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公開番号
2024104872
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-06
出願番号
2023009275
出願日
2023-01-25
発明の名称
シリンダキャビネット
出願人
大陽日酸株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
F17C
13/08 20060101AFI20240730BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約
【課題】シリンダキャビネットに備えた扉の開閉を自動化しつつ、ボンベ搬送用台車の移動に支障をきたさないようにすること。
【解決手段】使用中又は使用されるガスボンベを格納可能で、かつガスボンベを搬入、搬出する開口部10を有するキャビネット本体2と、キャビネット本体2に支持され、開口部10を開閉する扉3と、扉3を回転することにより開口部10を開閉する回転機構4と、回転機構4で開放された扉3をキャビネット本体2の側壁に沿って開口部10の反対側に退避させるスライド機構5と、を備えるシリンダキャビネット。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
使用中又は使用されるガスボンベを格納可能で、かつ前記ガスボンベを搬入、搬出する開口部を有するキャビネット本体と、
前記キャビネット本体に支持され、前記開口部を開閉する扉と、
前記扉を回転することにより前記開口部を開閉する回転機構と、
前記回転機構で開放された前記扉を前記キャビネット本体の側壁に沿って前記開口部の反対側に退避させるスライド機構と、を備えるシリンダキャビネット。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記回転機構にエアシリンダを備え、前記スライド機構にエアシリンダを備える、請求項1に記載のシリンダキャビネット。
【請求項3】
回転機構は、
前記キャビネット本体に設けられたカーブレールと、
前記カーブレールに沿って移動可能なピンと、
前記ピンを前記扉に連結する連結部と、を備え、
前記スライド機構により前記扉を前記開口部の反対側に退避させる作動に追従して前記カーブレールに沿って前記ピンを移動させることにより前記扉を開放する、請求項1に記載のシリンダキャビネット。
【請求項4】
前記扉を閉鎖した位置に保持するロック機構を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のシリンダキャビネット。
【請求項5】
前記扉の退避位置、前記扉の進出位置に前記扉を位置決めするストッパを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のシリンダキャビネット。
【請求項6】
前記扉の退避位置、前記扉の位置を検知する位置センサを備える、請求項2に記載のシリンダキャビネット。
【請求項7】
前記扉の移動範囲を検知するエリアセンサを備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のシリンダキャビネット。
【請求項8】
前記エリアセンサで障害物を検知した場合に、前記移動範囲の周囲に前記扉の開閉を周知させる警告部を備える、請求項7に記載のシリンダキャビネット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シリンダキャビネットに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、シリンダキャビネットは、各種ガスを供給するための設備として広く用いられている。シリンダキャビネットでは、扉を開閉し、その内側の格納スペースに一対のガスボンベを並立した状態で格納している。シリンダキャビネットでは、何れか一方のガスボンベからガスを供給している間に、何れか他方のガスボンベを交換することで、ガスの供給を中断することなく行うことが可能となっている。
【0003】
ところで、上述したガスボンベの交換作業では、ボンベ搬送用台車を用いて、ガスボンベの搬送を行うと共に、ボンベ搬送用台車とシリンダキャビネットとの間で、ガスボンベの搬出及び搬入(入れ替え)が行われる。
【0004】
しかしながら、このようなガスボンベの交換作業は、作業者が重量物であるガスボンベを抱え上げて行う必要があり、非常に危険で且つ重労働である。さらに、ガスボンベの交換作業は、シリンダキャビネットの狭い格納スペースに対してガスボンベの搬出及び搬入を行わなければならず、作業性も悪かった。
【0005】
そこで、下記特許文献1、2に記載の発明では、ガスボンベの交換作業を容易にするため、シリンダキャビネットの開口部からガスボンベの搬出及び搬入をボンベ搬送用台車により自動で行うことが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第6745957号公報
特許第6812614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、シリンダキャビネットの開口部を開閉するためには、扉を手動により開放、閉鎖する必要がある。このため、上述したボンベ搬送用台車によりガスボンベの搬出及び搬入が自動化されるにつれて、開口部の開閉を自動化する必要性が高まってきた。また、例えば、開放された扉が、ボンベ搬送用台車の移動経路に干渉することを抑えるべき旨の課題がある。
【0008】
上記事情に鑑み、本発明は、シリンダキャビネットに備えた扉の開閉を自動化しつつ、ボンベ搬送用台車の移動に支障をきたさないようにすることができる技術の提供を目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様は、使用中又は使用されるガスボンベを格納可能で、かつ前記ガスボンベを搬入、搬出する開口部を有するキャビネット本体と、前記キャビネット本体に支持され、前記開口部を開閉する扉と、前記扉を回転することにより前記開口部を開閉する回転機構と、前記回転機構で開放された前記扉を前記キャビネット本体の側壁に沿って前記開口部の反対側に退避させるスライド機構と、を備えるシリンダキャビネットである。
【0010】
本発明の一態様は、前記回転機構にエアシリンダを備え、前記スライド機構にエアシリンダを備える。
(【0011】以降は省略されています)
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