TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024109719
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-14
出願番号2024080980,2021503672
出願日2024-05-17,2020-03-06
発明の名称薬剤分包装置
出願人株式会社湯山製作所
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61J 3/00 20060101AFI20240806BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】 この発明は、使用するトレーに対応した薬剤分包が行うことができる薬剤分包装置を提供する。
【解決手段】 複数種の薬剤を貯留すると共に、処方データに基づいた薬剤を払い出し可能な薬剤供給部と、前記薬剤供給部から払い出された前記薬剤を、薬剤を収納する複数の収納凹部を有するトレーに分包する分包部と、を有する薬剤分包装置であって、分包部は、トレーを搭載可能なトレー投入ユニットと、トレーを移動させ、薬剤の払出し口21に、トレーの所望の前記収納凹部を移動させる、トレー駆動ユニットと、薬剤供給部から受け取った薬剤を払出し口21から払い出す薬剤供給装置と、を備え、薬剤供給装置は、薬剤供給部から受け取った薬剤を払出し口21まで案内する薬剤搬送装置474を有し、薬剤搬送装置474は使用するトレーに対応して交換可能に構成されている。
【選択図】 図7
特許請求の範囲【請求項1】
複数種の薬剤を貯留すると共に、処方データに基づいた薬剤を払い出し可能な薬剤供給部と、前記薬剤供給部から払い出された前記薬剤を、薬剤を収納する複数の収納凹部を有するトレーに分包する分包部と、を有する薬剤分包装置であって、
前記分包部は、前記トレーを搭載可能なトレー投入ユニットと、前記トレーを移動させ、薬剤の払出し口に、前記トレーの所望の前記収納凹部を移動させる、トレー駆動ユニットと、前記薬剤供給部から受け取った前記薬剤を前記払出し口から払い出す薬剤供給装置と、を備え、
前記薬剤供給装置は、前記薬剤供給部から受け取った前記薬剤を前記払出し口まで案内する薬剤搬送装置を有し、前記薬剤搬送装置は使用する前記トレーに対応して交換可能に構成されている、
薬剤分包装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記薬剤搬送装置は、前記薬剤を前記払出し口まで案内する押出経路形成部に内蔵され、前記薬剤搬送装置は、前記薬剤を収納する収納用孔を有する押出ケースと、前記押出ケースの下方に配置され前記薬剤を収納する収納用孔を有する押出スペーサを有し、前記押出ケースと前記押出スペーサは、前記押出経路形成部に着脱自在に取り付けられている、
請求項1に記載の薬剤分包装置。
【請求項3】
前記押出ケースと押出スペーサは、使用する前記トレーに対応して形成されている
請求項2に記載の薬剤分包装置。
【請求項4】
前記トレー投入ユニットに隣接して配置され、前記薬剤が収納された前記トレーを搭載可能なトレー排出ユニットをさらに備え、前記トレー駆動ユニットは、前記トレーを脱着可能に支持し、前記トレー投入ユニット及び前記トレー排出ユニットの間の位置で前記支持した前記トレーを移動させる、
請求項1から3のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
【請求項5】
前記トレー投入ユニットから前記トレー駆動ユニットに前記トレーを取り付けるトレー取り付けユニットと、
前記トレー駆動ユニットから前記錠剤が収納されたトレーを取り外し、トレー排出ユニットに載置するトレー取り外しユニットと、をさらに備える、
請求項4に記載の薬剤分包装置。
【請求項6】
前記トレーを収容するアダプタをさらに備え、前記アダプタは、矩形の枠形状に構成された枠本体と、枠本体の底面を構成する底板を備え、前記枠本体に前記トレーの前記収納凹部に対応した開口が設けられたパックアダプタセット板が着脱自在に取り付けられる、
請求項1から5のいずれか1項に記載の薬剤分包装置。
【請求項7】
前記薬剤供給装置の前記払出し口と前記トレーとの間に、前記トレーに対応した開口を有するパックスペーサが配置される、
請求項2に記載の薬剤分包装置。
【請求項8】
複数の前記薬剤供給部が設けられた薬剤収納部と、
処方データを記憶する処方データ記憶部と、
前記処方データ記憶部に記憶された処方データに基づいて処方される薬剤を示す薬剤データを抽出し、抽出した薬剤データに基づき前記複数の薬剤供給部を制御する制御部と、さらに備える、
請求項6に記載の薬剤分包装置。
【請求項9】
前記薬剤分包装置の情報を表示するモニタをさらに備え、前記制御部は、処方に従った前記トレーの種類と前記アダプタに収納されているトレーの種類を前記モニタに表示させる、
請求項8に記載の薬剤分包装置。
【請求項10】
前記複数の薬剤供給部の各々は、
薬剤を供給可能に収容する薬剤カセットと、
前記薬剤カセットに関する識別情報と、
前記薬剤カセットが装着される薬剤フィーダと、
前記薬剤カセットの使用状態を示すインジケータと、を有する、
請求項9に記載の薬剤分包装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、薬剤分包装置に関するものであり、処方箋に応じて薬剤が収容された薬剤カセットから所定の薬剤を払出し、処方された毎服用分の薬剤を例えば、ブリスターパック形式のトレー(以下、単に「トレー」という。)に分包するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
7行4列に区画した収納凹部を有するウィークリーカレンダーパックと呼ばれるトレーの個々の収納凹部に処方された薬剤としての錠剤を自動的に分配・包装する錠剤分包装置が従来から知られている(特許文献1)。前記トレーは、一日4回の服用回数に応じて分包された錠剤を1行分の各収納凹部に収め、全7行で1週間分を収納できるようになっている。
【0003】
前記特許文献1の錠剤分包装置は、1つのトレー分の錠剤を1つのキャリアによって全て受け取り、そのキャリアを排出位置に待機しているトレー上まで移動させ、キャリアの底壁を構成するシャッターを開くことで、トレーの全収納凹部に錠剤を一斉に排出する錠剤分包装置である。この装置によれば、分包効率が高い上に分包ミスが少なく、また構造的にも簡素化できるという利点がある。
【0004】
ところで、処方される薬剤は多岐に亘り、その薬剤を収容する薬剤カセットの数も多くなる。しかしながら、薬剤分包装置にセットできる薬剤カセットの数は限りがあり、薬剤分包装置にセットできない薬剤カセットは、薬剤分包装置とは別の棚などに保管している。
【0005】
処方する薬剤を収容した薬剤カセットが薬剤分包装置にセットされていない場合には、棚に保管されている薬剤カセットの中から該当する薬剤カセットを取り出し、処方で未使用の薬剤カセットと差し替える。そして、薬剤分包装置は、分包動作を開始する。
【0006】
処方する薬剤に対応した薬剤錠剤カセットが錠剤分包装置にセットされていない場合には、処方に適した錠剤分包装置の装着位置をランプの点灯により表示する薬剤分包装置が
従来から知られている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第5870931号公報
特許第3310232号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、分包処理を予定する処方データに基づく薬剤が薬剤分包装置にセットされている薬剤カセットに存在しない場合には、薬剤カセットを差し替えて分包処理を行うことになる。このため、薬剤カセットの差し替え作業で機械が停止する時間が長くなる。
【0009】
そこで、この発明は、使用するトレーに対応した薬剤分包が行うことができる薬剤分包装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
前記の課題を解決するために、この発明の実施の形態に係る薬剤分包装置は、複数種の薬剤を貯留すると共に、処方データに基づいた薬剤を払い出し可能な薬剤供給部と、前記薬剤供給部から払い出された前記薬剤を、薬剤を収納する複数の収納凹部を有するトレーに分包する分包部と、を有する薬剤分包装置であって、前記分包部は、前記トレーを搭載可能なトレー投入ユニットと、前記トレーを移動させ、薬剤の払出し口に、前記トレーの所望の前記収納凹部を移動させる、トレー駆動ユニットと、前記薬剤供給部から受け取った前記薬剤を前記払出し口から払い出す薬剤供給装置と、を備え、前記薬剤供給装置は、前記薬剤供給部から受け取った前記薬剤を前記払出し口まで案内する薬剤搬送装置を有し、前記薬剤搬送装置は使用する前記トレーに対応して交換可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社湯山製作所
散薬秤量装置
1日前
株式会社湯山製作所
薬剤包装装置
1日前
株式会社湯山製作所
固形剤小分け装置及び固形剤販売方法
1日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置、及び、薬剤仕分装置の制御方法
1日前
株式会社湯山製作所
薬剤仕分装置、薬剤返却システム、薬剤仕分装置の制御方法、及び、プログラム
1日前
個人
穿刺補助具
5か月前
個人
錠剤撒き器
3か月前
個人
男性用下着
5か月前
個人
歯の掃除具
1か月前
個人
身体牽引装置
1か月前
個人
乗馬テラピー
1か月前
個人
塗り薬塗り具
4日前
個人
健康器具
3日前
個人
染毛方法
24日前
個人
発熱器具
1か月前
個人
鼻腔拡張具
3か月前
個人
動体視力強化装置
1か月前
個人
挟圧手工爪矯正具
3か月前
個人
磁器治療器
1か月前
個人
排便漏れ予防装具
5か月前
株式会社コロナ
脱臭機
3か月前
個人
マウスピース
5か月前
個人
血管硬化度算出方法
2か月前
株式会社ナカニシ
生検針
1か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
22日前
東レ株式会社
下肢着用具
1か月前
個人
口腔ケア用歯ブラシ
3か月前
個人
Dr.なかまつよい耳
9日前
個人
立位姿勢支持具
15日前
株式会社ファンケル
化粧料
1か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
大正製薬株式会社
内服液剤
1か月前
株式会社MIC
陰茎補助具
2日前
続きを見る