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公開番号2024107548
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-09
出願番号2023011528
出願日2023-01-30
発明の名称接続構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02G 3/04 20060101AFI20240802BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】カバーとハウジングとの接続に関わる構造が破損することを抑制する接続構造を得ることを目的とする。
【解決手段】接続構造は、ハウジング1と、カバー2と、を接続する構造である。カバー2には、ハウジング1の開口内に配置された本体部21から突出する係合部23が設けられている。係合部23は、内外方向αの外方α1に突出する第一突出部231と、第一突出部231に連続し前後方向Xに延びる第二突出部232と、を備えている。ハウジング1には、係合部23を収容する収容溝123が設けられている。収容溝123は、内外方向αに延びる第一溝123Aと、第一溝123Aに連続し前後方向Xに延びる第二溝123Bと、を備えている。ハウジング1とカバー2とが接続された状態では、第一突出部231が第一溝123Aに収容され、第二突出部232が第二溝123Bに収容される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
端子を収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられた開口を開閉するカバーと、を接続する接続構造であって、
前記カバーには、前記開口内に配置される本体部と、前記本体部から突出する係合部と、が設けられ、
前記係合部は、前記本体部から前記開口の内外に向かう内外方向の外方側に突出する第一突出部と、前記第一突出部に連続し、前記内外方向に直交する方向であって前記カバーを開閉する方向である開閉方向に延びる第二突出部と、を備え、
前記ハウジングには、前記係合部を収容する収容溝が設けられ、
前記収容溝は、前記内外方向に延びる第一溝と、前記第一溝に連続し前記開閉方向に延びる第二溝と、を備え、
前記ハウジングと前記カバーとが接続された状態では、前記第一突出部が前記第一溝に収容され、前記第二突出部が前記第二溝に収容されている接続構造。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記係合部は、前記開閉方向に交差する幅方向に所定幅を有し、前記係合部の前記幅方向の両端部が前記収容溝の内壁面に当接することで、前記係合部は、前記開閉方向に案内される請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
前記ハウジングには、前記幅方向に間隔をあけて対向し前記開口の開口縁部から前記開閉方向に突出し、かつ前記内外方向に延びる一対の第一リブと、前記幅方向に間隔をあけて対向し前記開口縁部から前記開閉方向に延びる一対の第二リブと、が設けられ、
前記第一リブが前記第一溝を構成し、
前記第二リブが前記第二溝を構成している請求項2に記載の接続構造。
【請求項4】
前記係合部は、前記本体部の端縁から前記内外方向に突出する前記第一突出部と、前記第一突出部の突出端部から前記開閉方向に延びる前記第二突出部と、で断面L字状に形成されている請求項1に記載の接続構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、接続構造に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
端子を収容するハウジングと、ハウジングに取り付けられるカバーとを備えたカバー付きコネクタが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、雄型のハウジングと、ハウジングに取り付けられた複数の雄端子と、雄端子の基端部に取り付けられた基板と、基板を保護する基板カバーと、を備えた雄型のコネクタが開示されている。基板カバーは箱状をなし、その左右の片部には、ハウジングとの接続方向に延びる矩形枠状に形成された一対の係合部が設けられている。係合部は、基板カバーがハウジングに取り付けられる際に、ハウジングに形成された係止突起を内部に収めるようにして当該係止突起に係合する。これによって基板カバーがハウジングに保持される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のハウジングには、接続方向に延びる収容溝が形成されている。収容溝は、係止突起を挟む位置に立ち上がって接続方向に延びる一対のリブによって構成されている。収容溝内には、係止突起に係合した状態の係合部の先端部が、収容されて保護される。
【0005】
しかしながら、上述したコネクタでは、係止突起に係合した状態の係合部の先端部が、一対のリブによって保護されるものの、係合部の基端部が外部に露出することから、係合部の基端部に衝撃等が加わった場合に当該基端部が破損するおそれがある。
【0006】
本発明の目的は、カバーとハウジングとの接続に関わる構造が破損することを抑制する接続構造を得ることにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決し目的を達成するために、接続構造は、端子を収容するハウジングと、前記ハウジングに設けられた開口を開閉するカバーと、を接続する接続構造であって、前記カバーには、前記開口内に配置される本体部と、前記本体部から突出する係合部と、が設けられ、前記係合部は、前記本体部から前記開口の内外に向かう内外方向の外方側に突出する第一突出部と、前記第一突出部に連続し、前記内外方向に直交する方向であって前記カバーを開閉する方向である開閉方向に延びる第二突出部と、を備え、前記ハウジングには、前記係合部を収容する収容溝が設けられ、前記収容溝は、前記内外方向に延びる第一溝と、前記第一溝に連続し前記開閉方向に延びる第二溝と、を備え、前記ハウジングと前記カバーとが接続された状態では、前記第一突出部が前記第一溝に収容され、前記第二突出部が前記第二溝に収容されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カバーとハウジングとの接続に関わる構造が破損することを抑制する接続構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(A)は、本発明の一実施形態に係る接続構造を構成するハウジングの斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係る接続構造を構成するカバーの斜視図。
(A)は、図1(A)の領域Aにおける拡大図であり、(B)は、図1(B)の領域Bにおける拡大図。
接続された状態のハウジング及びカバーを示す斜視図。
(A)は、接続前の状態のハウジング及びカバーを示す平面図であり、(B)は、接続途中のハウジング及びカバーを示す平面図であり、(C)は、接続が完了した状態のハウジング及びカバーを示す平面図。
(A)は、接続前の状態のハウジング及びカバーを示す断面図であり、(B)は、接続途中のハウジング及びカバーを示す断面図であり、(C)は、接続が完了した状態のハウジング及びカバーを示す断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、接続構造について説明する。本発明の一実施形態に係る接続構造は、例えば、車両等に配索されるワイヤーハーネスの一部を構成するハウジング1と、ハウジング1の開口を開閉するカバー2と、を接続するための構造である。
(【0011】以降は省略されています)

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