点から、20以下であり、18以下がより好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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