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公開番号
2024118569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-09-02
出願番号
2023024919
出願日
2023-02-21
発明の名称
収容箱
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
H02G
3/14 20060101AFI20240826BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】パッキン部材の止水性を確保しつつパッキン部材の成形を良好に行える。
【解決手段】収容箱1は、開口部21を形成している本体部2と、開口部21を覆って本体部2に取り付けられるカバー部3と、本体部2とカバー部3の間の止水を行うパッキン部材4とを備え、本体部2は、カバー部3の取付方向Zに沿って形成される側壁22を有し、パッキン部材4は、カバー部3に取り付けられるパッキン本体41、パッキン本体41から突出するシール部42、及び、シール部42に対し側壁22と反対側に形成されシール部42の反対側への撓みを許容する空隙部43、を形成し、シール部42は、カバー部3が本体部2に取り付けられていない状態で取付方向Zに対して側壁22が位置する側に向けて斜めに突出し、かつ、先端部分に形成されカバー部3が本体部2に取り付けられた状態で側壁22の側面22Aに接触する第一リップ42Aを有するように構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
内部に収容物を収容可能とし、内外を連通する開口部を形成する本体部と、
前記開口部を覆って前記本体部に取り付けられるカバー部と、
前記カバー部に設けられ、前記本体部と前記カバー部の間の止水を行うパッキン部材と、を備え、
前記本体部は、前記本体部に対する前記カバー部の取付方向に沿って形成され前記内部を囲う側壁を有し、
前記パッキン部材は、前記カバー部に取り付けられるパッキン本体、前記パッキン本体から突出し前記側壁に接触するシール部、及び、前記シール部に対し前記側壁と反対側に形成され前記シール部の前記反対側への撓みを許容する空隙部、を形成し、
前記シール部は、前記カバー部が前記本体部に取り付けられていない状態で前記カバー部の前記取付方向に対して前記側壁が位置する側に向けて斜めに突出し、かつ、先端部分に形成され前記カバー部が前記本体部に取り付けられた状態で前記側壁の側面に接触する第一リップを有している、
収容箱。
続きを表示(約 230 文字)
【請求項2】
前記本体部は、前記側面から突出して前記側面に対し交差する方向に形成される上面を有する棚部を形成し、
前記シール部は、先端部分に形成され前記カバー部が前記本体部に取り付けられた状態で前記棚部の前記上面に接触する第二リップを形成している、
請求項1に記載の収容箱。
【請求項3】
前記棚部は、突出方向における前記上面の幅が前記シール部の幅以上の大きさとなるように、設けられている、
請求項2に記載の収容箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、収容箱に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、収容箱として、例えば、特許文献1、2に記載されるように、筐体に対し開閉可能な蓋体を備えた収容箱が知られている。この収容箱は、蓋体において筐体と突き当たる位置にパッキンが配置され、このパッキンにより筐体と蓋体の間の止水を行っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-115955号公報
特開2004-019887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した収容体では、止水性を高めるようとすると筐体に対する蓋体の取り付けが困難となる場合がある。すなわち、上述した収容体では、高い止水性を得るためには筐体に対し蓋体を強く押し付ける必要がある。このため、筐体に対する蓋体の取り付けに強い力が必要となり、蓋体の取り付け作業が円滑に行えないおそれがある。
【0005】
これに対し、蓋体に取り付けられるパッキンを筐体の側面に当接させて筐体と蓋体の間の止水を行うことが考えられる。この場合、蓋体の取付方向とパッキンの当接方向が異なるため、蓋体の取り付け作業の円滑化が期待できる。しかしながら、パッキンからリップを突出させて筐体の側面に当接させようとすると、パッキンの製造が困難になる点で改善の余地がある。例えば、パッキンのリップが蓋体の取付方向に対し交差方向へ突出することとなる。この場合、パッキンの成形による製造において、リップがアンダーカットとなり、パッキンの成形が困難となるおそれがある。
【0006】
そこで、本発明は、パッキン部材による止水機能を確保しつつパッキン部材の成形を良好に行える収容箱を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係る収容箱は、内部に収容物を収容可能とし、内外を連通する開口部を形成する本体部と、前記開口部を覆って前記本体部に取り付けられるカバー部と、前記カバー部に設けられ、前記本体部と前記カバー部の間の止水を行うパッキン部材と、を備え、前記本体部は、前記本体部に対する前記カバー部の取付方向に沿って形成され前記内部を囲う側壁を有し、前記パッキン部材は、前記カバー部に取り付けられるパッキン本体、前記パッキン本体から突出し前記側壁に接触するシール部、及び、前記シール部に対し前記側壁と反対側に形成され前記シール部の前記反対側への撓みを許容する空隙部、を形成し、前記シール部は、前記カバー部が前記本体部に取り付けられていない状態で前記カバー部の前記取付方向に対して前記側壁が位置する側に向けて斜めに突出し、かつ、先端部分に形成され前記カバー部が前記本体部に取り付けられた状態で前記側壁の側面に接触する第一リップを有するように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る収容箱によれば、パッキン部材による止水機能を確保しつつパッキン部材の成形を良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る収容箱の分解斜視図である。
図2は、実施形態に係る収容箱の斜視図である。
図3は、図2のIII-IIIにおける収容箱の断面図である。
図4は、本体部とカバー部が離間した場合の収容箱の断面図である。
図5は、実施形態に係る収容箱におけるパッキン部材の説明図である。
図6は、実施形態に係る収容箱におけるパッキン部材の説明図である。
図7は、実施形態に係る収容箱における成形性の説明図である。
図8は、実施形態に係る収容箱における成形性の説明図である。
図9は、実施形態に係る収容箱における成形性の説明図である。
図10は、実施形態に係る収容箱の変形例の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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