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公開番号2024101360
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-29
出願番号2023005312
出願日2023-01-17
発明の名称コネクタ、基板組立体
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01R 13/46 20060101AFI20240722BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】箱状のハウジングを備えたコネクタにおいて、ハウジングの大型化を抑制しつつ変形を抑制する。
【解決手段】プリント基板に表面実装されるコネクタは、複数の端子と、これら複数の端子を保持したハウジング4と、を備えている。ハウジング4は、ガラス繊維を含んだ絶縁性の合成樹脂で構成されている。ハウジング4は、底壁41、上壁42、一対の側壁43,44、後壁45、及び、前面に形成された開口部46を備えた箱状に形成されている。底壁41の外面には第一肉抜き凹部6が複数形成されており、上壁42の外面には第二肉抜き凹部51~57が複数形成されている。第一肉抜き凹部6は、ハウジング4の前後方向に延びてその後端部が後壁45に達し、かつ、その前端部が前記前面に達しておらず、前端部62が先細りテーパ形状となっている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
複数の端子と、これら複数の端子を保持したハウジングと、を備え、
前記ハウジングは、強化繊維を含んだ絶縁性の合成樹脂で構成されており、
前記ハウジングは、底壁、上壁、一対の側壁、後壁、及び、前面に形成された開口部を備えた箱状に形成され、
前記底壁、前記上壁、前記一対の側壁の少なくとも一つの外面に肉抜き凹部が形成され、
前記肉抜き凹部は、前記ハウジングの前後方向に延びてその後端部が前記後壁に達し、かつ、その前端部が前記前面に達しておらず、前記前端部が先細りテーパ形状となっている
ことを特徴とするコネクタ。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記底壁の外面に前記肉抜き凹部が複数形成され、これら複数の肉抜き凹部が平行に並べられている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記上壁の内面に、相手コネクタに係止する係止突起が形成され、
前記肉抜き凹部は前記上壁の外面には形成されておらず、
前記上壁の外面に、第二肉抜き凹部が複数形成され、
前記複数の第二肉抜き凹部は、ハニカム形状の凹部と部分ハニカム形状の凹部とで構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記上壁が、前記ハウジングの前後方向を短手方向、前記一対の側壁の対向方向を長手方向とする長方形状であり、
前記一対の側壁の一方の外面が成形時のゲート位置とされている
ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
【請求項5】
請求項1~4の何れか1項に記載のコネクタと、プリント基板と、を備え、
前記コネクタが前記プリント基板に表面実装されている
ことを特徴とする基板組立体。
【請求項6】
前記肉抜き凹部の前端部が前記プリント基板の端よりも外側に位置付けられている
ことを特徴とする請求項5に記載の基板組立体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ、及びコネクタがプリント基板に表面実装された基板組立体に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
一方向に開口した箱状のハウジングと、該ハウジングに保持された端子と、を備えたコネクタが知られている。このハウジングは、溶融樹脂が金型のキャビティ内に射出される射出成形により得られるものであり、射出成形時の収縮差や端子はんだ付け時の高温環境などによって反り・ヒケ等の変形が生じることがあった。
【0003】
このようなハウジングの変形を抑制する技術として、特許文献1には、箱状のハウジングの開口部周囲にフランジを形成することや、フランジに溶融樹脂の先走りを抑制する湯留めを形成することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-51028号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1に開示された技術においては、フランジや湯留めを形成することでハウジングのサイズが大きくなってしまうという問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、箱状のハウジングを備えたコネクタにおいて、ハウジングの大型化を抑制しつつ変形を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のコネクタは、複数の端子と、これら複数の端子を保持したハウジングと、を備え、前記ハウジングは、強化繊維を含んだ絶縁性の合成樹脂で構成されており、前記ハウジングは、底壁、上壁、一対の側壁、後壁、及び、前面に形成された開口部を備えた箱状に形成され、前記底壁、前記上壁、前記一対の側壁の少なくとも一つの外面に肉抜き凹部が形成され、前記肉抜き凹部は、前記ハウジングの前後方向に延びてその後端部が前記後壁に達し、かつ、その前端部が前記前面に達しておらず、前記前端部が先細りテーパ形状となっていることを特徴とする。
【0008】
本発明の基板組立体は、前記コネクタと、プリント基板と、を備え、前記コネクタが前記プリント基板に表面実装されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ハウジングの大型化を抑制しつつ変形を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態にかかるコネクタを備えた基板組立体の分解図である。
図1の基板組立体の斜視図である。
図1のハウジングを示す図であり、(a)は前面及び上壁を示す斜視図、(b)は底壁及び後壁を示す斜視図である。
肉抜き凹部が形成されていないハウジングと、肉抜き凹部が形成された本発明のハウジングとの違いを説明した説明図である。
図3に示したハウジングの第1変形例を示す底面図である。
図3に示したハウジングの第2変形例を示す底面図である。
図3に示したハウジングの第3変形例を示す底面図である。
図3に示したハウジングの第4変形例を示す底面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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